無趣味だけど、魅力的な人
多趣味だけど魅力的ではなく、無趣味だけど魅力的な人の違いって何だろう??
この仕事を始めてから、「どうしたら魅力的な人に見えるか」を常に考えています。
本当に24時間、ずっと考えているといっても過言ではありません。
特に短期決戦を強いられる結婚相談所業界では、
個人の魅力をいかにわかりやすく相手に伝えることができるかが、成婚までの道のりを左右するのです。
不思議なのが、多趣味であることと、人間の魅力がイコールではないこと。
タイザノット入会時に「無趣味なんですよね」と言った方が、数名いらっしゃるのですが、皆さんそれぞれ非常に魅力的なのです。普通に考えたら、「無趣味=つまらない」と思いがちですが、そうではない。
無趣味なのに、なぜ魅力的なのか?
そもそも趣味は、時間に余裕がある人にとっての娯楽なので、仕事が忙しい人は無趣味になりがちなんですよね。20代ならいざしらず、30代に入ると職場でも責任ある仕事を任されるので、出張で土日も潰れがちだったり、自筆の本を出版される方などもおり、趣味に没頭する時間がとれないようです。でも、それだけ本業の仕事を頑張っている人が、魅力的でないはずがありません。
人は苦しいことを乗り越えることで、成長するものです。
その苦しいことは主に「仕事」。
思い通りにいかない、人との折衝もストレスがたまる、でもだからこそ人間は成長する。趣味はストレスを発散するものなので、本当の意味での成長とはちょっと違うのです。
先日入会された男性会員も「無趣味なんだよねえ。飲み歩きじゃダメだよねえ。食べ歩きはしないんだよ、飲みだけ。まあ強いて挙げるならオペラかな」と。
普段は仕事に追われているけど、欧州出張のついでに、オペラ鑑賞をしてストレス発散しているなんて素敵♡
そういう特別な方は別といて、趣味が食べ歩き・飲み歩きでも構わないので、堂々と「仕事に追われて、趣味を楽しむ余裕がなかったけど、結婚したら何かしたいな」と伝えることができれば、お見合いでは合格です♡