恋愛結婚とお見合い結婚の大きな違い!これを知った上で婚活
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恋愛結婚との決定的な違いは婚活を進める上で重要なポイント
結婚相談所の婚活をお見合い結婚と言うならば、恋愛結婚との違いを理解した上で婚活をする必要があります。
お見合い結婚と恋愛結婚の大きな違いは何なのでしょうか?これは、いくつかあるのですが、仲人アドバイザーとして感じる大きなポイントについてお話をしたいと思います。
まず結論から言いますと、恋愛結婚は相手がいる状態で結婚を目指すのに対し、お見合い結婚は相手がいない状態で結婚を目指すという違いがあります。
もう少し分かりやすく説明しますと、恋愛結婚は二人がどこかで出会って、交際をして恋愛関係になって、その延長として婚約をして結婚するというフローになります。一方で、お見合い結婚は、まだ相手がいない状態で結婚を目指して相手を探すというフローになります。
恐らく、本来は相手がいてそのお相手とこの先も一緒にいたいから法的な手続きを踏んで婚姻関係になるものだと思います。日本では婚姻組数の85%程が恋愛結婚と言われています。大半が恋愛結婚になるので、どこかで出会った二人が相思相愛の関係になり、交際を深めて結婚という選択をすることになるのです。
この恋愛結婚のプロセスが一般的と考えるならば、お見合い結婚というのは少し違和感があるというか、相手がいない状態で結婚をしたいという欲求から、相手を探して結婚するという少しイレギュラーなプロセスになるのです。
結婚相談所の出会いもあまたある出会い方の一つと考えれば、特別なものではないと思いますが、成婚(婚約)というゴールに向けて、これからパートナーを探していくこと、更には1人のお相手と交際が出来る期間に制限があり、その期間は原則3ヵ月、最長6ヵ月と決められていることから、短い期間で決断をしていく必要があることになります。
結婚相談所のシステムを知らない人からすると、少し違和感のある難しそうな活動に感じるかもしれませんが、結婚する覚悟を決めること、それと婚活で何をするべきかを理解して活動をすれば、逆に3ヵ月ルールが背中を後押ししてくれることになります。
目的は、あくまでも結婚することであり、恋愛を楽しむことではないということです。恋愛をしたい、楽しみたいという人にとってはミスマッチなサービスになると思います。1人のパートナーを見つけて、その人と成婚して、新婚生活で恋愛を楽しむぐらいの感覚で婚活に臨むことが大切になります。
婚活をしていてうまくいかない人から頂く多くの意見として、「好きになれない」「恋愛感情が湧かない」「気持ちが付いていかない」といったものがあります。特に、女性の意見が多いように感じます。それだけ女性は気持ちや感情面を重視しているのだと思います。
しかし、恋愛を期待したり、恋愛感情が芽生えてくるのを待っていても成婚は実現しません。年齢と共に体力だけでなく感情も老化するため、人に対しても簡単に気持ちが動きづらくなるものなのです。その状況の中で婚活をして成婚を実現するためには、意識を変えて、覚悟を持って婚活をすることが大切になります。
覚悟とは、結婚する覚悟です。理想のお相手や好きなタイプのお相手ではなく、将来一緒にやっていけそうとか、一緒にいて嫌じゃないとか、長時間一緒にいても違和感がないとか、優しい性格といった恋愛的な感情とは少し異なるような視点でお相手選びをしていくと良いと思います。
そんなんじゃ結婚なんてできないと言う声も聞こえてきそうですが、恋愛と結婚は異なるものと考えて、結婚する覚悟と決断をして頂けたらと思います。