「ご縁がなかった」だけじゃない? ── “お断り”の理由
- 婚活のお悩み
🌀「ご縁がなかった」だけじゃない?“辞退・お断り”の理由を考える
──就活も婚活も、「なんとなく違う」でふるい落とされる現実。
こんにちは。『東京えんむすび 招福萬来』です。
今週はずっと、「就活と婚活って、実は似てる?」というテーマでお届けしてきました。
条件のマッチングだけではうまくいかないこと。
選ばれるためには“印象”や“空気感”が大事なこと。
──そんな共通点を探しながら、いろんな角度からお話ししてきました。
そして、週末を前にした金曜日。
今日は少しドキッとする話を──
**「なぜ断られるのか?」「なぜ選ばれないのか?」**という視点で掘り下げてみたいと思います。
💼【就活の場合】──印象に残らなければ、選ばれない
就職活動では、多いときには1人の採用枠に数百人が応募してきます。
連日何人もの学生と面接していれば、名前を覚えることすら難しくなるのが本音。
だからこそ、面接が終わって選考チームで話すときに出てくるのは──
🗣「ああ、あの野球部の子ね」
🗣「帰国子女だった学生」
🗣「おじいちゃんの話をしてた子か」
──そんな“ひとことで思い出せる何か”があるかどうか。
これが、選ばれるかどうかの分かれ道になります。
内容がちゃんとしていても、
「他にも同じような子がいたから」「決め手がなかった」と落ちてしまうことも。
“印象に残る”ことは、もはや基本条件なんです。
💘【婚活の場合】──“決め手がない”は、“また会いたい理由がない”ということ
一方の婚活では、就活のように「何人もと会って比較する」ことはありません。
お見合いは基本、一対一。
その場でゆっくり話し、翌日には「また会うかどうか」を判断する必要があります。
つまり──
比べて選ぶのではなく、「もう一度会いたい理由があるかどうか」で決まるということ。
実際には、こんな声がよく聞かれます。
🗣「悪くはなかったけど、なんとなくピンとこなかった」
🗣「会話はできたけど…印象が薄くて思い出せないかも」
逆に、ちょっとした言葉や表情が心に残ると──
🗣「あの人、カフェラテはミルク多めって言ってた人!」
🗣「漫画の話で盛り上がったあの人だよね」
というように、「ひとこと」で記憶がよみがえる人になるんです。
🌱印象に残る=“目立つこと”じゃない
ここで勘違いしやすいのが、
「印象に残る=奇をてらうこと」ではない、ということ。
✅ 自分らしい言葉を使っている
✅ エピソードに感情がこもっている
✅ 少し照れるような仕草があって、人間味が伝わった
──そんな小さな“らしさ”が、実は一番記憶に残ります。
✅「ここが気になって、もう一度会いたいと思った」具体例
💼就活編
・「おじいちゃんとの思い出」が心に残っていて、他の学生と違って見えた
・失敗体験を笑って話していて、素直でいいなと思った
・“これが得意です”と言い切る姿勢に、頼もしさを感じた
💘婚活編
・「カフェラテはミルク多め」に妙に親近感が湧いた
・“休日は漫画を読んでます”と話してくれて、素の自分が見えた
・ちょっと照れた表情に、その人らしさを感じた
🐾まとめ:「無難」より、「思い出す人」へ
就活でも婚活でも──
「ご縁がなかった」とされる理由の多くは、**“印象が薄かった”**ということかもしれません。
無難にこなそうとするより、
ほんの少しの“らしさ”を出してみる。
自分の言葉で話す、素直な感情を出す、すこしだけ自分をゆるす──
それだけで、「また会いたい」「ちょっと気になる存在」になれるはずです。
🐾今日のひとこと
たったひとつでいい。
思い出せる何かが、次につながるご縁に🐾