年の差婚のメリットとリスク!
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結婚相談所では、40歳を超えたぐらいから年の離れた年下女性を求める傾向が強くなります。
理由は、主には二つあって、一つは子供を授かりたいという希望から女性の年齢を意識していること。二つ目は、生物的、本能的に若い女性を求めていることが挙げられます。
一方で、女性はどの年代においても結婚相手となる男性に対しては、近い年齢の男性を求める傾向が強く、その年齢差は3歳差程度になり、離れていても5歳以下の男性を求めています。(2024年IBJ成婚白書より)
日本の婚姻関係にある夫婦の年齢差は平均で2.4歳で、3歳差までの年齢差が全体の約7割となります。(2015年国勢調査より)また、初婚夫婦に限定して言えば、同い年夫婦が21%、妻1歳上が9.8%、妻2歳上が4.8%、妻3歳上が3.1%となり、夫1歳上が13.6%、夫2歳上が9.2%、夫3歳上が7.2%となります。要は、日本国内における夫婦は、それ程年の差はなく近い年齢の男女が結婚しているのが現実になります。
40代以上の男性が、人生をかけて婚活をして子供を授かりたいというお気持ちはよくわかります。結婚相談所の仲人アドバイザーである私も、結婚相談所やアプリで何度か成婚をしていますが、今の妻とは49歳で結婚し、50歳と52歳で子供を授かっています。年齢差は10歳です。
10歳差もかなりの年の差ですが、一まわり下や15歳以上の年の差となると、メリットばかりではなくリスクを伴うことも理解をする必要があります。
最近観たyoutube動画で、「20歳下の妻から敵意を感じて… 元建築会社経営75歳が話す年金生活のリアル」というタイトルの動画がありました。若い頃は20歳も年下の嫁さんをもらったということで周囲にも自慢が出来たいたようですが、3人の子供を大学と大学院まで卒業をさせたら、夫としての役割を終えてしまって妻からするとゴミと化してしまいます。それに耐えかねた夫は、家を出て一人暮らしを始めたという内容になっています。
私も10歳年が離れているので、子供が大きくなった時の事なども考えていく必要があると思っています。子供が20歳の時に私は70歳と72歳になっているので、健康年齢の間は子育てや教育に全力を注ぎたいと思っています。あとは、野球をやらせたいかな。
婚活レッツの会員さまや婚活者さまから、子供を授かりたいということで婚活相談を多く頂きます。基本的には、頑張って短期成婚を実現して子供さんにチャレンジしましょうとお話をしています。自分自身が身をもって子供を授かって心の底から良かったと思っているので、同じ気持ちで婚活をしたい人を応援したいと思っています。
リスクを恐れたら内も身動きが出来なくなります。困難は何とか対応できると考えて、前を向いて欲しいと思います。諦める事は簡単です。止めてしまえばそれまでです。難しい課題にトライして、実現することが大切になります。
年の差婚のリスクはありますが、ある程度の年齢になった男性婚活者はリスクを取ってチャレンジして欲しいと思います。