その気配りが成婚を導く!
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「一生懸命婚活しているのに、なぜかうまくいかない…」
「お見合いやデートはできるけど、2回目につながらない…」
結婚相談所のカウンセラーとして、日々多くの会員様からこのようなご相談を受けます。スペックや外見に問題がないのになぜかご縁が続かない…その原因は、もしかしたら「ほんの少しの気配り」が足りないことにあるのかもしれません。
婚活における「気配り」とは、決して難しいことではありません。相手の立場に立って考え、ほんの少し行動に移すこと。その小さな積み重ねが、相手に「この人といると居心地がいい」「大切にされている」と感じさせ、特別なご縁へと繋がっていきます。
実際に、2023年に株式会社IBJが成婚した男女を対象に行ったアンケート調査では、「お相手のどのようなところに惹かれましたか?」という質問に対し、男女ともに「価値観が近い」に次いで「優しさ・思いやり」が上位にランクインしています。この「優しさ・思いやり」が、まさに「気配り」として相手に伝わるのです。
この記事では、婚活の各シーンで求められる「気配り」を、男女別に具体的に解説していきます。ご自身の行動を振り返りながら、ぜひ明日からの婚活に活かしてください。
【シーン1】アプリ・メッセージ交換編|文章ににじみ出る人柄
お相手との最初の接点となるメッセージ交換。まだ顔を合わせていないからこそ、文章の一つひとつがあなたの印象を左右します。
《男性に求められる気配り》
メッセージは、いわば「未来のデートの予告編」。ここで女性に「この人に会ってみたい」と思わせることが重要です。
① プロフィールをしっかり読み込んだ質問をする
「はじめまして!よろしくお願いします」だけの挨拶では、その他大勢に埋もれてしまいます。女性のプロフィールを隅々まで読み、「〇〇がお好きなんですね!僕も最近△△を観て感動しました。おすすめの作品はありますか?」など、具体的に共通点や興味を持った点に触れた質問を投げかけましょう。「ちゃんと私に興味を持ってくれている」という安心感と好感に繋がります。
② 返信しやすいボリュームと時間帯を心がける
最初のメッセージから長文を送ったり、質問攻めにしたりするのはNGです。相手が返信に困らないよう、2〜3往復で完結するような短いキャッチボールを意識しましょう。また、平日の日中や深夜など、相手が仕事中や就寝中の可能性が高い時間帯に連続でメッセージを送るのは避け、平日の夜や休日など、相手がリラックスしているであろう時間帯に送るのがスマートです。
③ 敬語を崩さず、言葉遣いは丁寧に
親しみを込めたつもりのタメ口や、馴れ馴れしい態度は、多くの女性に不快感や不安を与えます。最初のうちは必ず敬語を使い、丁寧な言葉遣いを徹底しましょう。絵文字や顔文字も、多用しすぎると軽薄な印象を与えかねません。相手の雰囲気に合わせながら、少しずつ使うのが良いでしょう。
《女性に求められる気配り》
受け身の姿勢ばかりでは、男性も疲れてしまいます。あなたからも「会いたい」という気持ちをアピールすることが大切です。
① 受け身になりすぎず、自分からも質問を返す
男性からの質問に答えるだけでなく、「〇〇さんは休日は何をされていることが多いですか?」など、あなたからも積極的に質問をしましょう。会話のキャッチボールが続くことで、男性は「自分に興味を持ってくれている」と感じ、メッセージのモチベーションが上がります。
② ポジティブな相づちと感謝の言葉を忘れない
「そうなんですね!」「すごいですね!」「知らなかったです、教えてくださってありがとうございます!」など、ポジティブな相づちを心がけましょう。プロフィールを褒められたり、質問に答えてもらったりしたら、「ありがとうございます」「嬉しいです」と素直な気持ちを伝えることが大切です。
③ デートの誘いを促す「きっかけ」を作る
「メッセージのやり取り、とても楽しいです」「〇〇(お店や場所の名前)の話を聞いていたら、行ってみたくなりました!」など、好意的な気持ちや興味があることを言葉で伝えると、男性は安心してデートに誘いやすくなります。「いつお誘いが来るんだろう」と待つだけでなく、あなたからきっかけを作る気配りを見せましょう。
【シーン2】初デート・お見合い編|五感で感じる「思いやり」
いよいよ対面の時。ここでの気配りは、あなたの印象を決定づける最も重要な要素です。
双方とも待ち合わせは15分前行動が鉄則
お見合いやデートでは、待ち合わせ時刻の15分前には到着しておくことをおすすめします。これは単に遅刻を防ぐだけでなく、落ち着いて身だしなみを整え、深呼吸して心を落ち着かせる時間を確保するためです。余裕のある表情は、それだけで好印象につながります。どうしても遅れる場合は、すぐにカウンセラーに連絡を。
《男性に求められる気配り》
女性は、男性の行動を細かく見ています。「レディーファースト」を意識した、スマートな振る舞いを心がけましょう。
①【会う前】お店選びと予約は率先して
女性のプロフィールやメッセージのやり取りから、好み(和食・洋食、好きな雰囲気など)をリサーチし、いくつかお店の候補を提案しましょう。「〇〇さんの好きな食べ物は何ですか?苦手なものはありますか?」と一言聞くだけで、気配りのできる人という印象を与えます。予約はもちろん男性が済ませておき、待ち合わせ場所も、駅の改札や分かりやすいランドマークなど、女性が迷わない場所を指定するのが鉄則です。
②【席に着く時】席への誘導と椅子を引く配慮
ホテルのラウンジなどでお見合いをする際は、女性を奥の席(上座)へ誘導しましょう。椅子を軽く引いてあげる仕草は、押し付けがましくならない程度に行うのがポイントです。これは「特別な気遣い」ではなく、相手への敬意を示す自然な振る舞いです。
③【会話中】話すペースと声のトーン
緊張のあまり早口になったり、一方的に話し続けたりするのは避けましょう。相手の話をしっかり聞き、適度な相槌と共感を示すことが大切です。また、声のトーンにも気を配り、穏やかで聞き取りやすい話し方を心がけてください。
④【会話中】「聞く:話す=7:3」の黄金比を意識する
自分の話ばかりするのは絶対にNG。女性が話しやすいように、笑顔で頷き、適度に質問を投げかける「傾聴」の姿勢を徹底しましょう。会話の主役はあくまでもお相手です。尋問のようにならないよう、一つの話題を深掘りしたり、共感の言葉を伝えたりすることを意識してください。
⑤【食事中】食事のペースと店員さんへの態度に注意
料理が来たら、女性のペースに合わせて食べ進めましょう。大皿料理の場合は「お取り分けしますね」と一言添えて、率先して行動できると好感度が上がります。また、女性は店員さんへの態度を非常によく見ています。どんなに自分に優しくても、店員さんに横柄な態度を取る男性は一瞬で幻滅されます。誰に対しても丁寧な態度を心がけましょう。
⑥【会計・解散時】スマートな会計と、別れた後の一言
お会計は、女性が席を立った際などに、スマートに済ませておくのが最も好印象です。奢るかどうかは関係性にもよりますが、初デートでは男性が支払う方が、気持ちよく解散に繋がります。解散時は、「今日は本当に楽しかったです。〇〇さんの笑顔が素敵でした」「無事に着いたら連絡くださいね」など、今日の感想と、帰り道を気遣う一言を添えましょう。そして、別れた後には必ず「今日はありがとうございました」というお礼のメッセージを送るのがマナーです。
《女性に求められる気配り》
「やってもらって当たり前」という態度は、どんなに美人でも幻滅されてしまいます。感謝の気持ちを忘れずに。
①【会う前】TPOをわきまえた服装と時間厳守
男性がお店の雰囲気などを考えてくれていることを忘れずに。カジュアルすぎる服装や、逆に気合が入りすぎた服装は避け、清潔感のある上品な服装を心がけましょう。そして、5〜10分前には待ち合わせ場所に到着しているのが理想です。遅刻は厳禁ですが、万が一遅れそうな場合は、分かった時点ですぐに連絡を入れましょう。
②【会話中】最高のリアクションで「楽しさ」を表現する
男性は、女性が楽しんでくれているかどうかを常に気にしています。笑顔で、少し大きめにリアクションをとり、「楽しい」「嬉しい」という気持ちを全身で表現しましょう。相手の話に興味を持って耳を傾け、「すごいですね!」「もっと詳しく聞きたいです!」など、ポジティブな言葉を返すことで、男性は安心して会話を進めることができます。
③【食事中】メニュー選びはスムーズに、感謝の言葉を添えて
メニュー選びに延々と時間をかけるのは避けましょう。迷ったときは「おすすめはありますか?」と聞いてみるのも良いでしょう。料理が運ばれてきたら「わあ、美味しそう!」と一言添え、男性が料理を取り分けてくれたら「ありがとうございます、嬉しいです」と必ず笑顔で感謝を伝えましょう。食事のマナーはもちろんのこと、美味しそうに食べる姿は、男性にとって非常に魅力的に映ります。
④【会計・解散時】「ごちそうさま」の美しい伝え方
会計時、男性が支払う素振りを見せても、一度は財布を出す素振りを見せましょう。その上でご馳走になった場合は、「本当にごちそうさまでした。とても美味しかったです。次はぜひ私にご馳走させてくださいね」と、感謝の気持ちと次への意欲を伝えられると完璧です。もちろん、別れた後のお礼のメッセージも忘れずに。「〇〇さんとのお話、とても楽しくてあっという間でした」など、具体的な感想を添えるとより気持ちが伝わります。
【シーン3】2回目以降のデート編|「特別な関係」を築く気配り
2回目以降のデートは、お互いをより深く知るための大切なステップ。ここで「また会いたい」と思わせる気配りができるかどうかが、真剣交際への分かれ道です。
双方ともに注意することは、スマホは控えめに!
デート中にスマホを頻繁にチェックするのは、相手に「自分に興味がないのかな」と思わせてしまいます。緊急の連絡以外は、スマホをカバンにしまっておくのが理想的です。
《男性に求められる気配り》
① 前回の会話を覚えていて、デートに活かす
「この前、〇〇に興味があるとおっしゃっていたので、こんなイベントがあるみたいですけど、いかがですか?」など、前回の会話内容を覚えていて、それをデートプランに反映させる気配りは、女性の心を強く打ちます。「私の話をちゃんと覚えていてくれた」という事実は、何よりのプレゼントです。
② 小さな変化に気づいて褒める
「髪型変えました?すごく似合ってますね」「今日の服装、いつもと雰囲気が違って素敵ですね」など、相手の小さな変化に気づき、具体的に褒めることを意識しましょう。女性は、自分に関心を持ってくれている証拠だと感じ、喜びます。
③ 体調や疲れを気遣う
長時間のデートや、歩き回るデートの際には、「疲れていませんか?少し休憩しましょうか」「寒くないですか?」など、相手の体調を気遣う一言をかけましょう。物理的な距離だけでなく、心の距離もぐっと縮まります。
④歩くペースや食べるペースを相手に合わせる
女性はヒールを履いていることが多く、男性と同じペースでは疲れてしまいます。常に半歩下がって、相手のペースに合わせて歩くことを心がけましょう。階段では「大丈夫ですか?」と声をかけるだけで、思いやりが伝わります。
また、食事の際に、自分だけが早く食べ終わってしまうと、相手は急かされているように感じます。相手の食事ペースを見ながら、会話を楽しみつつゆっくり食事をしましょう。
⑤食事の際には、メニュー選びの際に予算感を示すために「このあたりのコースがおすすめみたいですよ」とさりげなく誘導するのがスマートです。アレルギーや苦手な食材がないか、事前に確認しておくとより親切です。また、大皿料理が出た際は、「取り分けましょうか?」と声をかけましょう。ただし、女性が「自分で取ります」と言えばそれを尊重することも大切です。押し付けがましい気遣いは逆効果になることもあります。
《女性に求められる気配り》
① デートプランを相手任せにしない
「どこでもいいですよ」と男性任せにするのではなく、「次は〇〇みたいなところに行ってみたいです!」と自分から提案してみましょう。行きたい場所の候補をいくつか送るだけでも、男性は「一緒にデートを楽しもうとしてくれている」と感じ、プランを考えるのが楽になります。
② ちょっとした手土産や差し入れを
毎回である必要はありませんが、たまに「この前美味しいと話していたお菓子です」「お仕事お疲れ様です」などと言って、数百円程度のお菓子や飲み物を差し入れすると、男性は健気な姿に心を打たれます。金額ではなく、その「気持ち」が嬉しいのです。
③ 「いつもありがとう」を言葉で伝える
デートプランを考えてくれたこと、お店を予約してくれたこと、車を出してくれたこと。一つひとつを当たり前だと思わず、「いつも色々考えてくれてありがとう」「運転、ありがとう」と、具体的に感謝の言葉を伝えましょう。感謝の気持ちをきちんと伝えられる女性は、生涯のパートナーとして選ばれやすくなります。
④お酒は控えめに
お酒が好きでも、初回デートや交際初期では控えめに楽しむのが無難です。酔いすぎずに場をコントロールできる女性は、大人の余裕として魅力的に映ります。
【シーン4】オンラインでの気配り
親しくなるとLineなどSNSの交換もすることがあるかもしれません。SNS上のメッセージにも気配りは必要です。
《男性に求められる気配り》
① 返信のタイミング
相手からメッセージが来たら、できるだけ早めに返信しましょう。遅くとも24時間以内には返すのがマナーです。忙しい場合でも「今日は遅くなります」と一言送るだけで、印象が大きく変わります。
②質問で終わらせる
メッセージは質問で終わらせることで、相手が返信しやすくなります。ただし、尋問のように質問ばかりになるのは避け、自分のことも適度に話しながらバランスを取りましょう。
《女性に求められる気配り》
① 絵文字やスタンプの適度な使用
メッセージがそっけなく見えないよう、適度に絵文字やスタンプを使いましょう。ただし、使いすぎると軽い印象を与えてしまうため、バランスが重要です。
② 前向きなメッセージを心がける
「疲れた」「忙しい」などネガティブな内容ばかりだと、相手も返信しづらくなります。「今日は〇〇があって楽しかったです」など、前向きな話題を選ぶことで、メッセージのやり取りが続きやすくなります。
気配りとは、相手を大切に思う気持ちそのもの
婚活における気配りとは、相手を喜ばせるためのテクニックではありません。「相手に心地よく過ごしてほしい」「相手のことをもっと知りたい」という、誠実な気持ちの表れです。
今回ご紹介した内容は、決して特別なことではありません。しかし、緊張する婚活の場では、つい自分のことで頭がいっぱいになり、忘れがちになってしまうことでもあります。
大切なのは、相手の立場に立って想像力を働かせること。
「こう言ったら、相手はどう思うだろうか?」
「こう行動したら、相手は喜んでくれるだろうか?」
この小さな想像力のスイッチを入れるだけで、あなたの行動は自然と変わり、相手に与える印象も劇的に変わるはずです。
気配りは、一日にしてならず。日々の生活の中で、周りの人への感謝や思いやりを意識することから始めてみてください。その優しさが、あなた自身の魅力をさらに輝かせ、最高のパートナーとのご縁を引き寄せてくれることでしょう。
あなたの婚活が、素晴らしいものになるよう、心から応援しています。
egao結婚相談所では、こうした具体的なアドバイスも含め、お一人お一人に寄り添ったサポートを行っております。婚活でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。あなたの幸せな結婚を、私たちが全力でサポートいたします。
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