結婚相談所で「やばい女」と思われる、絶対NGワード5選
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お見合いは第一印象がすべてと言っても過言ではありません。
どんなに外見やプロフィールが魅力的でも、ほんのひと言の言葉で印象がガラッと変わることがあります。
特に、結婚相談所での出会いは「真剣に結婚を考えている人」が多いため、発言の一つひとつが大きな意味を持ちます。
今回は、結婚相談所で男性が「この人はちょっとやばいかも…」と感じてしまう、お見合い中のNGワード5選を紹介します。
意外と無意識に口にしている人も多いので、ぜひチェックしてみてください。
1. 「普通の人がいいんです」― 一見無難だけど、実はあいまいすぎる言葉
お見合いの場でよく聞く言葉の一つが「普通の人がいい」というフレーズです。
一見控えめで謙虚な印象に聞こえますが、実はこれは非常にあいまいな言葉です。
人によって“普通”の基準はまったく違います。
年収600万円が普通という人もいれば、年収300万円で十分という人もいます。
休日の過ごし方も、家族との距離感も、「普通」は人それぞれです。
この言葉を聞いた男性は、「結局、何を求めているのか分からない」と感じてしまいます。
また、婚活の場では“条件をしっかり伝えること”が誠実さにつながります。
自分が大切にしたいことを、遠慮せず言葉にするほうが印象はずっと良くなります。
たとえば、「お互いを尊重し合える人がいいです」「穏やかで思いやりのある人に惹かれます」といった形で、あなた自身の価値観を表現するのがおすすめです。
2. 「私、男の人にリードしてほしいタイプなんです」― 一歩間違えると“他力本願”に見える
もちろん、「男性に頼りたい」「引っ張ってほしい」という気持ちは自然なものです。
ですが、お見合いで最初からこれを強調しすぎると、男性によっては“すべて任せたい人なんだな”と誤解されてしまいます。
特に近年では、共働きやパートナーシップの平等を意識している男性が増えています。
「全部あなたに決めてほしい」という印象を与えると、「依存体質なのかも」と感じさせてしまうことがあるのです。
この言葉を言い換えるなら、「お互いに支え合える関係を築きたいです」や「頼れる部分がある男性に惹かれます」と伝えると、印象がまったく違います。
“リードしてほしい”というニュアンスを残しながらも、対等で協力的な姿勢が伝わります。
3. 「私、結構モテるんです」― 自慢は“警戒心”を生む
自信を持つことはとても素敵なことです。
しかし、お見合いで「モテる」「よく誘われる」などの言葉を出すと、男性は一気に警戒モードに入ります。
なぜなら、その言葉の裏に“比較されるかもしれない”という不安を感じるからです。
婚活の場では「過去の人気」よりも「今この人と向き合えるか」が重要です。
モテエピソードを話すよりも、「人とのご縁を大事にしたい」といった穏やかな表現の方が誠実に映ります。
また、過去の恋愛話も同様に注意が必要です。
つい話の流れで「昔付き合ってた人が〜」と話してしまうと、相手は比較されているような気持ちになります。
お見合いでは、“過去”ではなく“未来”の話を意識してみましょう。
4. 「私、結婚したら仕事は辞めたいです」― タイミングと伝え方がカギ
この発言も、誤解を招きやすい言葉のひとつです。
もちろん「家庭を大事にしたい」という価値観は素晴らしいものですが、まだ相手の状況を知らない段階で言うと、「経済的に頼られそう」と感じられてしまうことがあります。
特に、結婚相談所ではお互いの生活設計を具体的に考える人が多いため、この一言がマイナス印象になるケースも。
実際には「将来的にどうしたいか」は人によって異なりますし、柔軟に考えている方も少なくありません。
もしあなたが“家庭を優先したいタイプ”なら、「ライフスタイルに合わせて柔軟に働き方を考えたいです」と言い換えると良いでしょう。
また、「相手の希望も大事にしたい」という姿勢を見せると、印象が一気に柔らかくなります。
5. 「結婚したら変わると思います」― 根拠のない“希望的観測”は危険信号
お見合いの中で、「私、今はあまり家事得意じゃないけど、結婚したら頑張ります」「まだ貯金少ないけど、結婚したら変わると思います」といった発言をしていませんか?
このような言葉は、一見前向きに聞こえますが、相手にとっては少し不安な響きになります。
なぜなら、人は「未来の理想」より「今の現実」を重視する傾向があるからです。
心理学ではこれを“現在バイアス”と呼びます。
つまり、「今できていないこと」がそのまま印象に残ってしまうのです。
もし改善途中のことがあるなら、「最近は少しずつ料理を練習しています」「家計管理を工夫してみてるんです」と、“今取り組んでいる姿勢”を伝える方がずっと誠実に見えます。
人は「努力している人」に好感を持ちやすいもの。
未来の約束より、“今の努力”を見せましょう。
お見合いでは「何を話すか」より「どう伝えるか」が大切
お見合いでの会話は、単なる情報交換ではありません。
言葉の選び方や表情、トーンによって、相手が感じる印象はまったく違います。
たとえば同じ内容でも、
「家事は得意じゃないです」ではなく「今は練習中ですが、上手になりたいです」と言うだけで、印象は180度変わります。
「まだ結婚にピンと来てないです」ではなく、「焦らずじっくり向き合いたいです」と言えば、誠実さが伝わります。
婚活で大切なのは、“完璧さ”ではなく“伝え方”。
少しの言い換えで、人柄の印象は驚くほど変わるのです。
男性が感じる「また会いたい人」とは?
結婚相談所の現場で多くの男性が口にするのが、「また話したくなる人がいい」という言葉です。
特別な話題やテクニックは必要ありません。
大切なのは、“自分も相手も心地よくいられる会話”を意識すること。
そのためには、
・相手の話を途中でさえぎらない
・笑顔でリアクションを返す
・「なるほど」「分かります」と共感を添える
この3つを意識するだけでも印象は格段に良くなります。
婚活の目的は、「完璧なプレゼン」ではなく「自然な関係を築くこと」です。
無理に盛り上げようとせず、相手を知ることを楽しみましょう。
まとめ:言葉選びで印象は変えられる
お見合いで“やばい”と思われる発言の多くは、悪気のない一言から生まれます。
でも、ほんの少し意識を変えるだけで、印象は見違えるほど良くなります。
避けたいNGワードを振り返ると、
1.普通の人がいいんです
2.男の人にリードしてほしいタイプなんです
3.私、結構モテるんです
4.結婚したら仕事は辞めたいです
5.結婚したら変わると思います
この5つはいずれも、「誤解を生みやすい」言葉です。
裏を返せば、伝え方を変えれば好印象にできるということ。
結婚相談所での出会いは、ひとつひとつが大切なご縁です。
あなたの本当の魅力を正しく伝えるためにも、「何を話すか」より「どう伝えるか」を意識してみてください。
そして、迷ったときは仲人(カウンセラー)に相談するのもおすすめです。
客観的なアドバイスをもらうことで、自分では気づけなかった“言葉の癖”が見えてくるかもしれません。
婚活は、少しずつ成長していくプロセス。
失敗を恐れず、丁寧に一歩ずつ進んでいきましょう。
その先に、きっと「この人だ」と思えるご縁が待っています。