壊れたご縁が、運命のご縁に変わった日!
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✨運命の糸は切れても、またどこかでつながっている✨
〜29年間の中で心に残る不思議なご縁のお話〜
今日は、私がこのお仕事をして29年間の中で、今でも心に残っている「ある成婚カップル」のお話をさせていただきます。
💍幸せの準備を進めていたアラフォーカップル
そのお二人は、アラフォー同士でご成婚退会された会員さんでした。
鳥取と島根を行き来しながら、ウェディングドレスやお色直しの衣装を選び、写真を送ってくださった彼女の表情はとても幸せそうでした。
彼のご両親と同居する予定で、「仲良く暮らせるように」と、彼やご両親の好きそうな料理を一生懸命勉強していました。
今の時代にご両親との同居を望む女性は珍しく、本当に素敵な方でした。
💔突然の「結婚はやめよう」
ところがある日、彼女から涙の電話がありました。
「彼がいきなり来て“結婚はやめよう”と言って帰ってしまったんです」と。
お仕事も辞め、周囲にも結婚を報告していた彼女は、
「もう生きていてもしょうがない」と泣き崩れていました。
翌日、事務所に来てくださり、彼に理由を聞いたところ——
「周りから“早く結婚しろ”と言われて焦っていた。準備を進めるうちに“この人ではないかも”と思ってしまった」と…。
身勝手だと感じるかもしれませんが、彼もきっと悩み、勇気を出して伝えたのでしょう。
けれど、彼女の気持ちを思うと本当に胸が痛みました。
🌸「ご先祖様が守ってくれたのよ」
私は彼女とランチをしながら伝えました。
「この結婚は、きっと上手くいかないと分かっていたご先祖様が、あなたを守って壊してくれたのよ」
「今は辛いけれど、きっと次にもっと良いご縁が待っているから」と。
🌈1ヶ月後に現れた、新しい出会い
それから1ヶ月ほど経った頃、あるアラフォー男性が入会に来られました。
「妹がアプローズで結婚したんです。早く行ってきなさいと言われて」と話す、誠実そうな男性でした。
「ブログを全部読みました“同年齢・年上・年下と3人とお見合いして、
その中の誰かと真剣交際に進むと結婚が早い”と書いてありました。
禮場さん、3人紹介してください」と言われたので、3名をご紹介しました。
その中で、年上の女性は彼がお断りし、年下の女性は彼女からお断り。
そして残ったのが、あの「破談になったばかりの彼女」だったのです。
💖40年の時を超えて
交際はとても順調に進み、彼のご両親へのご挨拶の日。
彼女は彼の家の前で「なんだか懐かしい…初めて来たのに、見覚えがある」と不思議な気持ちになったそうです。
帰宅してお母さんに話すと——
「あなたが2、3歳の頃、お兄ちゃんに連れられてよく〇〇さんの家で遊んでいたのよ」と言われたのです!
実は彼女のお母さんは若くして彼女の父親である夫を病気で亡くし、実家に戻っていたのです。
そう、彼女は40年前、まだ幼い頃に彼と同じ家で遊んでいたのでした。
「えっ、2歳の頃に遊んでいた人と40年後に結ばれるなんて…」
聞いた私も本当に鳥肌が立ちました。
🌿ご縁は不思議なもの
あの破談も、きっとご先祖様が彼女を導いてくださったのでしょう。
それから数年たった今でも、お二人はとても仲良く暮らしています。
ご縁とは本当に不思議なものです。
もし今、交際中の方からお断りがあったとしても、
「この先にもっと自分に合う人が待っている」と信じてほしいのです。
29年間の中で、そんな“運命に守られたご縁”をたくさん見てきました。
だから私は、今も心から信じています——
ご縁は、すべて意味があってつながっているのだと。