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結婚後の苗字問題を考える

  • 成婚者エピソード
  • 結婚準備
egao結婚相談所「結婚後の苗字問題を考える」-1

目次

  • 最新の意識調査から見える現代カップルの選択
  • 婚活で大切な「話し合い」という視点

最新の意識調査から見える現代カップルの選択

最近、再婚した友人は奥様のご実家の事業を一緒に行うということで、妻氏婚をされたというお話を聞きました。すでに、お子様が成人されているとのことで、ご自身の家族も事情を理解し、奥様の社会的立場なども考慮し、姓を変更することにしたとのことです。

結婚相談所でお相手探しをされている皆さまにとって、「結婚後の苗字をどうするか」は、意外と見落としがちながらも重要な話題です。最近の調査データやリアルな体験談を踏まえながら、これから結婚を控えた方々へのアドバイスをお伝えしたいと思います。

 

 現代の苗字事情~データが示すリアル~

 

まず現状を数字で見てみましょう。[内閣府男女共同参画局]のデータによると、2023年時点で結婚時に女性が改姓するカップルは約95%。一方で、男性が改姓するカップルはわずか5.5%となっています。

 

しかし興味深いのは、若い世代の意識の変化です。[女性向けキャリアスクールSHElikesの調査]では、未婚女性の約70%が「改姓したくない」または「旧姓で働きたい」と回答。実際の改姓率との大きなギャップが浮き彫りになっています。

 

さらに注目すべきは、内閣府の調査で「積極的に結婚したいと思わない理由」として、2030代の独身女性の約4分の1が「名字・姓が変わるのが嫌・面倒だから」と回答している点です。つまり、苗字の問題が結婚への障壁になっているケースが少なくないのです。

 

 リアルな体験談から見る苗字変更の現実

 

 改姓手続きの負担

実際に改姓を経験した方の声を聞くと、手続きの煩雑さは想像以上です。運転免許証、保険証、パスポート、銀行口座、証券口座など、すべての名義変更が必要になります。ある男性は「自治体や大手銀行は店舗に直接行かないと名義を変えられず、リモートワークが普及した現代でも平日に動かなければならない」と語っています。

 

 仕事上の影響

キャリアを積んできた女性にとって、改姓は単なる事務手続きを超えた問題です。「今まで名前を覚えていただいたことが無駄になるようで寂しい」「新しい姓にはこれまで積み上がってきた自分というものがなくなってしまう感じがする」といった声が聞かれます。

実際、SHElikesの調査では、新姓で働くことへの不安として「変更の手続きが面倒」(54.6%)、「旧姓と新姓の使い分けで混乱しそう」(26.6%)という実務的な懸念とともに、「アイデンティティの喪失」や「キャリアの分断」を心配する声も上がっています。

 

結婚後、苗字変更により想定外の名前になってしまうことも。

ヤフー知恵袋やSNSを見ると様々なケースが生まれることがあります。

上から読んでも下から読んでも同じ名前になってしまう場合や、例えば、原さんがまきさんと結婚することで「はらまき」さんと読めるようになってしまうなど、予想外の名前になる組み合わせが生まれることもあります。笑い話ではなく、ご本人にとっては深刻な問題になります。

 

 少数派の選択~夫が改姓したケース~

では、実際に夫が妻の姓に変えたケースはどうでしょうか。[妻氏婚を選択した男性たちの座談会]からは、多様な理由が見えてきます。

- 「子どもたちに選択肢があることを示したかった」(教員男性)

- 「改姓するという経験をしてみたかった」(会社員男性)

- 「妻が二人姉妹だったから」(会社員男性)

興味深いのは、改姓した男性たちも「婿養子になったの?」という誤解を受けることが多く、まだまだ社会の理解が浸透していない現実があることです。

婚活で大切な「話し合い」という視点

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結婚相談所でお見合いが成立し、真剣交際に発展した際、ぜひ話し合っていただきたいのが苗字の問題です。SHElikesの調査では、パートナーと姓について相談した既婚者の85%が「納得できた」と回答しています。

重要なのは、どちらの姓を選ぶかという結論よりも、「二人で対等に話し合う関係性を築けるか」です。妻氏婚を選択したある男性は「夫婦関係で本質的に重要なのは『対等に話し合いができるか』に尽きる」と語っています。

 

 婚活中の方へのアドバイス

 1. 早めに自分の考えを整理する

お見合いの段階では話題にする必要はありませんが、真剣交際に入る前に、自分なりの考えを整理しておきましょう。「絶対に改姓したくない」「相手に合わせてもよい」「話し合って決めたい」など、自分の価値観を明確にしておくことが大切です。

 

 2. 相手の価値観を理解する

パートナーがどのような考えを持っているか、じっくりと聞いてみましょう。家族の事情、仕事への影響、将来的な希望など、表面的でない部分まで理解し合うことが重要です。

 

 3. 現実的な選択肢を検討する

現在の日本では、以下のような選択肢があります:

- 夫婦同姓(夫または妻の姓)

- 旧姓の通称使用(職場など限定的な場面で)

- 事実婚(法的保護は限定的)

それぞれのメリット・デメリットを理解し、二人にとって最適な選択肢を見つけましょう。

 

 4. 親族への説明を準備する

改姓しない選択や、男性が改姓する選択をした場合、両家の理解を得ることも重要です。事前に話し合い、どのように説明するかを準備しておきましょう。

 

 5. 将来的な変化も視野に入れる

選択的夫婦別姓制度について、最新の世論調査では賛成派が6割を超えています。制度が変われば、結婚後に選択を変更することも可能になるかもしれません。

 

 ~理想の結婚生活のために~

苗字の問題は、単なる事務手続きの話ではありません。それぞれの人生観、キャリア観、家族観が凝縮された重要なテーマです。大切なのは、お互いの考えを尊重し、納得のいく選択ができることです。

結婚相談所での出会いから始まり、お見合い、真剣交際、そして結婚へと進む過程で、苗字についても含めてしっかりと話し合える関係性を築いてください。そうした対話を通じて、より深い信頼関係が生まれ、理想の結婚生活への第一歩となるはずです。

 

現代は「当たり前」が変化する時代です。婚活中の皆さまには、従来の常識にとらわれることなく、お二人にとって最適な選択をしていただければと思います。私たち結婚相談所も、そうした多様な価値観をサポートしてまいります。

 

egao結婚相談所では、無料相談時、プロフィール作成時、その後の懇談の際などに、カウンセラーがあなたの良さや弱いところを見て、親身に婚活をサポートします。

egao結婚相談所のカウンセラーは、接客のプロとして多くの方との接してきたキャリアを持っています。

 

さあ、あなたも無料相談から、婚活をスタートさせてみませんか。

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egao結婚相談所の加盟する日本結婚相談所(IBJ)を知りたい方は、こちらhttps://youtu.be/bDIiQ5LVImA

最後に、egao結婚相談所は、20251月に開催されたIBJ正規加盟店の全国定例会において、昨年に続き、「2024年下期 IBJ AWARD PREMIUM」を受賞しました。

 


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