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収入か資産か… 収入だけでは豊かさは判断できない!

  • 婚活のコツ
グリム結婚相談所「収入か資産か… 収入だけでは豊かさは判断できない!」-1

収入は“入口”、豊かさは“全体”

「年収○○万円以上の人と結婚したい」。
婚活の現場で、よく耳にする願いです。気持ちはとてもわかります。生活の安心は大切ですし、数字は分かりやすい指標だから。

でも、ここで一度立ち止まってみませんか。
毎月の収入が多いのに、貯金はほとんど増えない人がいます。
一方、収入は平均的でも、資産を着実に育て、ゆとりある暮らしを楽しんでいる人もいます。

つまり、収入だけを見ても「豊かさ」は計れません。
結婚は日常の連続。家計も価値観も、毎日の小さな選択の積み重ねです。
この記事では、婚活で迷いがちな「お金の見方」をやさしく整理します。収入と資産の違い、負債との付き合い方、二人の相性の確かめ方。デートで使える質問集や、プロフィールへの落とし込み方まで、実践的にまとめました。

読み終えるころには、数字の奥にある“暮らしのリアル”が見えてくるはず。
そして、結婚相談所を活用すると、この見えにくい部分をどうやって丁寧にすり合わせられるのかも、同時にイメージできるようにしていきます。

収入と資産は別物。まずは言葉の整理から

収入と資産、似ているようで全く違います。ここを混同すると、パートナー選びでズレが起きやすくなります。

収入とは

働いた対価として一定期間にもらうお金の流れのこと。月収や年収がこれに当たります。流れは強いのに、器がなければ溢れて消えます。

資産とは

貯金や投資、家や車など「手元に残っている価値」のこと。たとえ収入が途切れても、資産があれば暮らしを支えるクッションになります。

負債とは

住宅ローンや奨学金、クレジットの分割払いなど、将来に返済が必要なお金のこと。上手に使えば味方、使い方を誤ると家計を圧迫します。

キャッシュフローとは

入ってくるお金と、出ていくお金の差し引きの流れのこと。毎月の息づかいです。ここがプラスかマイナスかで、資産の育ち方が決まります。

言葉が整うと、判断も整います。婚活で数字を話題にするときも、この区別を前提に話せると、相手との会話がスムーズになります。

豊かさは“七つの物差し”で見る

収入だけでは足りません。次の物差しを組み合わせて、暮らしの立体感をつかみましょう。

キャッシュフローの健全さ

毎月の黒字幅がどのくらいあるか。黒字が小さいと、突然の出費に耐えにくくなります。

純資産の厚み

純資産とは「資産 − 負債」。貯金や投資から借金を引いた正味の体力です。ゼロを超えているか、年々増えているか。

固定費の軽さ

家賃や保険料、通信費など、毎月必ず出ていくお金。固定費が軽い家庭は、収入の波に強く、将来の選択肢が広がります。

生活コストの基準値

一か月いくらあれば暮らせるのか。基準値が低いほど、仕事やライフイベントの選択に自由が生まれます。

流動性(現金化のしやすさ)

資産の中に、すぐ現金化できるものがどれくらいあるか。流動性があると、急な支出にも落ち着いて対応できます。

時間の豊かさ

残業や移動時間が長すぎると、収入が多くても消耗します。時間も資産。ここを軽視すると、生活の満足度は上がりません。

レジリエンス(回復力)

病気、失業、災害。予期せぬ事態からどれだけ早く立ち直れるか。緊急予備費や保険、頼れるつながりは、家計の回復力を高めます。

専門用語を一つだけ。レジリエンスとは、困難から回復する力のこと。お金だけでなく、心の余裕や人間関係の支えも含みます。

年収が高いのに余裕がないのは、なぜ?

理由はシンプルです。固定費の膨張と、見えない負債です。

住居費が収入に対して大きすぎる

車の維持費がじわじわ効いている

サブスクが積み上がり、気づけば何本も

リボ払いの金利が雪だるま式になっている

生活レベルを上げるのは簡単。下げるのは難しい。だからこそ、結婚前から“基準値”を確認しておくことが大事です。二人で暮らし始めると、固定費の最適化は大きな成果を生みます。

資産の中身を分解してみる

「資産があります」と言われたとき、内訳をイメージできますか。種類ごとの性格を知っておくと、会話が深まります。

現預金

いつでも使える安心の基礎体力。緊急予備費として、生活費の数か月分を目安に。

金融資産

投資信託や株式、債券など。増減はあるものの、長い目で見て育てていく枠です。

実物資産

家や車、貴金属など。価値の変動や維持費も考慮に入れたい資産です。

人的資本

少し抽象的ですが、とても大切。スキルや経験、健康と人間関係が生み出す将来の稼ぐ力のこと。学び続ける姿勢や体のメンテナンスは、ここを大きくします。

人的資本という言葉が出たら、一言で説明しましょう。人的資本とは、自分自身が持つ将来の収入を生む力のこと。資格や経験、健康状態が含まれます。

借金の見方。味方にも、敵にもなる

借金=悪ではありません。家のローンや教育への投資など、将来価値を高める“味方の借金”はあります。ただし、金利や返済計画を把握していることが前提です。

住宅ローン
長期の計画が必要。金利タイプや繰り上げ返済の余地を理解できているかが鍵。

奨学金
学びのための借入。返済が家計を圧迫しないよう、他の固定費とのバランスが大切。

カーローン
生活圏と用途次第。維持費と合わせた総コストで判断を。

リボ払い
金利が高く、残高が見えにくい。要注意。早期に計画的な返済へ切り替えるのが安全です。

ここでの専門用語は金利。金利とは、お金を借りるための“利用料”のこと。数字が高いほど、返す額は大きくなります。

二人で作る家計は、一人の家計の単純な足し算ではない

結婚は、家計が合流するイベントです。合流の仕方で、暮らしの手触りが変わります。

収入の補完効果

働き方や業界が違う二人なら、景気の波に強い家計になります。どちらかの収入が一時的に減っても、もう一方が支える。安心の仕組みです。

固定費の共有による効率化

一人暮らしでは重かった家賃や光熱費が、二人だと相対的に軽くなります。ここで浮いた分を、緊急予備費や将来の目標に回すと、資産は加速して増えます。

役割分担の最適化

収入だけで役割を決めないこと。時間や得意分野を含めて分担を考えると、ストレスが減り、家計の効率も上がります。時間もお金も、どちらも資源です。

デートで使える、お金の価値観がわかる質問集

数字をストレートに聞くのはまだ早い段階でも、価値観はやわらかく探れます。会話の中で、こんな問いを投げてみましょう。

旅行のとき、宿と食事はどちらに比重を置く?

仕事用の道具にお金をかけるタイプ? どこまでなら許容?

家事は外注もアリ派? 自分たちで工夫して回す派?

もし突然まとまったお金が入ったら、何に使う? 何を優先する?

体調管理で続けていることはある?(健康は人的資本)

住む場所を選ぶとき、何を最優先にする? 静けさ、通勤、広さ、価格…

大切にしている日常の贅沢は?(コーヒー、花、サウナなど)

「価値観を知りたい」という目的が伝わるように、まずは自分から話すのがコツです。質問はキャッチボール。面接にならないよう、やわらかく。

プロフィールに“お金の安心感”をにおわせる書き方

直接「資産があります」と書く必要はありません。むしろ日常の工夫を具体的に書くほうが、読み手は安心します。

緊急予備費の考え方を一行
例「生活費の数か月分はいつも別口座でキープしています」

固定費の見直しを習慣に
例「年に一度、保険や通信費を見直すのが恒例です」

時間と健康を大切に
例「残業が続いた週は外食に頼らず、作り置きで栄養バランスを整えます」

楽しみの予算を決めている
例「月の“小さな贅沢”枠はコーヒー豆と生花。ここは気持ちよく使います」

数字よりストーリー。これが伝わると、「この人となら家計を一緒に作っていけそう」と感じてもらえます。

自分の立ち位置を知る、かんたん家計セルフチェック

表は使わず、手帳に三つの数字だけ書いてみましょう。

毎月の黒字額(手取り − 生活費)

純資産額(資産の合計 − 負債の合計)

固定費比率(固定費 ÷ 生活費の合計)

黒字がプラスか。純資産がゼロを超えているか。固定費比率が高すぎないか。
完璧でなくて大丈夫。現状を知ることが、何よりのスタートです。ここを把握している人は、それだけで信頼感が上がります。

ストーリーで比べる「収入型」と「資産型」 収入は高いけれど…

Aさんは年収は高め。ただ、都心の高い家賃、車の維持費、サブスク多数。固定費が重く、毎月の黒字は少なめ。ボーナスで旅行や最新ガジェットを買い、資産は横ばい。見栄えは良いのに、予期せぬ出費で不安が出やすい。

収入は平均的だけれど…

Bさんは年収は標準。徒歩圏のコンパクトな部屋に住み、移動は自転車。固定費を抑え、作り置きと図書館が味方。黒字が毎月コツコツ貯まり、投資も少額から。純資産は右肩上がり。急な出費にも落ち着いて対応できる。

どちらが正解という話ではありません。けれど結婚の文脈では、後者の方が日常の安定感は高くなりやすい。二人で暮らすなら、生活の基準値は低めの方が選択肢が増えるのです。

家計の合体は“方法”で決まる。三つのパターン

どれが良い悪いではなく、合う方法を選ぶことが大切です。

完全合算型

収入も支出も一つにまとめる。管理はシンプルで、目標に向かって貯まるスピードが速い。信頼が高い二人に向く。

折衷型

共同口座に生活費を入れ、残りは各自で管理。自由度と透明性を両立しやすい。共働きに多い形。

完全別管理型

生活費の担当を分けるなどして、お互いの自由度を最大化。干渉は少ないが、長期の目標は共有しておかないとズレが生まれやすい。

どの形でも、年に一度は“家計会議”を。目標の更新、固定費の見直し、将来イベントの準備。ここができる二人は強いです。

30日で整える“お金と暮らしのミニ計画”

1〜7日目
財布と家計アプリを整える。サブスクを棚卸し。使っていないものを解約。

8〜14日目
固定費を一つだけ軽くする。通信や保険を見直す。家賃交渉や引っ越しの検討も視野に。

15〜21日目
緊急予備費の口座を分ける。自動振替で毎月一定額を移す設定。

22〜30日目
二人で“価値観マップ”を作る。お金と時間の使い方、将来のイベントを書き出し、優先順位を決める。

価値観マップという言葉の補足。価値観マップとは、大切にしたいことを可視化し、優先順位や関係性を整理する図のこと。これがあると、話し合いが早く深くなります。

お金の話をするときのマナー

タイミングは明るいとき。疲れている夜は避ける

数字の前に、気持ちと理由を添える

相手の言葉を要約して返す(リフレクション)

批判ではなく、提案を一つ

決め切らないことも決める(次回までの宿題に)

リフレクションの解説。リフレクションとは、相手の発言を自分の言葉で言い換えて返すこと。誤解が減り、安心して話せる空気が生まれます。

結婚相談所を活用すると、なぜ安心して話せるのか

婚活アプリや私的な紹介では、お金の話は切り出しにくいもの。
一方、結婚相談所は「将来を見据えた出会い」が前提です。お金の話題もタブーではありません。むしろ、早い段階から自然に触れられる環境が整っています。

多くの相談所では、収入に関する確認が行われます(たとえば収入証明の提出など)。出会いの前提がクリアになりやすい。

プロフィールの書き方について、読み手に伝わる言葉選びのアドバイスを受けられるため、日常の工夫や価値観を無理なく表現できます。

交際の進め方や話題の扱い方を相談できるので、タイミングや言い回しに迷ったときも落ち着いて準備ができます。

結婚相談所は“数字の線引き”のためだけの場所ではありません。
二人の価値観を少しずつ近づけるための、静かな作戦会議の場でもあります。小規模で専任担当が伴走するタイプの相談所なら、面談の密度が高く、言葉の調整やプロフィールの表現もきめ細かく整えやすいはずです。

「収入だけで判断しない出会い」をしたい方には、相性の良い環境になるでしょう。

よくある誤解と、そのほぐし方 高年収=家計が安定、ではない?

安定の正体は、固定費の軽さと、予備費の存在です。年収が高くても、ここが弱いと不安定。逆に年収が平均的でも、基盤が整っていれば強い家計になります。

資産の話は失礼?

聞き方次第です。数字を求めるのではなく、考え方や習慣を共有するところから。
「緊急用の備えって、どうしてる?」
「固定費の見直し、年に一回やる派?」
こうした会話は、むしろ家庭を作る前段として自然です。

借金がある人はダメ?

中身を見ましょう。奨学金や住宅ローンは計画と金利次第。リボ残高のような高金利負債は要注意ですが、計画的に手を打っているなら、信頼は回復します。

リスク管理の基本。保険と備え

詳細な商品名は不要です。考え方だけ押さえれば十分。

医療の備え
健康保険の高額療養費制度など、公的制度の仕組みを知るだけで安心感が増します。

生命の備え
家族計画と資産状況を見て、必要保障額を考える。子どもがいない時期は薄く、増えたら厚く。ライフステージごとに見直す発想が大切。

住まいと災害
地域のリスクを知る。ハザードマップの確認、非常用備蓄。お金だけでなく、情報も備えです。

専門用語の補足。必要保障額とは、万一のときに家族の生活を維持するために必要なお金の目安のこと。保険は“足りない部分を埋める道具”くらいの感覚で。

婚活の現場で“お金の安心”が伝わる行動

デートの会計で見栄を張らない。背伸びは続きません

予約やチケット購入は、無理のない範囲で早めに段取り

体調管理を大切にしている姿勢(睡眠・食事・運動)

仕事や学びの予定を共有し、時間の資産を大切にする

プレゼントは価格でなく、気持ちと工夫で

これらはすべて、家計の健全さに直結します。数字では測れない“豊かさ”が伝わります。

小さな物語を、二人で増やす

「給料日の晩は、いつもの定食屋でプチお祝い」
「月に一度、サブスクを一つ見直す日」
「年末は一年で読んだ本のベスト3を発表」

こうしたリズムは、家計と心を同時に整えます。結婚は制度であると同時に、日々の物語づくりです。物語を一緒に編める相手かどうか。収入の大小だけでなく、ここに目を向けていきましょう。

相談所の無料面談を“お金の視点”で最大化するコツ

今の生活費のざっくり内訳(固定費・変動費)を持参

将来不安に感じているポイントを三つメモ

価値観マップのラフ(付箋でも箇条書きでも)

過去3か月の婚活ログ(申し込み数、成立数、感じた課題)

これだけ整えていくと、面談の密度が一気に上がります。お金のテーマは繊細ですが、結婚を現実にする上で避けて通れません。信頼できる第三者に、一度言葉を整えてもらうだけで、交際の進み方が驚くほど滑らかになります。

まとめ 収入は“入口”、豊かさは“全体”

収入は大切。ただし豊かさは、キャッシュフロー、純資産、固定費、流動性、時間、回復力の総合で決まる

借金は中身と計画で評価。高金利の放置だけは避ける

二人の家計は足し算ではなく、設計と対話で強くなる

プロフィールは数字より習慣で“安心”を伝える

結婚相談所を活用すると、価値観と言葉を丁寧に整えながら、安全にお金の話題に触れられる

「収入か資産か…」の答えは、どちらも大切。ただし、収入だけでは豊かさは判断できない。
あなたが大事にしたい日常、守りたい基準、増やしたい物語。それらを言葉にし、近い価値観の人と出会える場所を選ぶこと。

数字の奥にある暮らしを、やさしく見つめていきましょう。
そして、もし一人で言葉にしきれないときは、結婚相談所の面談を頼ってください。あなたの「豊かさ」のかたちを、一緒に見える化していくお手伝いができます。

次の週末、手帳を開いて三つの数字を書いてみましょう。
黒字額、純資産、固定費比率。
たったこれだけで、未来の輪郭が少し鮮明になります。そこから、あなたに合うパートナーとの出会いが、ぐっと現実味を帯びて動き出します。

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