婚活では自分の考えが必ずしも正しいと思わないことが大事!
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相手の立場になって考えたり、想像することは大事!
結婚相談所の仲人をしていると、仕事柄から多くの婚活者さまから意見や感想、相談などをお聞きすることがとても多いです。そんな中で、とても強く感じることがあります。それは、どの婚活者さまも自分目線というか、自分の視点からしか物事やお相手のことを見ていないということです。
あたかも自分が面接官で、お相手はその面接を受ける受験者といった構図で、自分自身が選ぶ立場であるような感覚で婚活をしているように感じます。
例えば、お見合いやデートでお相手が遅刻をしてきた場合、どのように感じ、考えるかということです。当然のこととして、遅刻をする側が悪いことは言うまでもありませんが、遅刻をする側にも何某かの理由があるのかもしれません。
遅刻をされた人の多くは、だらしないとか、舐められているとか、やる気がないといったネガティブな見方をして相手を評価してしまうところがあります。この場合は、相手の立場にはあまり立たず、自分の立場で審査をする目でお相手を見ているからこそ、そのような思考や発想になるのです。
その思考は、相手の立場に立って考えるようにすれば、少し考え方や気持ちの持ちようも変わるのだと思います。遅刻をしてきたことで、負い目を感じてしまって、お見合いやデートを楽しめなくなってしまかもしれないと考えるならば、遅刻をしてきたお相手に対して優しい声をかけてあげたり、「体調不良」や「人身事故」などを疑って、体調面などの気を遣ってあげて、場の空気が悪くならないように気を遣う事が大切になると思います。
遅刻をされた場合、お相手が登場した際には是非、「ぜんぜん、気にしないでくださいね」とか、「ゆっくりでいいですよ」とか、「ご体調などは大丈夫ですか?」といった感じでお声がけをして頂くと良いと思います。
また、遅刻してきたお相手に対して絶対にやるべきではないことは、まず「なぜ遅刻をしてきたのか」について問いただしたり、説教をしたりすることです。また、時間は有限で大切なものなので、人の時間を奪わないで欲しいといった持論をかざして、相手に対して追求したりしてもいけません。これらは致命傷になってご縁が繋がりませんので、絶対に口に出したりしてはいけません。
遅刻をする側が悪いのですが、それでも遅刻をする側にも遅刻をする理由がある訳です。多くの人は、遅刻イコール時間にルーズ、ダラシナイ、人を馬鹿にしているなどと考える人が多いようです。まずは、相手の立場に立って考えてみることです。遅刻をされた側があからさまに怒った態度をしたり、不貞腐れたり、嫌味を言ったり、文句を言ったりする行為は、相手に不快な思いをさせてしまいますし、交際を深めていこうという気持ちにもなれなくなってしまいます。
遅刻をしたことについて、あまり気にしていないようだった、あるいは優しい声をかけてくれたといった人の方が好感が持てますし、交際を進めていきたいと思って頂けると思います。