独身者が考える「独りでいた方が楽だな」はとても危険!
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独りでいることに慣れ過ぎると、結婚が遠のく!
独り暮らしが長い独身者は、誰かと一緒に生活をしていないので、一人でいることの寂しさはある一方で、一人でいることの楽さや快適さを心地よく感じており、結婚に対して前向きになれないという人も少なからずいると思います。
確かに、一人で生活することのメリットは大きいと思います。自由な時間、自由な空間、自由なお金の使い方が出来るので、束縛されずに生活することが出来ます。結婚生活は、これらの自由が奪われることを意味するので、積極的に自由を手放したいかというと独身生活が長い人にとっては容易に判断をすることが出来なくなってしまうのです。
この自由を手に入れた人は、婚活でお相手探しをする際に、異性を比較するだけでなく、今の自分自身の生活と結婚生活を比較して婚活しているところがあり、更に婚活を難しくしてしまっていると思います。
婚活がうまくいかないと、無理に結婚しなくてもいいのかなとも考えるようになり、モチベーションの低下にもつながてしまいます。一人の方が楽とか、結婚しなくてもいいかなと考えるようになったら、かなり危険だと考えて頂きたいと思います。
30代半ばを超えると男女問わず、結婚相手を見つけることは容易ではなくなります。また、年収も高くなったり、人生経験も豊富になっているので、自然と基準が高くなっています。例えば、社会人としてキャリアを積んでくると、社会人としてのマナーやコミュニケーションスキル等について、一定以上の基準を求めてしまったりします。特に、高いレベルの環境で仕事をしている人というのは、それなりの人材が集まっていて、その中で仕事をしていると結婚相手にも同等のレベルの人を求めてしまったりします。少し基準を下げたとしても、世間一般的にはそれなりの高い基準となっていて、乖離してしまっているケースが多いです。
35歳を超えて婚活を進める場合は、意識として「結婚する覚悟を決める」、「絶対に結婚するぞ」と強く意識すること、それとある程度のところで手を打つというか決断をすることが大切となり、覚悟と決断が出来る人だけがご成婚をしていくと思っています。
日本人の初婚ピーク年齢は、女性は約26歳、男性は約28歳となります。35歳の年齢は7~9歳離れていることになり、だいぶ出遅れているという認識を持って頂く必要があります。また、女性の35歳という年齢は、第3子を授かった平均的な年齢ということになります。子供を授かりたいということで、婚活をスタートして子供にチャレンジしたいという女性は、世の中の平均的数値からするとだいぶ遅れていることになり、選り好み婚活をこれからするとなると、生涯独身のままになるリスクが高くなるということになります。
ですから、覚悟と決断を意識して、あまり選り好み婚活をせず、高嶺の花狙いをやめて、自分自身の身の丈に合ったお相手を見つけて短期間でご成婚をして、子供にチャレンジするのが良いと思っています。