お見合いで60分経過したら、どのように切り出すかが大事!
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お見合いで60分が経過したら、どのように切り出すのが良い?
結婚相談所のお見合いは、原則60分前後ぐらいのお時間とされています。これはあくまでも原則的な時間ですが、IBJ連盟ではルールブックにも60分前後の長すぎず、短すぎずの時間で実施するという文言が入っているので、60分を一つの目安とするのは一つのマナーとなります。
その上で、お見合い時間が60分経過したらどのようなアクションを取ると良いのかについて、婚活レッツの仲人として見解をお話ししたいと思います。
私個人的には、お見合いの時間について60分というのは少し短いように感じます。出来れば90分ぐらいと考えますが、60分から90分ぐらいのお時間の中で終了させるのが良いと思います。
私が13年程前に前職で結婚相談所を立上げた頃は、最低でも60分という基準が結婚相談所の指導方針として提示されていましたが、今は少し基準が変わってきています。これは、お見合い件数が増えてきていることにより、お見合い場所の確保が難しくなっていることと、ホテルのラウンジやカフェでもお見合いで長時間利用は嫌がられてしまうこともあり、60分ぐらいで終了するのが望ましいということになっていると思います。お見合いは原則お茶だけになるので、飲食店側からしても、あまり好ましい客ではないのだと思います。ホテルラウンジであれば、近い将来的にそこでお見合いをした人が挙式や顔合わせで使って頂けることも多くあるので、ある程度許容して頂けているとは思います。
お見合い時間60分の中で、お話が全く盛り上がらない場合は、無理に60分から延長しても無駄だと思いますが、逆に盛り上がっている場合に60分が経過したからといって、盛り上がっているお話を止めて、帰りましょうとやってしまうとせっかくのご縁が流れてしまう可能性もあります。
では、60分が経過した時にどのように切り出して、対応していくのが良いのか?ということですが、私の見解は、まず60分が経過した時に次のことを確認すると良いと思います。
・60分が経過したことをお相手に伝える
・時間はスマホのタイマー設定やアラーム機能で60分が経過したことを把握する
・お相手にまだお時間は大丈夫かどうか、もう少しお話が出来るかの確認をする
・こちらとしては、もう少しお話をしたい気持ちを伝える
・相手の承諾が得られたら、10分から30分ぐらい延長してお話をする
・都合90分程が経過したら、長くなってしまいましたのでそろそろ行きましょうかと切り出す
・スマートにお会計(男性)をして、ラウンジやカフェを出る
・駅まで一緒に帰る
このような流れで60分が経過してから切り出して頂くと良いと思います。
お見合いは戦略です。場当たり的な感じでやってしまうと、ボロが出たり、ミスをしたりしてご縁に繋がらないことがあります。
一つ一つの対応を丁寧にしっかりと行うことで、お相手から交際希望を頂くことが出来て、ご縁を繋ぐことが出来ると思います。