それは家事をやっているとは言わない!
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2週間に1回掃除を軽くやる程度は、家事をやってるとは言わない!
現代の日本社会において、夫婦は共働き&共家事が当たり前になっています。1980年では共働き世帯が約35%であった一方で、直近のデータ2022年度は約70%と専業主婦世帯と逆転している状況です。共働き世帯が大半ということになるので、夫婦で労働しているのですから、家事や育児を分担するのは当たり前になっています。
専業主婦世帯が多かった頃は、婚活者の親世代においても専業主婦世帯がおおいため、専業主婦である母親を見て育ったきたことで、それが当たり前だと思っている節があります。しかし、共働きをしているにも関わらず、特に男性である夫は家事は妻がやるものという先入観があるため、やっても手伝い程度という感じになっている夫婦も少なくないと聞きます。
男性の一人暮らしの婚活者にお聞きすると、大半の男性は家事は出来ます、やってますと回答してきます。しかし、どの程度やっているかと言いますと、2週間に1回床を拭くとか、クリーナーをかけるといった程度で、お風呂、トイレ、キッチン回り、玄関などは更に頻度が下がるという感じで、年末の大掃除にやるぐらいのものです。果たしてこれを家事をやってますと言って良いのかということになります。
結婚後、特に子供を授かった場合には特に、室内の掃除はしっかりとやっておかないと、子供に悪影響が出てしまいます。ですから、毎日かなり丁寧に掃除をすることになりますが、2週間とか1ヵ月に1回程度しかやらなかった人が毎日掃除をするとなるとかなりキツイものがあります。しかも、仕事もしなければならないので、掃除にそんな時間はかけていられないということになります。そうすると、適当にやったり、サボったりということで夫婦喧嘩の種になってしまいます。
掃除をはじめ、家事育児は本当に大変なので、独身のうちはあまりやらなかった人も、結婚後はかなりの頻度で掃除が必要になるので、心しておく必要があります。