「人格」を磨き続けるということ【1分間婚活】

なぜ、婚活に人格が必要なのか？

こんにちは。

東京都国立市の結婚相談所きずなコンシェルジュ代表の寺西です。

ブログを読まれた後に、１分間だけ自分自身について考えていただけると幸いです。

婚活に人格？

ちょっと青臭いテーマですが、大切な原点のお話です。

私は約15年間、ビジネス界のエグゼクティブを対象としたヘッドハンティング業を経験しております（現在も現役）。

ビジネスの世界で、ある一定のポジションからピークアウトしてしまう方と伸びる方の差は何か？

この重要な要素が、「人格」なんです。

能力面はある程度のレベルで伸びしろがなくなります。

そんな時に、チームや組織、外部の関係者を動かし、成果を上げ続けるためにの重要な要素が「人格」ということです。

むしろ、マネジメントにおいては、「人格」が最重要と言い切っていいくらいです。

ビジネスや芸能、スポーツの世界などでも、金銭的・社会的に成功したにも関わらず、凋落される方、問題を起こす方がいらっしゃいます。

金銭的・社会的成功はしたけれど、人物が幼稚で問題を起こしてしまう。これらは「人格」鍛錬を行なった結果でもあります。

さて、お話を婚活に戻します。

なぜ、人格形成が重要なのか？

理由は以下となります。

・結婚とは究極の人間関係だから

・人を結びつける最後の要素は信頼関係だから

（経済力や容姿は、惹きつける要素ではあるものの、最後に繋ぎとめる要素ではない）

・私達が大切にするべきなのは「結婚」ではなく「結婚生活」だから

結婚経験者に聞けば、皆同意かと思いますが、夫婦は究極のチームであり最小の組織です。

ビジネスの世界の組織は、転職や事業譲渡などにより構成変更が自由ですが、夫婦という組織は１対１だけあって結束が固いです。

半面、裏切りや嘘、信頼関係欠如に至った場合の逃げ場がありません。

１対１ですから、常に矢面に立つ、ということです。

でも、どんなに素敵な者同士の夫婦であっても、だらしない部分や弱い部分はあります。

現実の結婚生活は、結婚当初にお互いを惹きつけていた要素は価値が減少し続けます。

それを補うものが「信頼関係」です。

減り続ける「外的魅力」を「人格」で補う。

・関係が上向いていくのか？

・関係が下降していくのか？

それを左右するのが信頼関係です。

信頼関係を維持し続けるためには、「人格」を磨き続けることが求めらるということです。

では、どうすべきか？

では、どうやって人格研磨をしていくのか？

大きく６つのポイントを述べさせていただきます。

ただ、基本的に人格形成は、個々人の人生での原体験に応じて育まれていくものですから、自分らしい方法で考えながら過ごすことが大切です。

１．認識：「人格」が人生や結婚生活に最も重要な要素であると認識する

特に男性にありがちなのが、家族を守る要素として表面的なこだわりを持ってしまうケースがあります。

仕事を頑張り過ぎて、家族との時間をおざなりにしてしまう、などです。

２．人格面の理想（自分なりの）を持つ

日々接する尊敬する方々や過去の偉人など、人から学ぶ姿勢が重要です。

なぜ、この人は魅力的に思えるのか、どんな信条を持っているのか、生活の工夫は何のか、など自分なりの好奇心を持って観察しつつ、理想に取り入れていくことをおすすめします。

３．常に「成長」を意識する

仕事やスポーツでは成果や勝利を目指しますが、結婚生活や人生は長丁場でゴールはありません。

生活の中で成功を目指すと心理的に疲弊しますので、他者と比較しない「成長軸」を意識して、パートナーとともに楽しみながら過ごすことが大切です。

良いことも、悪いことも、全て成長の糧と考えれば、パートナーの失敗や価値観の違いも許せるはずです。

４．自分以外の守りたい人を明確にする

人は自分のためだけだと、継続的な成長習慣は難しくなります。

パートナーとの結婚もそうですが、子育てを経験すると、模範的でありたいために「あるべき姿」を意識します。

愛すべき誰かのために成長する。

素敵な夫婦を観察してみると、同じ視点で高め合ったり、一緒に楽しんでいる空気を感じます。

そこに対立的な空気はありません。

自分のためではなく、守りたい他者のために。

婚活中であれば、未来のパートナーのためにも、独身時代から人格形成に励みたいものです。

５．習慣化

頭で考えたことを、具体的なスケジュールに落とし込み、行動してみること。

行動した結果、自分に合わなければどんどん修正していけばいいと思います。

自分と向き合いながら考えること自体が、成長の糧にもなりますし、自分を知ることで人生観や結婚観がクリアになっていくのではないでしょうか？

６．定期的に見直す（自分らしい方法で）

残念ながら習慣は徐々に衰えてしまいます。

定期的に自己を振り返り、楽しみながら工夫して集権形成に励みたいものです。

「時間」「空間」「言葉」を変えてみては

習慣を変える際の軸となる参考例ですが、

「時間」「空間」「言葉」を変えるというものがあります。

ビジネスの世界では常識的なものですが、これを私生活に取り入れてみるといいかも知れません。

「時間」

スケジュールや費やす時間を変える、無駄な時間を断捨離する、など今と違う時間の使い方に挑戦してみること。

「空間」

集中できる場所や住む場所、一緒に過ごす人など、視覚や体感に影響を与えるものを変えてみる。

「言葉」

自分が頭の中で浮かべる言葉、メディアや本、人との会話で外部からインプットする言葉。

食事と同様に、言葉にも栄養価があります。

自分の課題解決や心地良さに相応しい言葉を意識して浴びること。

ネガティブニュースやネガティブな人の情報に触れないこと。

「時間」「空間」「言葉」を少しずつ、自分らしいオリジナルなものに代えていく。

こういった小さな改善の積み重ねが、大きな成長を支える習慣形成となっていきます。

結婚とは「生活」。

「生活」を楽しめる人は、日々の出来事から学び成長できる人。

お互いを尊敬・尊重し合い、共に成長し合えるパートナーとの人生は最高だと思います。

完璧な人なんていない。

だから、「この人とだったら苦楽を共にできる」「楽しく日々成長し合える」

そんな人を探しつつ、相応しい自分になりたいものです。

＊婚活で悩まれている方は、お気軽にご相談下さい。

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