お見合い連敗中の男性に試してほしいこと 3選
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お見合いがなかなかうまくいかない。
話しているつもりなのに、次につながらない。
プロフィールでは印象が良いと言われても、実際に会うとお断りされてしまう。
そんな悩みを抱えている男性は、結婚相談所でも非常に多いです。
でも安心してください。お見合いが続けてうまくいかないのは「あなたに魅力がないから」ではありません。
ほんの少し視点や行動を変えるだけで、結果は大きく変わります。
この記事では、結婚相談所で多くの会員さんを見てきた経験から、
お見合いで“連敗している男性が試すべき3つの改善法”をお伝えします。
ちょっとしたコツですが、意識を変えるだけで雰囲気も印象も驚くほど変わりますよ。
お見合いがうまくいかないのは「相性の問題」だけではない
まず最初に伝えたいのは、お見合いでうまくいかない原因は“相手との相性”だけではない、ということです。
もちろん、すべての人と相性が合うわけではありません。ですが、連続してうまくいかない場合には、
「印象の作り方」や「会話の進め方」にちょっとしたズレがあるケースがほとんどです。
婚活は、仕事のように“正解”がない世界です。
でも、人が好印象を持つ行動には共通点があります。
そのポイントを押さえれば、お見合いの連敗も確実に減っていきます。
1. 「話を盛り上げよう」とするより、「相手を安心させよう」に切り替える
多くの男性が陥りがちなのが、「会話を盛り上げなきゃ」「沈黙を作っちゃいけない」という意識です。
実はこの考え方こそが、お見合いを失敗に導く最大の原因です。
盛り上げようと頑張るほど、空回りする
会話を楽しませようとする気持ちは素晴らしいです。
でも、話題を無理に作ろうとしたり、相手の話を遮って自分の話ばかりしてしまうと、
相手に「この人、ちょっと焦ってるな」と感じさせてしまいます。
特に男性は、真面目で頑張り屋の人ほど「自分がリードしなければ」と思いすぎて空回りしがちです。
ですが、お見合いで女性が求めているのは“楽しさ”よりも“安心感”です。
「安心感」が女性の心を開く鍵
初対面の女性は、相手がどんな人か慎重に見ています。
「この人は信頼できるかな」「落ち着いて話せそうかな」
そんな感情を持ちながら、お見合いの席についています。
だからこそ、男性が少しリラックスした雰囲気で接すると、それだけで印象が大きく変わるのです。
たとえば、
・「今日はお会いできて嬉しいです」
・「ここまで来るの大変じゃなかったですか?」
といった気遣いの一言を最初に添えるだけで、相手は安心します。
会話の目的は「盛り上げること」ではなく「心を開くこと」
話をたくさんする必要はありません。
むしろ「相手の話をよく聞く」ほうが、お見合いでは好印象です。
「そうなんですね、それは大変でしたね」
「その話、もう少し聞かせてもらっていいですか?」
このように相手の話を深堀りしてあげるだけで、会話は自然に広がります。
そして、女性は「この人はちゃんと話を聞いてくれる人」と感じるのです。
2. 「プロフィール通りの自分」を演じようとしない
お見合いでのもうひとつの落とし穴が、“良く見せよう”としすぎることです。
プロフィールには「誠実」「穏やか」「仕事熱心」など、良い印象の言葉が並んでいると思います。
しかし、そのイメージを守るあまり、自然体で話せなくなってしまう方が多いのです。
「演じている感」はすぐに伝わる
人は無意識のうちに、相手の表情や口調から“違和感”を感じ取ります。
たとえば、無理に丁寧すぎる言葉を使ったり、普段よりも大きなリアクションを取ったりすると、
相手は「なんだか不自然」と感じてしまうのです。
もちろん、丁寧に接することは大事です。
ただ、重要なのは“丁寧でありながら自然”であること。
「プロフィールに書いてある自分」を守るよりも、
「今の会話を楽しんでいる自分」を見せた方が、ずっと印象は良くなります。
「素の魅力」が一番伝わる瞬間
結婚相談所のカウンセラーがよく言う言葉に、「素を出せる人が一番強い」というものがあります。
なぜなら、結婚は“自然体で過ごせる関係”が続くからです。
相手に気に入られようと頑張って話すより、
「この人といると落ち着く」と思ってもらえることの方が、ずっと大事です。
たとえば、
「実は人見知りなところがあるんです」
「少し緊張しています」
そう正直に伝えるだけで、相手の警戒心が解けることもあります。
完璧な人よりも、少し不器用な人のほうが親近感を持たれるのです。
プロフィールは“入口”にすぎない
プロフィールはあくまで、出会いのきっかけを作るためのものです。
実際のお見合いでは、それを超えて“どんな人柄なのか”を見ています。
プロフィール通りに話す必要はありません。
そこから自然に話を広げて、自分の言葉で伝えましょう。
3. 「断られた理由」を考えるより「次に活かせること」を探す
お見合いで断られると、どうしても「自分のどこが悪かったんだろう」と考えてしまいますよね。
でも、婚活では“断られること”は当たり前のプロセスです。
ここで大事なのは、「なぜダメだったか」を深掘りしすぎないこと。
その代わりに、「次にどうすればもっと良くなるか」を考えることです。
婚活は「確率の積み重ね」
婚活を数字で見てみると、実際にお見合いをしたうち、
交際に進むのは平均で10人中2〜3人と言われています。
つまり、7〜8人に断られるのは“普通のこと”なんです。
そう考えると、連敗していても落ち込む必要はありません。
むしろ、経験を積むことで「会話の流れ」「相手の反応の違い」などを学び、確実にスキルが上がっていきます。
振り返りのポイントは「行動」
お見合い後の反省で重要なのは、「自分の行動を振り返る」ことです。
・相手の話を遮っていなかったか
・質問が一方的になっていなかったか
・笑顔が少なかったか
このように、自分が“どう振る舞ったか”を客観的に見てみましょう。
一方で、「相手が悪かった」「縁がなかった」と割り切る勇気も大事です。
完璧なお見合いなんて存在しません。
小さな改善を積み重ねることで、自然と結果は出てきます。
カウンセラーの意見を取り入れてみる
結婚相談所を利用している方は、カウンセラーのアドバイスを積極的に聞くのがおすすめです。
お断り理由は相手側の相談所を通じて共有されることもあり、
第三者の視点でフィードバックをもらえる貴重な機会です。
「自分では気づかなかった印象のズレ」を教えてもらうことで、
次のお見合いで同じ失敗を防ぐことができます。
自分だけで悩まず、相談しながら修正していくことが成功の近道です。
婚活を前向きに続けるための考え方
お見合いでうまくいかない時期ほど、「もう無理かもしれない」と感じてしまいますよね。
でも、婚活は「うまくいかない時期」があるのが普通です。
そんなときに覚えておいてほしいのが、
「結果が出ない時期こそ、成長している最中」ということ。
婚活で最も大事なのは“続ける力”
どんなに魅力的な人でも、すぐに成婚する人ばかりではありません。
ご縁にはタイミングがあり、その流れは人それぞれです。
焦らず、丁寧に出会いを重ねていくことで、
「この人となら」と思える瞬間が必ず訪れます。
「頑張らない婚活」でうまくいく人も多い
一生懸命になりすぎると、婚活が“義務”のように感じてしまいます。
でも、お見合いは本来「人と出会う楽しい時間」であるべきです。
完璧を目指さず、「今日はどんな人と話せるかな」といった軽やかな気持ちで臨むだけで、
雰囲気が自然になり、印象が格段に良くなります。
結婚相談所は「立ち直り力」を育てる場所
お見合いで連敗すると、自分ひとりでは気持ちの整理が難しくなることもあります。
そんな時こそ、結婚相談所のカウンセラーが頼りになります。
相談所のサポートは、「出会いの紹介」だけではありません。
・お見合い後のフィードバック
・印象改善のアドバイス
・気持ちの落ち込みをケア
これらを通して、あなたが次の出会いに前向きになれるよう支えてくれます。
婚活は、うまくいかない時期をどう乗り越えるかで結果が変わります。
一人で抱え込まず、プロに相談することで、自分の魅力を再発見できることもあるのです。
まとめ:お見合いの“失敗”は、次へのステップ
お見合いが続けてうまくいかないと、自信を失いがちになります。
でも、それは“終わり”ではなく、“次に進むための練習”です。
今回紹介した3つのポイントを、もう一度振り返ってみましょう。
1.話を盛り上げようとせず、相手を安心させることを意識する
2.プロフィール通りに演じず、自然体で話す
3.断られた理由を悩むより、次に活かせることを探す
お見合いは、「うまくいくか」よりも「どう向き合うか」が大事です。
焦らず、自分のペースで一歩ずつ改善していけば、きっとご縁は近づいてきます。
そして、もし悩んだときは、結婚相談所のカウンセラーに頼ってください。
一人で頑張るより、誰かと一緒に前を向くほうが、婚活はずっと楽しくなります。
あなたの頑張りは、必ず誰かが見ています。
次のお見合いでは、少しだけ力を抜いて、自然な笑顔で会ってみてください。
その穏やかなあなたこそが、一番魅力的です。