北陸新幹線で広がる婚活圏
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目次
- 広がる「婚活圏」の実態
- 移住を考えるカップルが知っておくべき支援制度
広がる「婚活圏」の実態
皆さん、こんにちは！egao結婚相談所です。今回は、北陸新幹線開通がもたらした「婚活圏の拡大」と「遠距離恋愛から移住を考えるカップル」にスポットを当てたお話をしたいと思います。
北陸新幹線がもたらした「時間革命」
2015年3月に開業した北陸新幹線（長野-金沢間）は、東京と富山の距離を大きく縮めました。それまで約3時間かかっていた所要時間が、わずか約2時間8分に短縮されたのです。この「時間革命」は、ビジネスや観光だけでなく、婚活シーンにも大きな変化をもたらしました。
北陸新幹線開業後、利用者数は開業前の約2.7倍に急増し、その後も高い水準を維持しています。JR西日本の最新発表によれば、北陸新幹線金沢開業10年目（2024年3月14日〜2025年3月13日）の利用者数は9年目と比べて24%増の990万人にも達しました。この数字は、多くの人々が頻繁に東京圏と北陸地方を行き来していることを示しています。
広がる「婚活圏」の実態
この交通革命がもたらした変化の一つが「婚活圏の拡大」です。当相談所が実施した会員アンケート（2024年4月実施、有効回答数112名）によると、北陸新幹線開通後に「県外在住者との出会いを積極的に検討するようになった」と答えた会員は56%にのぼりました。
特に興味深いのは、「東京圏在住者からのアプローチが増えた」と感じている富山県在住の女性会員が38%もいたことです。東京で働きながらも、地方での暮らしに憧れを持つ方々が増えているのかもしれません。
また、内閣府が2020年5月に発表した調査では、東京圏在住者の約半数が地方圏での暮らしに関心を持っているという結果も出ています。この傾向は近年さらに強まり、新幹線によるアクセスの良さは移住の大きな決め手になっています。
遠距離恋愛から結婚・移住へのステップ
北陸新幹線の開通は、遠距離恋愛のハードルを大幅に下げました。しかし、恋愛を実らせ、どちらかが移住して結婚に至るまでには、乗り越えるべき課題もあります。ここでは、当相談所がサポートしたカップルの実例をもとに、成功のポイントをご紹介します。
① Aさん（33歳・女性）とBさん（35歳・男性）のケース
東京在住のAさんと富山在住のBさんは、当相談所のマッチングで出会いました。最初は月に1回程度の対面デートと週2回のオンラインデートを1年半続け、最終的にAさんが富山に移住して結婚されました。
〇成功のポイント：
- 遠距離期間中に両方の生活圏を体験（富山での週末だけでなく、Bさんも東京での生活を体験）
- 将来設計を早い段階で話し合い（仕事、住居、将来の子育て環境など）
- 移住前に富山での就職先を確保（リモートワーク可能な職場へ転職）
② Cさん（41歳・男性）とDさん（38歳・女性）のケース
富山出身で東京勤務だったCさんと富山在住のDさんのケース。出会いから約10ヶ月後に、Cさんが地元富山へUターン転職し結婚されました。
〇成功のポイント：
- 地元への強い愛着と将来的なUターン希望を最初から共有
- Uターン転職のためのネットワーク構築（富山県のUIJターン支援制度を活用）
- 両家の親を早い段階で交えた話し合い
移住を考えるカップルが知っておくべき支援制度
富山県の移住支援金制度
富山県では、東京23区から移住し、県内の企業に就職した方に対して、最大100万円（単身の場合は60万円）の移住支援金が支給されます。2023年4月以降は、18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されるようになり、子育て世帯にとって大きな支援になっています。
富山市の住宅支援制度
富山市では「まちなか住宅取得支援事業」として、中心市街地で一戸建て住宅を新築または購入し居住する方に対して補助金が支給されます。移住者を対象に、最大107.3万円の住宅取得費用補助や、家賃補助（月額1万円×3年間、合計36万円）などの制度があります。
起業支援制度
富山県へ移住し起業する方には、起業関連経費を最大200万円まで助成する制度もあります。さらに、移住関連費用の支援制度も用意されているため、新しい生活と仕事のスタートを切るのに大きな助けになります。
遠距離カップルの「移住決断」成功事例に学ぶ
遠距離恋愛から結婚・移住を成功させたカップルへのインタビューから見えてきた、共通するポイントをご紹介します。
1. 両方の地域での生活体験を重ねる
婚活情報サイト「ゼクシィ」の調査によれば、遠距離恋愛経験者の約76％が2年以内に何らかの決断（結婚や別れなど）を迎えています。成功事例では、この期間中に両方の生活圏を定期的に体験しているケースが多いようです。例えば、富山への週末滞在だけでなく、連休を利用した「お試し同居」などを経験することで、より現実的な生活イメージを共有できます。
2. コミュニケーションと情報収集を怠らない
遠距離恋愛の大敵は「情報の非対称性」です。移住後のミスマッチを防ぐために:
- 定期的なビデオ通話（毎日10分でも）
- SNSでの日常シェア
- 住民目線の地域情報収集（地元の口コミサイトやSNSグループへの参加）
- 現地の人間関係構築（移住前から地域コミュニティとの接点を持つ）
3. 転職・仕事の不安を軽減する準備
移住における最大の不安要素の一つが「仕事」です。厚生労働省のデータによると、東京から地方へ移住する際に「仕事の確保」を最大の懸念事項として挙げる人が約68%にのぼります。この不安を軽減するためには:
- リモートワーク可能な働き方への移行
- 移住先での転職活動の早期開始
- 富山県のUIJターン就職支援制度の活用
- 一時的な収入減少に備えた資金計画
4. 両家族との丁寧なコミュニケーション
移住を伴う結婚では、どちらかの家族が遠く離れることになります。特に親との関係性に配慮することが重要です:
- 早い段階での顔合わせ
- 定期的な帰省計画の共有
- オンラインでの交流機会の創出
- 将来の介護等についての話し合い
距離を超えて見つける幸せのカタチ
北陸新幹線の開通は、富山と東京の距離を物理的にも心理的にも縮めました。それにより、これまでなら出会うことすらなかったカップルが誕生し、新しい家族が生まれています。
遠距離恋愛から結婚・移住に至るまでには乗り越えるべき課題も多いですが、当相談所のデータでは、しっかりとした準備と話し合いを重ねたカップルの成婚率は通常の婚活カップルと変わらないという結果が出ています。
私たちegao結婚相談所では、これからも北陸新幹線が結んだご縁を大切に育み、幸せな結婚へと導くサポートを続けてまいります。富山移住を考えているカップル、または県外の方と素敵な出会いを探している方は、ぜひ一度ご相談ください。
最後に、北陸新幹線が結んだ距離を超えた愛の実例として、ある会員さんからいただいたメッセージを紹介します。
「週末婚から始めて、今では富山に完全移住しました。東京の喧騒よりも、立山連峰を望む朝の静けさの中で目覚める日々の方が、私には合っていました。新幹線のおかげで、東京の友人たちとも簡単に会えるので、移住のハードルはずっと低くなりました。人生で最高の決断でした。」（東京から富山市へ移住・40代女性）
距離を感じさせない交通インフラと充実した支援制度を味方に、あなたも素敵なパートナーと新しい人生を始めてみませんか？
富山での新しい生活、新しい出会いをお考えの方は、ぜひegao結婚相談所までご相談ください。あなたの幸せな結婚をサポートいたします。
egao結婚相談所では、無料相談時、プロフィール作成時、その後の懇談の際などに、カウンセラーがあなたの良さや弱いところを見て、親身に婚活をサポートします。
egao結婚相談所のカウンセラーは、接客のプロとして多くの方との接してきたキャリアを持っています。
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最後に、egao結婚相談所は、2024年1月10日（水）に開催されたIBJ正規加盟店の全国定例会において、「2023年下期 IBJ AWARD PREMIUM」を受賞しました。
