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【速報】ゼクシィ縁結びエージェント サービス終了へ

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婚活レッツ「【速報】ゼクシィ縁結びエージェント サービス終了へ」-1

リクルートでも勝てない業界が婚活業界ということ!

ネットニュースが飛び込んできました。リクルート社が運営する「ゼクシィ縁結び」・「ゼクシィ縁結びエージェント」 サービス終了のニュースでした。業界トップを独走するIBJも脅威と感じていたリクルート社の婚活サービスですが、2014年サービススタートから月日を経て2026年3月末でサービス提供を終了するとのことです。


ゼクシ―縁結びの各サービスが終了に至った背景について、調べてみました。


1. 婚活業界全体の背景

近年、婚活市場は多様化の一途をたどっています。少子高齢化や晩婚化の進展により、結婚を望む人々のニーズは変化し、それに応える形で様々な婚活サービスが登場しました。


◆マッチングアプリの台頭

スマートフォンとインターネットの普及により、手軽に利用できるマッチングアプリが若年層を中心に浸透。登録者数や出会いの機会において、従来の結婚相談所を凌駕する勢いで成長しました。匿名性が高く、自分のペースで活動できる点が支持されています。


◆結婚相談所の多様化

従来型の仲人型結婚相談所に加え、データマッチング型やオンラインに特化した結婚相談所など、サービスの形態が多様化。コストパフォーマンスを重視する層から、手厚いサポートを求める層まで、幅広いニーズに対応しようとする動きが見られます。


◆料金体系の多様化

マッチングアプリは無料から始められるものが多く、結婚相談所も初期費用を抑えたプランや月額制のサービスが増加し、利用者の経済的な負担を軽減する傾向にあります。


◆オンライン婚活の普及

コロナ禍を契機にオンラインでの出会いや相談が一般化し、場所や時間に縛られない婚活が可能になりました。


2. 結婚相談所パートナーエージェントとコネクトシップの状況

パートナーエージェントは、成婚を重視した「成婚コンシェルジュ」による手厚いサポートを特徴とする結婚相談所です。その一方で、同社が運営する「コネクトシップ」は、結婚相談所業界の連携を強化する重要なプラットフォームとして機能しています。


◆コネクトシップの目的と効果

コネクトシップは、複数の結婚相談所が会員情報を共有し、相互に紹介し合うことで、会員の出会いの機会を大幅に拡大することを目的としています。加盟相談所の会員は、自社の会員だけでなく、コネクトシップに参加する他社の会員も紹介対象となるため、マッチングの可能性が高まります。これは、特に小規模な結婚相談所にとっては、会員数の少なさによる出会いの機会の限定という課題を克服するための有効な手段となります。


◆コネクトシップによる競争環境の変化

コネクトシップの登場は、結婚相談所間の競争環境に大きな影響を与えました。自社で会員を囲い込むだけでなく、他社との連携によって会員満足度を高めるという新たな戦略が生まれました。これにより、単独で会員を集める力が弱い結婚相談所でも、質の高いサービスを提供することで生き残れる可能性が広がりました。


3. ゼクシィ縁結び・ゼクシィ縁結びエージェント サービス終了の背景分析

上記の業界背景とコネクトシップの状況を踏まえ、ゼクシィ縁結びおよびゼクシィ縁結びエージェントのサービス終了の背景は、以下の要因が複合的に絡み合った結果であると推測されます。


3-1. マッチングアプリ市場における競争激化と差別化の困難さ


◆後発としての不利

ゼクシィ縁結びがサービス開始した2014年頃には、すでに多数のマッチングアプリが存在し、先行者利益を享受していました。後発として市場に参入したものの、既存の強力なサービスとの差別化が難しかったと考えられます。


◆「ゼクシィ」ブランドの浸透度とのミスマッチ

「ゼクシィ」ブランドは結婚情報誌として圧倒的な知名度を誇りますが、そのブランドイメージは「結婚が決まったカップル」や「結婚準備」に強く結びついています。一方で、婚活は「出会い」の段階であり、ユーザーが求めるサービス内容やブランドイメージとの間に乖離があった可能性があります。ユーザーは「ゼクシィ」に「信頼性」を求める一方で、マッチングアプリに求める「手軽さ」や「気軽さ」とは必ずしも一致しなかったのかもしれません。


◆無料アプリとの価格競争

無料で利用できるマッチングアプリが多数存在する中で、ゼクシィ縁結びの有料プランの競争力維持が難しかった可能性があります。結婚情報誌「ゼクシィ」が持つ既存の顧客基盤を活かしきれなかった可能性も考えられます。


3-2. 結婚相談所市場における競争とコネクトシップの影響

◆コネクトシップへの不参加(推測)

記事からはゼクシィ縁結びエージェントがコネクトシップに参加していたかどうかは確認できませんが、もし不参加であった場合、これは大きな競争上の不利となった可能性があります。コネクトシップに参加している結婚相談所が紹介できる会員数が格段に多いのに対し、ゼクシィ縁結びエージェントは自社会員のみでのマッチングに限られてしまい、出会いの機会の点で劣勢に立たされたと考えられます。特に、コネクトシップのような提携網が広がる中で、単独の結婚相談所が新規顧客を獲得し、成婚数を維持することはますます困難になります。


◆「結婚相談所」としての独自性の希薄化

「ゼクシィ縁結びエージェント」という名称から、大手リクルートが運営する安心感はあるものの、他の大手結婚相談所(IBJ、ツヴァイ、オーネットなど)と比較して、明確な差別化ポイントや強みを打ち出せていなかった可能性があります。特に成婚に対するコミットメントやサポート体制において、パートナーエージェントのような専門性の高いサービスと比べられた際に、優位性を示すことが難しかったのかもしれません。


◆事業規模の経済性

結婚相談所事業は、ある程度の会員規模がなければ効率的なマッチングが難しく、収益を上げにくい側面があります。新規会員の獲得が計画通りに進まず、一定の事業規模に達しなかった場合、サービスの継続が困難になるのは自然な流れです。


3.3. 事業環境の変化と総合的な判断

リクルートが発表した「事業環境の変化やサービスの利用状況などを総合的に判断した結果」という説明は、上記の複合的な要因を包括していると考えられます。


◆収益性の課題投資に見合うだけの収益を上げられなかった可能性があります。新規会員の獲得コスト、システム維持費、人件費などを考慮すると、競争の激しい市場で十分な利益を確保することが難しかったと推測されます。


◆経営資源の集中

リクルートは多角的な事業展開を行っており、事業ポートフォリオの見直しを常に実施しています。競争が激しく、将来的な成長性や収益性が見込みにくいと判断された事業は、他の成長分野に経営資源を集中させるために撤退する可能性があります。婚活市場におけるリクルートの既存事業(ゼクシィブランド)とのシナジー効果も期待されたかもしれませんが、事業単体での評価が厳しかったのかもしれません。


◆ブランドイメージの維持

「ゼクシィ」ブランドの信頼性を保つためにも、中途半端なサービスを継続するよりも、撤退してブランドイメージを毀損しない判断がされた可能性も考えられます。


◎結論

ゼクシィ縁結びおよびゼクシィ縁結びエージェントのサービス終了は、婚活市場の急速な変化、特にマッチングアプリの台頭と結婚相談所業界における提携網(コネクトシップなど)の重要性の高まりという「事業環境の変化」に十分に対応しきれず、競争優位性を確立できなかった結果と分析できます。

強力な「ゼクシィ」ブランドを持つリクルートであっても、変化の速い市場で明確な差別化ポイントと効率的なビジネスモデルを構築できなければ、サービスの継続は難しいということを示唆する事例と言えるでしょう。

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