仲人が時に間違えていること
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妥協も妥当もない。
沢山の間違いもあります。
完璧ではありません。
心ない言葉を発する時もあります。
考え方も
ひとりひとり
全く違います。
誰の言葉を信じるのも自由です。
私はこの世界に入った時
言われました。
「五十嵐さん、会員さんの申し込みをそのまま仲人に送れば、バカにされますよ。笑われますよ」
私は笑ってお答えしました。
「バカで良いですよ。笑われても良いですよ」
大卒は大卒に送るべきだ。
そうでなければ止めるべきだ。
止めるとは
私が会員様のお申し込みを
先方に送らないということです。
先方に届けずに
申し込みを
間で断ち切るということです。
３歳でも年下の男性に
お申し込みをすれば
仲人としていかがなものかと
問われますよ。
私は、送り続けました。
そして時代はどんどん変わっていきました。
差別に関しても
私たちが加担してはならない。
病気や宗教に関しても
私たちが差別に加担してはいけない。
どんな差別も失くしていかねばなりません。
業界にも、国の指導が入りました。
昔、戦争が正だという時代がありました。
「間違いだ」という者は非国民と呼ばれました。
どんな非情理な事を言われても
私は極力どの結婚相談所とも
お見合いを組ませていただいてきました。
仲人は本当に多くの方がおられ
びっくりする様な時もありましたが
その仲人がどうであれ
ひとりの会員様と
どこでどう繋がるか分からぬ自会員様との
ご縁を思うとこの指一本で人生を変えてしまう事が
とてもこわいと思いました。
人の価値は何かで計れるものではありません。
それはあってはならない事です。
年齢を重ねた女性が価値がなくなる事もないし
年収の低い男性の価値が低い訳でもありません。
学歴が、やれ高卒だ。
大卒でないと価値がない。
どの大学だ
財産があるから
親がどうだ。
いい家だ。
妥協だ妥当だ。
そんな事別に言わなくても
お会いしたいと思った人に
お申込みをして
お断りしたい人が断って
お会いしてみようかな…
と思ったらお会いしてみて…
それで良いと思うのですが…
なんで間で結婚相談所が
私情で決めたり、勝手に切ったり
出来るのでしょう？
私たちは上も下もない。
人間というだけです。
結婚相談所であっても
誰がどこで
誰と出会い
愛し合っても
良いのです。
結婚と恋愛は違うと言っても
好きでもない人と
いくら条件が良かろうが
今は結婚など出来ないのです。
恋愛したとて
結婚相手としては無理な相手もいるけれど
かと言って好きでもない人と
結婚してゆくなど
現実的ではないのです。
結婚相談所で市場価値がと言う
自分の価値が価値がと言う。
あなたの価値は何一つ変わっていないのです。
あなたの価値は誰かより上でもないし
他の誰かより下でもないのです。
80歳になっても
90歳になっても
何の役に立たなくなっても
誰の役にも立ってなくても
あなたの価値は
いつも変わらず
そこにいるだけで
あるのです。
シワシワになっても
お腹がポッコリ出ても
それでも私は笑って生きてゆくし
あなたも笑って生きてゆくのです。
一杯泣いて笑って
転んで起きて
喜んで苦しんで
沢山の間違いも失敗もして
そんな自分を癒しながら
頑張った自分をほめながら
なぐさめながら
学びながら気づきながら
ただ生きてゆくだけで
誰に何も言われなくても
全く問題ないのです。
仲人は時に間違うのです。
結婚している人が成功者の様に言うのです。
けれど
それは錯覚なのです。
今すぐにでも
私たちは
幸せを感じて
笑う事も出来るのです。
ケラケラ笑って
踊り楽しむことだって
出来るのです。
絶対にどんな時も
卑屈になっては
なりません。
結婚相談所リングザベル
