仲人だから知っている「仮交際」のリアルな進め方
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目次
- 「仮交際」のリアルな進め方
- 仮交際とは?真剣交際との違い
- 仮交際で意識すべき3つのポイント
- 仮交際中によくある悩みと仲人のアドバイス
- まとめ:仮交際は“結婚への可能性を育てる期間”
「仮交際」のリアルな進め方
こんにちは。
April SATO代表カウンセラーSATOです。
今日は「仮交際」について、仲人だからこそ知っている「リアルな進め方」をお伝えします。
婚活を始めたばかりの方にとって、
「仮交際って何?」
「どう過ごすのが正解?」
と迷うことも多いのではないでしょうか。
多くの方を見てきた中で、「仮交際」は成婚に向けた最初の大きなハードルと感じています。
今回の内容が、少しでもヒントや安心につながれば嬉しいです。
仮交際とは?真剣交際との違い
仮交際とは、お見合い後に「また会ってみたい」とお互いが感じた場合に始まる、いわば“友達以上恋人未満の期間”のことです。
この時点ではお相手を「恋人」として独占しているわけではありません。
複数人との仮交際を公に許されている期間です。
一方で、真剣交際は「他の人とは交際せず、この人と結婚を見据えて向き合っていきたい」とお互いが確認してから進む段階です。
冒頭で「最初の大きなハードル」とお伝えしたのは、
初めましてと会った赤の他人から、1-3ヶ月後には「結婚を前提とした真剣交際に入る状態」にする期間だからです。
お互いに知る努力、歩み寄る努力が求められます。
仮交際で意識すべき3つのポイント
仮交際でよくあるのが、初回デートで「ちょっと違うかも」と早々に判断してしまうケース。
でも、数回会ってみないとわからない魅力もたくさんあります。
“ご縁があるかもしれない一人”として、少しフラットに向き合ってみるのがコツです。
仮交際では、LINEや電話などのやりとりも大切。
たとえば「自分ばかり連絡してる気がする」「返信が遅い」と感じたときは、仲人に相談しながら調整するのがおすすめ。そうならないために事前にどれくらいの頻度で連絡するか決めておくのもありです。
不安や疑問をため込まずに、素直な気持ちでやりとりできると◎です。
長時間のデートよりも、最初は1〜2時間のランチやカフェなどで、少しずつ関係を深めるのが良いです。
ここで「単純接触効果」という心理学の法則をご紹介します。
元々興味がなかった物事や人物に対して、複数回接触を繰り返すことで、興味を持つようになるという心理的現象です。
デートは短く3時間未満にする代わりに、最低でも週1回は顔を見て話すことがポイントです。
仮交際中によくある悩みと仲人のアドバイス
Q. 連絡が少なくて気持ちがわからない
→ その不安、実はお相手も感じているかも。直接聞きづらいことも、仲人を通じて確認できます。
Q. 他にも仮交際中の人がいると聞いて不安です
→ そもそも他に仮交際中の人がいるなどという話は相手に言うべきことではなく、それを言ってしまう時点でマナー違反です。
また、IBJの中では仮交際中は複数人と同時に交際可能というシステムなので「当然いる」と思っておいてください。そしてご自身も複数人と同時並行で仮交際をすることをおすすめます(2-3人がおすすめ)。
Q. 好意があるかわからず、次に進んでいいのか悩む
→ 好意があるか分からない状態で真剣交際に進むことはおすすめしません。
好意があるかどうかの見極めとしては、自分の中に「また会いたい」「もっと知りたい」という気持ちがあるかどうかを探ってください。
成婚者の多くは「特別なときめきより、安心感があった」と話しています。
まとめ:仮交際は“結婚への可能性を育てる期間”
仮交際は、お相手と向き合いながら“自分の理想”や“価値観”にも気づける貴重な時間です。
焦らず、でもしっかりと向き合う姿勢が、良いご縁を引き寄せます。
仲人としては、「この人となら幸せな結婚生活を送れそう」と心から思えるようなお相手に出会っていただきたいので、可能性を見極められるようにお相手と向き合ってもらえたらと思います。