疲れた時に思い出してほしい“婚活の目的” 3選
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婚活を頑張っていると、誰にでも「もう疲れたな…」と感じる瞬間があります。何人もの人と会ってもピンとこなかったり、いい感じだったのにお断りされたり。そんなとき、「自分には向いていないのかも」「このまま結婚できないかもしれない」と不安になる人も少なくありません。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。婚活を始めたとき、あなたはどんな気持ちでしたか?「結婚したい」だけでなく、「誰かと支え合いたい」「笑い合える家庭を作りたい」といった“目的”があったはずです。
婚活で迷ったときこそ、その“目的”を思い出すことが大切です。目的を再確認すると、不思議と気持ちが落ち着いて、自分らしい婚活を取り戻せます。
この記事では、婚活がしんどくなった時に思い出してほしい“婚活の目的”を3つ紹介します。どれも結婚相談所の現場で、多くの方が「この考えに救われた」と口にしたものです。今少し疲れているあなたに、心が軽くなるヒントをお届けします。
婚活が疲れるのは“真剣に向き合っている証拠”
まずお伝えしたいのは、「婚活に疲れることは悪いことではない」ということです。
婚活は、自分の将来に向き合い、他人と誠実に向き合う活動です。つまり、人として最もエネルギーを使う行動の一つなのです。出会いの場に行くだけでも緊張しますし、相手に気を遣いながら自分を出すのは、想像以上に大変なこと。
だからこそ、「疲れた」と感じるのは、真面目に頑張っている証拠です。
カウンセラーとして多くの婚活者を見てきましたが、成功する人ほど一度は「もう無理かもしれない」と思う瞬間を経験しています。むしろ、その壁をどう越えるかが、成婚への分かれ道になることもあります。
そこで役立つのが、“婚活を始めた目的を思い出すこと”。それを見失わなければ、焦りや不安に飲み込まれずに前を向けます。
それでは、あなたにもう一度思い出してほしい3つの婚活の目的を紹介していきましょう。
目的1:結婚は“幸せになるための手段”であって、“ゴール”ではない
婚活を続けていると、いつの間にか「結婚すること」自体が目的になってしまうことがあります。「早く結果を出したい」「誰かに選ばれたい」という焦りが出てくると、婚活が苦しいものに変わってしまうのです。
でも、思い出してみてください。あなたが婚活を始めた本当の理由は、“幸せになりたいから”ではなかったでしょうか。
結婚は、人生のゴールではなく、“幸せな人生を共に歩むための手段”です。
相手に出会うことよりも、その先に「どんな人生を送りたいか」を考えることが大切です。
例えば、こんな理想があるかもしれません。
・一緒に食卓を囲んで笑い合える時間が欲しい
・仕事で落ち込んだ時に、そっと支えてくれる人が欲しい
・休日に一緒に出かけられるパートナーが欲しい
これらは“結婚という結果”ではなく、“結婚の先にある日常の幸せ”です。
この目的を見失わない人ほど、婚活の途中で落ち込んでも立ち直りが早いです。なぜなら、「まだゴールではなく、過程なんだ」と理解しているからです。
結婚は“スタート地点”。婚活の目的は、「自分らしく幸せに生きるためのパートナーを見つけること」です。そこに意識を戻すだけで、焦りがやわらぎます。
目的2:自分を理解してくれる“たった一人”に出会うため
婚活をしていると、つい「うまくいかなかった出会い」に目が向きがちです。「あの人に断られた」「また会いたいと思われなかった」そんな経験を重ねるうちに、自信をなくしてしまう人も少なくありません。
でも、大切なのは「すべての人に好かれる必要はない」ということ。
婚活の目的は、“自分を理解してくれるたった一人”に出会うことです。
恋愛や結婚は、数ではなく「質」。どんなにたくさんの人に会っても、自分を自然体でいられる相手に出会えなければ意味がありません。
例えば、あなたが少し不器用でも、それを笑って受け入れてくれる人。
意見が違っても、きちんと話し合える人。
緊張してうまく話せなくても、「そんなところがいい」と言ってくれる人。
そんな相手に出会えた時、婚活の苦労がすべて報われる瞬間が訪れます。
結婚相談所の成婚者さんの中には、こんな言葉を残す方が多いです。
「最初の何人かとは合わなかったけど、諦めずに続けてよかった」
「断られた経験があったからこそ、自分に合う人を見つけられた」
出会いがうまくいかなかった時、それは“失敗”ではなく、“方向修正”のサインです。
あなたが出会うべき人は、必ずどこかにいます。だからこそ、「自分を理解してくれる一人」を探すという原点を忘れないでください。
目的3:“自分らしさ”を取り戻すための婚活
婚活というと、「相手に選ばれるために頑張るもの」と思っている人が多いかもしれません。確かに第一印象やマナーは大切ですが、それだけでは本当の幸せにはつながりません。
婚活の本当の目的は、“自分らしさを再発見すること”でもあるのです。
多くの人が婚活を通じて、「自分はどんな人と一緒にいたいのか」「どんな時に心が安らぐのか」に気づきます。これは普段の生活ではなかなか意識しない、自分の本音と向き合う機会です。
例えば、お見合いやデートを重ねるうちに、「優しさを大切にする人が合う」「一緒にいて穏やかになれる人がいい」といった価値観が少しずつ明確になります。
それはつまり、“理想の相手”を探す過程で、“自分自身”を知る時間でもあるということ。
実際、婚活を通して成長していく人は少なくありません。
「以前よりも人の話を聞けるようになった」
「感情的に動かず、冷静に判断できるようになった」
「自分の魅力を自覚できるようになった」
こうした変化は、婚活を頑張ってきた証です。
もし今、「もう疲れた」と感じているなら、少し立ち止まって“自分らしさ”を取り戻す時間を持ってください。焦らずに、自分を大切にする時間を持つことも、立派な婚活の一歩です。
婚活の目的は、「自分を否定すること」ではなく、「自分をより深く理解していくこと」。その気づきが、最終的に“自分らしい結婚”につながります。
婚活に疲れたときのリセット方法
目的を思い出しても、すぐに気持ちが切り替わらないこともあります。そんな時は、無理に前を向こうとせず、“少し婚活をお休みする勇気”を持つことも大切です。
婚活を一時的に止めても、あなたの努力が無駄になることはありません。むしろ心をリセットすることで、新しい出会いに前向きになれます。
具体的なリセット方法をいくつか紹介します。
・自然の中を散歩して、深呼吸する
・婚活以外の友人と食事をして、気分転換する
・趣味や好きなことに時間を使う
・カウンセラーに気持ちを相談して、整理する
結婚相談所では、カウンセラーが「婚活のペースを落とすこと」を提案することもあります。休むことは逃げることではなく、“前に進むための準備期間”です。
疲れたときこそ、頑張ってきた自分を褒めてあげてください。あなたはもう十分努力しています。
婚活の目的を見失わないためにできる習慣
目的を思い出すためには、日常の中で“心を整える習慣”を持つのがおすすめです。
例えば、こんなことを試してみてください。
・一日の終わりに「今日できたこと」を3つ書く
・「婚活ノート」を作って、自分の気持ちを書き出す
・ポジティブな言葉を意識的に使う
人は、意識を向けたものに引き寄せられる傾向があります。これを心理学では“カラーバス効果”と呼びます。ポジティブな言葉を使えば、自然と前向きな思考を引き寄せることができるのです。
婚活の過程で「うまくいかない日」があっても、それは“自分の理想を明確にする日”だと考えてみましょう。考え方一つで、同じ出来事も成長のチャンスに変わります。
まとめ:疲れた時こそ、“始めた理由”を思い出して
婚活を続けていると、誰しも疲れる瞬間があります。けれど、その疲れは“真剣に向き合っている証”です。
そんな時に思い出してほしい婚活の目的は次の3つ。
1.結婚は“幸せになるための手段”であって“ゴール”ではない
2.自分を理解してくれる“たった一人”に出会うため
3.“自分らしさ”を取り戻すための婚活
婚活とは、誰かを探す旅であり、自分を見つめ直す旅でもあります。焦らなくて大丈夫です。少しずつ進めば、必ずあなたにぴったりの人に出会えます。
そして、もし一人で悩んでしまった時は、結婚相談所に頼ってください。プロのカウンセラーは、あなたの努力を理解し、ペースに合わせて伴走してくれます。
婚活は苦しい時期もありますが、その先には“自分らしい幸せ”が待っています。疲れたときは立ち止まり、もう一度「なぜ婚活を始めたのか」を思い出してください。その原点こそが、再びあなたを前に進ませる力になるはずです。
 
             
                