お見合いは別れ際が超重要 印象を残すフレーズとは?
- 婚活のコツ
- お見合い
お見合いの成功は「最後のひと言」にかかっている
お見合いでは、第一印象が大切だとよく言われますが、実はもう一つ、相手の心に残る重要な瞬間があります。
それは、別れ際です。
初対面同士のお見合いでは、お互いに気を張って会話をしていることが多く、終盤になるにつれて少しずつ緊張が解けてきます。
そんなときに交わされる別れの言葉は、その日の印象を締めくくる“最後の一手”として非常に重要です。
では、どのようなフレーズが相手の心に残り、「また会いたい」と思わせるのでしょうか?
この記事では、お見合いの別れ際で使える印象的な言葉や、避けたいNGフレーズ、そして別れ際の振る舞い方まで詳しく紹介します。
これから婚活を始める方、または現在活動中の方にとって、すぐに実践できる内容です。
お見合いの最後の時間は、“ピークエンドの法則”という心理学の考え方で説明できます。
この法則によると、人はある出来事を評価するとき、その出来事の「最も強く印象に残った瞬間(ピーク)」と「最後の瞬間(エンド)」を重視する傾向があります。
つまり、お見合いがどれだけ順調に進んでいたとしても、最後の別れ際で印象が悪ければ、その日全体の評価が下がってしまう可能性があるということです。
逆に言えば、少し会話が盛り上がらなかったとしても、最後の一言が印象的なら「また話してみたい」と思ってもらえるのです。
このように、別れ際の一言はお見合い全体の評価を左右するほどの影響力を持っています。
別れ際の印象を決める3つの要素別れ際の印象を良くするためには、以下の3つのポイントが大切です。
言葉の内容
表情
声のトーン
この3つがバランスよく整うことで、相手に心地よさや安心感を与え、あなたという人物像に好印象を持ってもらうことができます。
例えば、内容が良くても無表情で早口だと「形式的な挨拶だな」と思われてしまいます。
逆に、言葉が少しぎこちなくても、笑顔と丁寧な口調があれば「誠実な人だな」と感じてもらえるでしょう。
ここからは、実際にお見合いの別れ際で使える、印象を良くするためのフレーズを具体的に紹介していきます。
状況に応じて使い分けることで、より自然に、相手の心に残るやり取りが可能になります。
「本日は貴重なお時間をありがとうございました。とても楽しかったです。」
「今日はお会いできて本当に良かったです。お話しやすくて、あっという間でした。」
こうした定番フレーズでも、「楽しかった」「話しやすかった」などの感情表現を添えることで印象が強くなります。
2. 相手の印象に言及する「〇〇の話、とても興味深かったです。すごく知識が豊富なんですね。」
「やさしい雰囲気で、初対面とは思えないくらいリラックスできました。」
このように、相手の良い部分を言葉にして伝えることは、お見合い後の好印象につながりやすいです。
3. 次に繋げたい意思を伝える「もしご縁があれば、またお話しできたら嬉しいです。」
「もっとお話してみたいと思いました。」
このような言葉は、好意を伝えつつ、相手にプレッシャーを与えすぎない絶妙な表現です。
また、真剣な交際に進む可能性を感じてもらいやすくなります。
「お帰り、気をつけてくださいね。今日は暑いですから。」
「お足元の悪い中、ありがとうございました。無事にご帰宅されますように。」
気遣いの言葉は、心遣いができる人という印象を残す重要な要素です。
お見合い後にカウンセラー経由で相手から高評価を得るケースも多いです。
一方で、別れ際に無意識のうちにマイナス印象を与えてしまう言葉や行動もあります。
以下のような表現は、どれだけ会話が盛り上がっていても一気に評価が下がる原因になり得ます。
「また機会があれば……」
「なんか今日はすみません、忙しくて」
こうしたフレーズは、やる気のなさや、相手への配慮不足を連想させてしまいます。
2. 一方的な終了感を与える表現「じゃあ、帰ります」
「もういいですか?」
このように、会話を突然打ち切るような言い方は、相手に寂しさや冷たさを感じさせます。
お見合いというフォーマルな場では、別れ際にも節度と気配りが求められます。
言葉だけでなく、態度や動作がそっけないと、それだけで「この人は冷たい」という印象が残ります。
別れ際は、立ち上がるスピードや顔の向け方、表情も意識して丁寧に振る舞うようにしましょう。
お見合いの場では、交際に進むかどうかを判断するために、その日限りの接点が非常に重要な材料になります。
別れ際の印象が良いと、以下のようなメリットがあります。
相手が「また会いたい」と思いやすくなる
カウンセラーを通じてポジティブな評価が伝わる
仮交際への移行がスムーズになる
競合相手より一歩リードできる
特に結婚相談所のシステムでは、当日中〜翌日までに交際希望の意思を伝えるケースが多く、最終的な判断材料が「別れ際の印象」ということも少なくありません。
逆に、そこがマイナス評価だと、どんなに会話がうまくいっていても「やっぱりこの人とは合わないかも…」と感じさせてしまうリスクもあります。
まとめ:お見合いの成功は「最後のひと言」にかかっている
お見合いにおける別れ際は、単なる「挨拶の時間」ではありません。
それは、あなたがどれだけ誠実に、相手との時間を大切に思っていたかを伝える“感情の集約”の瞬間です。
今回紹介したポイントをおさらいしましょう。
感謝・好意・気遣いを含んだフレーズを選ぶこと
表情や声のトーンにも気を配ること
急に去らず、余韻を残すような振る舞いを意識すること
そして、何より大切なのは、別れ際こそ「人柄」が表れるということです。
取り繕った会話ではなく、素直な気持ちを込めた一言が、相手の心を動かします。
次のお見合いでは、ぜひ「帰り際のひと言」に意識を向けてみてください。
その一言が、未来のパートナーとの関係を大きく動かすきっかけになるかもしれません。