心のシャッターを下ろすのはまだ早い!
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共通点を探しましたか?
お見合い後の返事で「共通点がないので交際は希望しません」と、さらりと結果報告をしてくる人の多さに嘆いています。
そんな皆様に一言。
「どこまで探そうとされましたか?」
確かに人は共通なものが無いとコミュニケーションを取るのは難しいです。
お見合いは初対面ですので、まず相手を第一印象で判断し、それをクリアしたら、次は共通点があるかどうかを考えるのは重要なことです。
相手との趣味や考え方など、何も共通することがないとしたら、今後コミュニケーションする必要性を見いだせないと考えるのは分かります。
一方、何か共通したものがあれば話す内容が近くなり、親近感を覚えます。
会話が上手な方は、初対面でも何とか相手との共通点を見つけようと、相手の話を一生懸命聴こうとされます。
又、相手との話の中で自分との共通点が少しでもないかを意識して話していかれます。
そして一点でも見出すと「自分もそうなんですよ!」 「わかるわかる!あれは興味深いですね~」とか、共感の言葉を発します。
男女の出会いで、「共感」に失敗している人は案外多いです。
こういう方は会話の中で「自己主張する」傾向にあります。
「でも、僕(私は) そうは思わない(感じない)」のような言葉を初対面に人に投げかけては、相手は全てを否定されているようでガッカリ。寂しい気持ちになります。
評論めいたことを言うのも控えたほうが良いですね。
共感してもらい、受け入れられたと感じると嬉しくなり、さらに会話が進み、最初「あまり合わないな~」、「共通点がないな~」と思っていたのに「あら、ここは一緒だわ」と見つけることができ、改めてもっと話がしたい気持ちにもなります。
よく話し込むと自分が育った環境に近いことが分かったり、今後、行動を一緒に過ごすことで、一番の理解者になってくれる人かもしれません。
早々に心のシャッターを下ろさないで、まず2度3度は会っていただき、共通点を探し出していただきたいものです。