「自営業はサラリーマンの2倍収入が必要」説を検証する
- 婚活のコツ
- 男性向け
- 女性向け
目次
- 自営業男性が婚活する際の注意点
- 「自営業はサラリーマンの2倍収入が必要」説
- ツイッターのアンケート機能で調査した結果
- 自営業男性は収入以外のアピールをしよう!
自営業男性が婚活する際の注意点
結婚相談所には様々な属性の方が登録されており、その中には自営業の方も大勢いらっしゃいます。職種や収入も様々ですが、今回はそういった自営業の男性が婚活する際の注意点について述べたいと思います。
筆者自身が自営業であり、ある程度は自営業の方の内情や悩みを理解しているつもりです。この記事が参考になれば幸いです。
*医師・弁護士などの方は、ここで言う”自営業”から除外させていただきます。彼らは一般的な自営業とはまた異なる属性に入りますので・・
「自営業はサラリーマンの2倍収入が必要」説
起業する際に自営業仲間や士業の人たちから良く言われるのが、「自営はサラリーマンの2倍稼いでやっとトントン」ということです。
自営業はサラリーマンと違って、いつ収入が無くなるかわかりません。またサラリーマンにあるような退職金や各種福利厚生もありません。それらを勘案すると、サラリーマンの2倍の収入があってやっと実際の生涯年収はトントンになる、という理屈です。これは筆者が自営業をしていて実感ベースで納得できます。
ただ婚活に限って言えば、「2倍では足りないのでは?」と常々思っていました。IBJ系列の結婚相談所に登録されている自営業の方で年収1千万超えは特に珍しくないのですが、そういった高収入の方でも、年収500万くらいのサラリーマンにマッチングで競り負けてしまうのです。
ツイッターのアンケート機能で調査した結果
そこで「自営業男性は、サラリーマンの3倍まではいかなくても、2.5倍くらいの収入が必要なのでは?」という仮説を立てて、調査してみることにしました。
筆者はツイッターでフォロワー数253人という超人気アカウント( https://twitter.com/koiwahartmann )を持っているので、ツイッターのアンケート機能で以下のような質問をしてみました。
”年収1500万の自営業男性と年収600万の大手企業勤務男性、結婚相手としてはどちらが望ましいですか?
・年齢等、他の条件は同じとします
・医師、弁護士(またはそれに類する職業)は自営業から除外します”
そして一週間ツイッターランドで回答を募った結果・・
条件的に拮抗するかな、という筆者の予想に反して、画像のとおりダブルスコア以上の大差をつけて「年収600万の大手企業勤務男性」の圧勝となりました。
自営業男性は収入以外のアピールをしよう!
筆者もこの結果には衝撃でした。SNSで「独立して収入が2倍になった♪」とかイキってるフリーランスをよく見かけますが、婚活に限って言えば2倍程度では市場価値は大幅マイナスでしかないということです。
ともあれ、この結果からは以下のような仮説が立てられます。
a) 自営業男性は、サラリーマンの3倍以上稼がないと太刀打ちできない
b) 「いくら稼ぎがあっても自営の男は無理」という女性が一定数存在する
おそらくa),b)どちらも真実なのだろうと思います。さすがに女性が「安定」という要素を過大評価しすぎかな、とも思いますが、現実は受け入れないといけません。
ではこの結果を踏まえて、自営業男性はどのような戦略で婚活に臨めばよいか?
まずb) の女性は、価値観が違うということでスッパリ諦めましょう。無理して頑張って結婚にこぎつけたとしても、「自営業の妻」としては上手くいかないでしょう。
そしてa)の女性に対しては、「収入以外のアピールをする」という戦略を提案します。
自営業男性は自分の強みとして「収入の高さ」を挙げられる方が多いのですが、このアンケート結果を見ると、ZOZOの前澤社長のような突き抜けた収入でもない限りは逆効果と言えるでしょう。
自営業の男性は、他にもっとアピールすべき「強み」がある、と筆者は考えています。それは自分自身の力で将来を切り拓いていくという行動力や責任感であったり、自分の仕事に対する愛着や誇りであったり、自分や家族との時間を大切にするというワークライフバランスであったりです。そういった、自分では気付いていない「強み」を棚卸ししてみてはいかがでしょうか。