30代前半の会社員の女性が3ヶ月で成婚した婚活エピソード(12)

海外赴任をきっかけに将来を考える時間が増え、「そろそろ結婚したい」と思うようになりました。赴任当初はお付き合いしていた方もいましたが、環境が変わる中で今後の人生を改めて見つめ直しました。 マッチングアプリは最初から考えておらず、海外では出会いの選択肢も限られていました。その中で「結婚を真剣に考えている方だけがいる環境」で活動したいと思い、結婚相談所を選びました。時間的な制約もあり、夏休み期間中にお相手を見つけて、仕事に集中できるようにしたいという思いが背中を押しました。

海外で暮らしていると日本語で話す機会が少なく、お見合いだけでなく、カウンセラーさんとの会話も楽しみのひとつでした。短期間で成婚を目指せるよう、節目ごとにミーティングを設けてくださったことが大きな支えになりました。 振り返ると、二人で過ごした時間はどれも楽しくて、全部が思い出に残っています。とくに京都デートは本当に特別でしたし、一緒に結婚指輪を作ったときのことは、今でも心があたたかくなる大切な記憶です。 オンラインで初めてお会いした時、彼はとても穏やかで、これまで出逢ったことのないタイプの落ち着いた大人の男性という印象を受けました。仮交際中は当たり障りのないLINEを数回交わしながら、生活のことや食べたものなどをやり取りしていました。
「この人と結婚したい」と感じたのは、嫌なところがなく、一緒にいてイライラしない安心感や、話がとても合うところでした。私の話を時間の許す限り聞いてくれ、いつも前向きな姿勢にも惹かれました。婚約指輪のことで希望を丁寧に聞いてくれて、休みのたびに一人でお店を回って探してくれた姿を見て、本当に誠実で思いやりのある人だと実感しました。 包容力があって、私を大切に扱ってくれるところにキュンとしました。ご飯をご馳走してくれたり、さりげない気遣いを感じる場面が多く、「この人となら結婚できる」と素直に思える瞬間がたくさんありました。 結婚相手に求める条件として、お金に対する価値観は絶対に譲れないポイントでした。結婚生活では避けて通れない部分でもあり、ここぞという時に気持ちよく支払ってくれる姿勢や、基本的にはご馳走してくれるバランスの良さに安心感を覚えました。将来子どもを産むことを考えると、私の収入が減る時期もあるため、その際に細かい割り勘を求められるような価値観では難しいと思っていましたが、彼は金銭感覚が整っていて、信頼できると感じました。 おすすめのデートスポットは、そらまち周辺です。お店がたくさん並んでいて歩くだけでも楽しく、朝にスカイツリーへ行った時は、少し曇っていたものの東京の街を一望でき、とても素敵でした。

これから婚活を始める方へお伝えしたいのは、もし結婚願望があるなら、できるだけ早く動き始めることをおすすめしたいということです。私は幸い20代で始められましたが、迷っている時間が長いほどチャンスは減ってしまいます。無理に背中を押すつもりはありませんが、女性の魅力は年齢や容姿など、誰にでも平等ではない要素もあるため、少しでも早く活かしてほしいと思います。