注意!婚活でSNSの使い方がバレて交際終了したケース3選
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SNSは“もう一つのあなたの顔”
今やSNSは日常の一部。Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTokなどを使って、自分の趣味や日常を気軽に発信する人も多いでしょう。
しかし、婚活においてSNSは“見られている”可能性があるということ、意識していますか?
「ちょっとした投稿が理由で交際終了に…」
「本人は気づかずに信頼を失っていた」
――そんなリアルな事例が、結婚相談所の現場では実際に起こっています。
本記事では、婚活中にSNSの使い方でトラブルになり、交際終了になった実際のケースを3つ紹介しながら、
**「なぜそれがNGだったのか?」「どう対策すればいいのか?」**という点も合わせて解説します。
婚活中の方、SNS利用が習慣化している方は特に要チェックです。
ケース1:プロフィールとSNSの生活感が違いすぎて不信感に 30代女性(会社員)× 40代男性(IT関係)
お見合い後、仮交際に進んだ男女。
女性は男性の「誠実で落ち着いた雰囲気」に惹かれて交際をスタートしました。
男性はプロフィールで「穏やかで家庭的」「インドア派」「結婚後は落ち着いた暮らしを望む」と記載しており、
女性側も「理想に近い」と感じていました。
・頻繁に外出・飲み会・派手なイベント参加の写真
・高級車や時計などの“見せびらかし系”投稿
・過去の投稿にはナンパ的な発言や、女性との軽いやり取りも…
「プロフィールと全然違う」
「家庭的というより、遊び慣れてる印象」
「もしこの投稿が今も続いてるなら、価値観が合わなそう」
不信感がぬぐえず、女性から交際終了の申し出。
男性は「過去の投稿だったし、今は違う」と弁明したが時すでに遅し。
婚活プロフィールとSNSの印象にギャップがあると信用を失う
過去の投稿でも、見られるリスクはある
SNSは“あなたの素の姿”と見なされる
ケース2:「非公開のつもり」が、共通の知人経由でバレた 40代女性(教育関係)× 30代男性(公務員)
真面目で落ち着いた男性と、包容力ある女性。
2人の仮交際は順調に思えましたが、ある日突然、男性から交際終了の申し出が。
女性にはまったく心当たりがなかったため、仲人がヒアリングしたところ…
きっかけは、男性の友人が女性のInstagramを見つけたこと
彼女のアカウントは“非公開”設定でしたが、フォロワーに共通の知人がいて、
その知人が偶然男性に画面を見せてしまったのが発端。
そこで男性が知ったのは…
・婚活についての“裏アカ”での愚痴
・他の交際相手の様子をネタ的に投稿
・「相談所って面倒だな~」「お見合い相手、また年上か…」などの本音
「仲良くしているように見えて、裏ではこんなふうに言ってたのか…」
「表と裏が違いすぎる」
「誰かと比べられている感じもして、傷ついた」
結果、男性から即終了。
女性は「鍵アカだったのに…」と悔やんでいたが、ネットは完全な“秘密の場”ではないことを痛感。
鍵アカでも共通の知人・スクショ・リポストなどでバレる可能性がある
“本音のつもり”が“悪意”として受け取られることもある
ネット上の発言は永遠に残る可能性があると自覚する
ケース3:「婚活してない風」を装ったSNSが仇に 50代男性(バツイチ)× 40代女性(初婚)
落ち着いた年齢層での真剣交際。
お互いに再婚・初婚という違いを乗り越えて、真剣交際へ進展していました。
女性は真面目で堅実なタイプ。
男性は優しく、誠実に接してくれており、「この人となら…」という気持ちが芽生えていた矢先。
プロフィールに「自由を謳歌中」「恋愛より趣味優先」
「結婚には慎重」など、交際中とは真逆の発言
明らかに“婚活していない風”の演出
女性は「私は本気だったのに、相手は片手間だったの?」と一気に不信感を募らせました。
男性は「趣味仲間の手前、婚活してるって書きたくなかっただけ」と弁解しましたが、
女性は「SNSの中と外で態度が違う人は無理」と決断。
交際は、女性の希望で終了に。
学びポイント:SNSで「婚活していない風」に装うのは交際相手への裏切りと取られる
相手が真剣であればあるほど、落胆も大きくなる
趣味アカウントでも、“誰に見られるか分からない”という前提で発信すべき
SNSが婚活に与える影響とは? 信頼構築にとって致命的なリスクとなりうる
婚活は、「信頼」と「誠実さ」がすべての土台です。
SNSの印象がこれに反するものであれば、交際そのものが崩れてしまうことも少なくありません。
多くの“発見”は、本人による特定ではなく、友人・知人・偶然のつながりによるもの。
「相手にバレるわけがない」は通用しない時代です。
逆に、SNSでの発信が:
謙虚で人柄がにじみ出ている
趣味や日常が素朴で温かい
誰かへのリスペクトがある内容
であれば、好感度アップの要素にもなります。
だからこそ、「書く内容・表現・公開範囲」には最大限の注意を払うべきなのです。
婚活中にSNSを使う際の5つの注意点プロフィールに嘘を書かない・二面性を出さない
誰に見られても困らない投稿だけにする
婚活相手・交際相手の話題は絶対に出さない
ストーリーや消える投稿でも、スクショリスクを想定する
過去の投稿も見直し、必要であれば削除・整理を
まとめ:SNSは“もう一つのあなたの顔”
婚活の現場では、「会って話した印象」だけでなく、
SNSを通じた“もう一つの顔”が大きく影響するようになってきています。
本人は軽い気持ちのつもり
鍵をかけてるから安心
見られるとは思ってなかった
その油断が、せっかく芽生えかけたご縁を壊してしまうこともあるのです。
婚活中は、SNSを“発信の場”ではなく、“信頼を壊すリスクがあるツール”と考えて使うべきです。
逆に、SNSをうまく活用できれば、
あなたの誠実さや魅力がより自然に伝わる手段にもなります。
信頼は、細部に宿る。
SNSだからこそ伝わる“人柄”が、あなたの婚活を左右します。
今日から、ひとつひとつの投稿に「この発言、婚活相手に見られても大丈夫か?」と問いかけてみましょう。