デート場所を提案するときの「選択肢3メソッド」
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“誘い上手”になろう
ふたりの距離を縮めるカギは、最初の数回のデートで決まると言っても大げさではありません。
ところが「どこ行きたい?」「何食べたい?」と丸投げすると、相手は本音を言いづらく、気まずい沈黙になりがち。
そこで活躍するのが 選択肢3メソッド です。
このメソッドは、文字どおり「選択肢を三つだけ提示する」だけのシンプル技。
それなのに会話がスムーズになり、お互いの好みまで自然に引き出せます。
本記事では、やり方と注意点をわかりやすく紹介します。読み終えた頃には、次のデートプランを迷わず提案できるはずです。
自分が行きやすい
相手も興味を持ちそう
天候や混雑に左右されにくい
この三つの条件を満たす候補を「屋外・屋内・フレキシブル」の三枠で用意し、相手に並べて見せる方法です。
例えば、
屋外 上野の不忍池でボート
屋内 アートアクアリウム展
フレキシブル 駅ナカのカフェ街で食べ歩き
こうやって提示すると「全部興味ある」「二番目がいい」など即答がもらいやすく、主導権と配慮のバランスが取れます。
三つに絞る理由 決断疲れを防げる人は選択肢が多いほどエネルギーを消耗します。これは「決定疲れ」と呼ばれる心理現象。三つなら比較がラクでテンションが下がりにくいです。
会話が広がる「この中ならどれがいい?」と聞けば、選ばれなかった二案も話題になります。ここで相手の隠れた趣味や苦手を知るチャンスが生まれます。
準備コストを抑えられる候補が三つなら事前リサーチも最小限。アクセス、予算、雨天時のプランBをざっと確認するだけで済みます。
具体的な提案フロー ステップ1 二人の共通点を一つ探すカフェ好き、動物好き、写真映えが好きなど、メッセージのやり取りから抽出。
ステップ2 共通点を軸に三枠へ当てはめる例:写真好きなら
屋外 季節の花が咲く公園
屋内 ライトアップ展示のギャラリー
フレキシブル 夜景が見えるカフェテラス
ステップ3 交通コストを統一移動時間に大差があると不公平感が出ます。所要30分前後にそろえるか、最寄り駅が同じ沿線になるよう調整しましょう。
ステップ4 LINEでスマートに提示
「来週末、写真を撮りやすい場所を考えてみました。
1 公園で花散策
2 ギャラリーの光アート
3 夜景カフェでスイーツ
どれが気になりますか?」
番号を振ると視認性が上がり、相手が返しやすくなります。
シーン別 選択肢例 雨予報が出ている週屋外 駅直結の屋上庭園(傘いらず)
屋内 植物園の温室
フレキシブル ガラス張りの展望ラウンジ
予算を抑えたいとき屋外 河川敷でテイクアウトピクニック
屋内 区民ホールのクラシック無料リハーサル
フレキシブル 商店街の食べ歩き(1品300円程度)
夜しか空きがない場合屋外 ライトアップ神社の参道散歩
屋内 夜カフェでボードゲーム
フレキシブル ドライブスルーの夜景スポット
よくある質問 Q 本命プランが一つ決まっている場合も三つ出すべき?A 本命がわかっていても、二案を添えた方が相手が納得しやすいです。選択肢を通じて「尊重してくれている」と感じてもらえます。
Q 相手が即決しないときは?A 「どれも魅力的で迷いますよね。不安定な天気なので屋内優先にしましょうか?」と軸を提示し直すと決まりやすくなります。
Q 三つとも却下されたら?A 好みが読めなかった証拠なのでリサーチ不足。理由を聞き、「アウトドア全般苦手」と分かれば次は室内中心で組み直しましょう。
ミニワーク:自分の“引き出し”を増やすスマホのメモに「屋外・屋内・フレキシブル」のテンプレを作る
通勤途中やSNSで見かけたスポットを三枠に振り分けてストック
月に一度見直し、季節ごとに入れ替える
これだけで急なデート提案にも強くなり、「準備上手」な印象が定着します。
まとめ 選択肢3メソッドで“誘い上手”になろう
デート場所の提案は、相手を思いやる気持ちが形になる瞬間。
三つに絞って示せば
決断疲れが減る
会話が膨らむ
準備がラクになる
という三拍子がそろいます。
次にお誘いメッセージを打つときは、ぜひ「屋外・屋内・フレキシブル」の枠を意識しながら三つの候補を並べてみてください。
その小さな工夫が、ふたりの時間をもっと心地よくしてくれるはずです。