お見合いのトラブルが好印象に繋がるパターン 3選
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お見合いと聞くと、「きちんとした場で、完璧に振る舞わなきゃ」と思う方も多いのではないでしょうか。
初対面での出会いだからこそ、マナーや会話、見た目まで気を遣うのは当然です。
しかし実際の婚活現場では、完璧なお見合いというのはほとんど存在しません。
どんなに準備をしていても、ちょっとしたトラブルや予想外の出来事が起きることはあります。
たとえば、待ち合わせ時間に遅れてしまったり、緊張で言葉が詰まったり、
あるいはレストランの注文ミスなど、想定外のアクシデントに焦ってしまうこともあるでしょう。
でも実は――
そうした「ちょっとしたトラブル」が、かえってお相手からの印象を良くすることがあるのです。
「え? 失敗したのに印象が良くなるなんてあるの?」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、人は“完璧な人”よりも、“人間味のある人”に親しみを感じるものです。
今回は、婚活カウンセラーとして数多くのお見合いの現場を見てきた中から、
実際にトラブルが「好印象」に変わったエピソードをもとに、3つのパターンをご紹介します。
完璧を目指すより「素直さ」が伝わる方が好印象
お見合いという場は、普段よりも緊張します。
だからこそ、思わぬミスやハプニングが起きやすいもの。
でも、失敗そのものよりも大事なのは、“その後の対応”です。
どんなに小さなトラブルでも、相手の印象はその対応で大きく変わります。
「失敗=マイナス」ではなく、「対応=印象のチャンス」と考えてみましょう。
実際、お見合い後のフィードバックで
「自然な対応が素敵だった」「誠実な人だと思った」と言われるケースは少なくありません。
それでは、具体的にどんなトラブルが好印象につながるのか、順に見ていきましょう。
パターン1:待ち合わせに少し遅れてしまったとき
お見合いの定番トラブルといえば「遅刻」。
婚活に限らず、これは印象を悪くする原因としてよく挙げられます。
でも、たとえ遅刻をしてしまっても、“その後の行動”で印象を挽回できるケースがあります。
たとえば、こんな例です。
・交通機関の遅れで、予定より5分ほど遅刻した男性。
・待ち合わせ場所に到着してすぐに深く頭を下げ、「申し訳ありませんでした」と丁寧に謝罪。
・その後、席についた際に「お待たせしたのに笑顔で迎えてくださって、本当にありがとうございます」と一言。
この一連の流れを見たお相手の女性は、
「とても誠実な方だと思いました」と好印象に感じたそうです。
人は“完璧さ”よりも“誠実さ”に信頼を感じます。
特にお見合いでは、謝り方や立ち振る舞いから人柄が伝わります。
言い訳をせず、相手への気遣いを添えて一言添えることができる人は、それだけで印象がアップします。
また、女性の場合も同様です。
もし遅刻してしまったら、
「本当に申し訳ありません。もしよければ私の方からお茶をごちそうさせてください」
などの言葉を添えると、誠意が伝わります。
遅刻の有無よりも、相手を大切に思う気持ちがあるかどうかが、印象を決めるポイントです。
パターン2:緊張してうまく話せなかったとき
お見合いで一番多い“想定外”がこれです。
緊張で言葉が出てこない。
沈黙が続いて気まずい空気になる。
会話がかみ合わず、焦ってしまう。
実は、ほとんどの人が一度は経験しています。
特に真面目な人ほど「ちゃんと話さなきゃ」とプレッシャーを感じてしまい、空回りしてしまうのです。
でも、お見合いでは“会話の完璧さ”よりも、“人柄”が伝わることの方がずっと大切です。
たとえば、こんなケースがありました。
・男性が緊張のあまり自己紹介で名前をかみ、思わず笑ってしまった。
・そのとき、「すみません、緊張してるのがバレてしまいましたね」と素直に一言。
・それを聞いた女性が笑顔になり、「私も緊張してます」と共感の空気に。
結果、二人の会話は一気に和やかになり、その後は自然なやりとりが続いたそうです。
このように、「うまく話せなかった」こと自体はマイナスではありません。
むしろ、“人間らしい一面”を見せたことで親近感が生まれることもあります。
また、緊張しているときは、無理に会話を続けようとせず、
「ちょっと緊張してしまって、すみません」
と正直に言ってしまうのも効果的です。
正直な言葉には、相手の心をほぐす力があります。
お見合いは面接ではありません。“良い印象を与える場”ではなく、“お互いを知る場”です。
少しくらい話がぎこちなくても、誠実さと人間味が伝われば、それが一番の魅力になります。
パターン3:ハプニングを笑顔で受け止めたとき
お見合いの場では、予期せぬハプニングが起こることがあります。
たとえば、飲み物をこぼしてしまう、メニューを間違えて注文する、天気が急に悪くなるなど。
そんなとき、焦ったり落ち込んだりせずに“笑顔で対応できる人”は、とても好印象です。
実際に、こんなエピソードがあります。
ある女性が、お見合い中に誤ってコーヒーをこぼしてしまいました。
慌ててハンカチで拭こうとしたところ、相手の男性が「大丈夫ですよ、僕もよくやるんです」と笑いながらナプキンを差し出しました。
すると女性も自然に笑い、「緊張してるの、私だけじゃなかったんですね」と会話が弾みました。
このお見合いは結果的に交際に進展しました。
お互いに“完璧ではない自分”を見せ合えたことで、距離がぐっと縮まったのです。
このような“ハプニングを笑顔で受け止める姿勢”は、相手に「一緒にいて安心できる人だな」と感じさせます。
また、相手が失敗したときに「大丈夫ですよ」と優しくフォローできる人も印象が良いです。
婚活では、お互いに支え合える関係性が何より大切。
そのため、トラブルを一緒に笑い飛ばせるような相手は、まさに理想的です。
トラブル対応が“人柄”を映す鏡になる
お見合いでは、話題の内容やマナー以上に、「どんなときにどう振る舞うか」が印象を左右します。
・焦らずに落ち着いて対応する
・相手を気遣う言葉を添える
・自分の失敗を素直に認める
この3つを意識するだけで、トラブルの印象はガラリと変わります。
特に“素直な人”は信頼されやすく、結婚後のイメージも良いです。
結婚相談所でも、「緊張していても感じが良い人」「誠実な対応をする人」は、
お見合いの成立率や交際継続率が高い傾向があります。
つまり、トラブルを恐れる必要はないのです。
むしろ、それをきっかけに“あなたらしさ”を伝えるチャンスに変えられます。
結婚相談所でのサポートが心強い理由
もしお見合い中にトラブルがあっても、結婚相談所に登録していれば安心です。
なぜなら、カウンセラーがアフターフォローをしてくれるからです。
たとえば、
・お見合い後に相手へフォローのメッセージを送るタイミング
・謝罪やお礼の言葉をどう伝えれば良いか
・気まずくなった後のリカバリー方法
これらをプロの視点でアドバイスしてもらえます。
また、カウンセラーは両者の意見を聞きながら、誤解が生まれないようにサポートしてくれます。
「実は相手も緊張していたようですよ」といった情報を伝えてくれることで、安心して次のステップに進めることもあります。
婚活を一人で進めると、失敗したときに自信をなくしてしまいがちですが、
相談所では“失敗も経験として前向きに活かす”サポートが整っています。
トラブルを「絆」に変える心の持ち方
お見合いは、たった一度の出会いの場ですが、そこから生まれるご縁は一生を左右します。
だからこそ、失敗やトラブルも「人との絆を育むきっかけ」として大切にしたいものです。
お見合いでトラブルが起きたときに大切なのは、次の3つ。
・相手を責めず、自分を卑下しない
・気持ちを切り替えて前向きに接する
・相手への感謝を忘れない
たとえうまくいかなかったお見合いでも、「あの人と話せて良かった」と思える時間にできたなら、それは立派な成功です。
そして、その積み重ねが、あなたをより魅力的にします。
まとめ:トラブルは「印象アップのチャンス」
今回ご紹介した「お見合いのトラブルが好印象に繋がるパターン 3選」はこちらです。
1.待ち合わせに少し遅れてしまったとき
2.緊張してうまく話せなかったとき
3.ハプニングを笑顔で受け止めたとき
どのパターンにも共通しているのは、“誠実さ”と“柔らかさ”です。
人は、完璧な人よりも、誠実で優しい人に心を開きます。
そして、トラブルを前向きに受け止められる人は、結婚後もきっと穏やかで信頼できるパートナーになるでしょう。
お見合いは「成功か失敗か」で決まるものではありません。
むしろ、「その場でどんなあなたが見えたか」で未来が変わります。
もしこれからお見合いを控えているなら、
“失敗しても大丈夫。むしろそれがチャンスになる”
そう思って、少し肩の力を抜いてみてください。
自然体のあなたこそが、いちばん魅力的です。