「ロジカルラブ」で変わる婚活
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もうすぐクリスマス。この時期は街を歩くカップルを見たり、お店のウインドウを見たりして、感情が動かされる敏感な季節ですね。
でも、ちょっと待ってください。
12月17日に放送されたNHK「あさイチ」で紹介された「ロジカルラブ」という新しい結婚観。従来の「恋愛結婚」とは一線を画すこのアプローチが、今、注目されています。
さて、「ロジカルラブ」とはいったいどんなものでしょうか。
令和の婚活は「感情より理性」へシフトしている
番組で紹介された「ロジカルラブ」とは、恋愛感情だけで相手を選ぶのではなく、「自分が実現したい人生の目標から逆算して、誰と生きていくのがベストか」を論理的に考えるアプローチです。結婚相談所の勝倉千尋さんが提唱するこの考え方は、「好きになってから相手を知る」のではなく、「相手を知ってから好きになる」という順序の転換を意味します。
この背景には、離婚率が約35%という現実があります。「好きだから結婚したのに、こんなはずじゃなかった」という後悔を避けたい。そんな若い世代の切実な思いが、ロジカルな婚活への関心を高めているのです。
実際、IBJの調査では20代の結婚相談所利用者がこの5年で約2.5倍に増加しています。時間を無駄にせず、結婚を前提とした真剣な出会いを求める人が増えているのは、まさに時代の流れと言えるでしょう。
IBJ成婚白書が示す「成婚の方程式」
2024年にIBJで成婚したカップルは過去最多の16,398組。日本の婚姻件数の約3.3%、つまり30組に1組がIBJでの出会いという驚異的な数字です。では、成婚に至った方々にはどんな特徴があるのでしょうか。
代表的な成婚者像（初婚者）：
• 女性34歳、男性36歳
• 活動期間：約9ヶ月（中央値）
• 交際期間：約4ヶ月
• お見合い回数：10～14回
• 仮交際：4～6人
注目すべきは、一般的な恋愛結婚の平均交際期間が4.3年であるのに対し、結婚相談所での交際期間はわずか約4ヶ月という点です。これは、最初から結婚を前提とした真剣な交際だからこそ実現できる短期間での意思決定なのです。
さらに興味深いのは、再婚者のデータです。再婚者は初婚者よりも活動期間が約1ヶ月短く、交際期間も20日ほど短縮されています。これは、結婚生活の経験から「相手を選ぶ基準」が明確になり、見極め力が備わっているためと考えられます。
成婚への4つの重要ポイント
1. 年齢は男性にとっても重要な要素
従来、女性の年齢ばかりが注目されがちでしたが、成婚白書2024では「男性も年齢が重視される」という新たな傾向が明らかになりました。特に40代以降は、年収が高くても成婚率が下がる傾向があります。
一方、20代では年収500～1,000万円台でも成婚率が50%を超えるなど、若い世代ほど年収の影響が緩やかになっています。つまり、男性にとっても「早めの行動」が成婚への鍵となるのです。
2. 話し合いの土台を作ることが関係を支える
番組で紹介された成婚カップル（夫27歳・妻30歳）は、結婚相談所が用意したチェックリストで、家事分担、家族計画、生活費の管理、働き方などを事前に細かく話し合っていました。想定外のことが起きても、この話し合いの土台があるからこそ、冷静に向き合えると語っています。
これこそが、ロジカルラブの真髄です。感情だけで結ばれた関係は、価値観のズレが表面化したときに崩れやすい。しかし、現実的な生活設計を言葉にして共有しておけば、無理のない関係を築けるのです。
３．仮交際のシステムを有効に使う
仮交際期間中は複数の方と同時進行も可能です。お相手の方が自分と合うかどうかの判断期間としてだけでなく、自分自身の結婚観や価値観、自分が成長すべきところを発見し、修正する期間でもあります。この期間の利用の仕方で、婚活の成否が大きく変わります。
4. 交際半年がターニングポイント
IBJ成婚白書によると、交際200日（約6.5ヶ月）以降は成婚率の上昇がほとんど見られません。つまり、半年以内に意思決定できない関係は、それ以上続けても結果が変わりにくいということです。
そのためにIBJでは、仮交際が終わり、真剣交際開始から3か月が成婚の意志を確認するタイミングとなっています。
これは、私たち結婚相談所のカウンセラーがサポートや意思決定の促進を行うべきタイミングでもあります。ダラダラと交際を続けるのではなく、明確な期限を持つことが、後悔しない選択につながります。
多様化する結婚の形を受け入れる柔軟さ
「あさイチ」では、恋愛交際を経ずに結婚した「交際0日婚」のお笑い芸人カップルや、名字を変えたくないという理由から事実婚を選んだカップル、さらには女性4人で家族を築く「クィア・プラトニック・リレーションシップ」まで、多様な家族の形が紹介されました。
正解は一つではありません。大切なのは、自分の人生と相手を尊重する姿勢です。結婚はゴールではなく、「どう生きたいか」を考えた先にある選択肢の一つなのです。
婚活成功のために今すぐできること
IBJのデータが教えてくれるのは、「効率的な婚活には戦略が必要」ということです。
1. 自己分析を徹底する：自分が実現したい生活、働き方、家族像を具体的に言語化しましょう。
2. 年齢を意識する：男女ともに、早めの行動が成婚率を高めます。
3. 話し合う習慣を作る：価値観、金銭感覚、家事分担など、現実的なテーマを避けずに話し合いましょう。
4. 仮交際のシステムを最大限に利用する：交際経験の少ない方こそ、この仮交際期間中を大切にしましょう。
5. プロのサポートを活用する：結婚相談所のカウンセラーは、客観的な視点とデータに基づくアドバイスで、あなたの婚活を最短ルートへ導きます。
6. 期限を意識する：交際半年を一つの区切りとし、意思決定を先延ばしにしないことが重要です。
ロジカルラブは、決して「打算的」な結婚観ではありません。むしろ、長く愛情を持続させるための賢明な方法論です。感情だけに頼らず、現実を見据えた上でパートナーを選ぶことは、お互いを尊重し、安心できる関係を築くための第一歩なのです。
IBJ成婚白書のデータが示すように、結婚相談所での婚活は一般的な恋愛結婚の12分の1の期間で成婚に至ります。あなたも、理想の人生を実現するためのパートナー探しを、今日から始めてみませんか。
egao結婚相談所のカウンセラーは、接客のプロとして多くの方との接してきたキャリアを持っています。
egao結婚相談所では、こうした具体的なアドバイスも含め、お一人お一人に寄り添ったサポートを行っております。婚活でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。あなたの幸せな結婚を、私たちが全力でサポートいたします。
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