結婚生活で重要となる容姿とはズバリ「雰囲気」のことです
- 婚活のコツ
- 男性向け
- 恋愛の法則
目次
- 容姿って重要ですよね
- 男性は女性の容姿よりも「雰囲気」を重要視してみて!
- まとめ
容姿って重要ですよね
こんにちは!きずなコンシェルジュ代表の寺西です。
容姿って重要ですよね、分かります。
結婚相手に求める要素としての容姿。
特に男性会員さまは、どうしてもこれを重要視します。
生物学的に生殖本能として、子孫を残すという目的があるため、健康な子供を産みやすい容姿(顔、スタイル)を選ぶのは必然です。
顔や胸、ウエスト、ヒップなど、男性にとっては極めて健全な個体として生き残るための本能として好んでいます。
生物学的に「健康な異性」を望むのは、当たり前ということです。
逆にあまりにも歪んだ容姿の好みを持たれる場合は、ちょっと注意が必要かもしれません。
ただ、私は個人的に、SNSなどのインフラ拡充による情報化社会、承認欲求競争社会の中で、全体的に容姿に対する絶え間ないアップデートが繰り返されており、男女ともに少し疲弊している状態を感じています。
恋愛市場、結婚市場ともに皆、理想とする外見上のロールモデル(お手本)を探し続け、疲れてしまっているということです。
ちょっとここでご提案です。
それは結婚生活を目指すのであれば、自分オリジナルを目指してみては、というもの。
素敵な夫のモデル、素敵な奥様のモデル。
「私らしさ」を思い切り盛り込んだ、幸せで素敵なあなたオリジナルのモデルを創造してみてはいかがでしょうか。
それは、外見のみならず人格形成にも努め、パートナーを大切にできる人としての能力を磨き続けなければなりません。
もちろん、基本(一般的に魅力と思われる要素)を押さえた上での、外見や人格形成を目指すということが重要です。
そうなると、
「日々の自分磨き」=「自分オリジナルの理想的な人になるため」
となりますよね。
すると、世の中に溢れる婚活情報や芸能ニュースに振り回されなくなります。
あなたは、あなたオリジナルの素敵な容姿や人格を目指せばいいと思います。
さて、容姿の話に戻ります。
男性は女性の容姿よりも「雰囲気」を重要視してみて!
これは重要ですよ。
本当に重要です。
男性は女性の容姿よりも「雰囲気」を重要視してみて!
ということ。
婚活カウンセラーとしては、これは男性に対して命じるくらい大切なことです。
お見合い写真、ジーっと見てますよね。
スマホを指でピンチアウトしながら、凝視している姿が目に浮かびます。
プロフィールとは読み飛ばしてないですか?
(男性は仕事の習性上、起承転結の文章に弱く、情報が箇条書きでサマリー化されていないと、「文章から人柄を読み解く」といった行為がとても苦手です。
「情報は分かり易く数値化してくれ!」なんて心の中で叫びながら、努力していたりします)
えっと、本題に戻ります。
男性は女性の容姿よりも「雰囲気」を重要視してみて!
なぜか?
あなたが今、目指しているものが
結婚生活
だからです。
アイドルを追いかけているのでもなく、
誰かに自慢するために美女を連れるわけでもありません。
幸せな結婚生活を実現するためだからです。
理由としていくつか、ポイントをあげさせていただきます。
◆結婚後の自分の心情を最も左右するものはパートナーの「雰囲気」だから
これは結婚経験がないと理解しえないかも知れません。
でも、実家暮らしで機嫌が悪い親と暮らしていたらどうでしょうか。気分が病みますよね。親が美形だからって、許せますか?
美形だけに余計に怖くて、不愉快ですよね?
恋愛と異なるのは「生活(密着)要素」があること。
毎朝、感情豊かな笑顔が素敵な異性が横にいたら素敵ですよね。
そんなパートナーの笑顔を生涯見続けたいために、努力したくなりますよね。
◆「雰囲気(≒居心地の良さ)」=「感情(心の状態)」
雰囲気の良さって言語化が難しいので、誰かに伝えるときは苦労します。
大体が「明るい方」「笑顔が素敵な方」「話が合う方」ですよね。
雰囲気の良さという目に見える現象を生み出している源は、その人の感情の質です。
コミュニケーションを通じて、お相手の感情の豊かさや愛情の深さなど、言語化が難しい要素を知る努力をし続けなければなりません。
なんとなく、この人雰囲気いいな!と思ったら、その方が持つ感情の質、育ち、思想などをくみ取る努力をしてみると、自分だけが知るその人の良さが分かるかと思います。
緊張していたりすると、感情の良さが言動に出ないケースもあるので、より本質的なお相手の人間性をくみ取ってあげる姿勢が重要です。
◆顔の細かいパーツとかは、結婚後は見ません
(満足を得られるポイントが変わります)
これも既婚者あるある、です。
男性であれば、結婚後数年たってもジーっと妻の顔を見ていたら
「この人(夫)、なんか怖い」って思われます(笑)
もちろん、愛するパートナーを要所要所で見つめ合うことは大切です。
でも、生活の中でジーっと見ることは無くなります。
それでも、毎日「この人と結婚して幸せだな」と思うのは、お互いが生み出す「雰囲気」です。
武道の世界のような相手の捉え方でしょうか。
細部を見るのではなく、全体をボヤーっと感じる。
相手の全体を見ることで、相手の動きを読む世界。
真剣で切り合うような世界では、細部を見ていては翻弄されてしまいます。切られないこと、その一点に集中して全体から動きを察することが生き残る術といわれます。
話を戻しますがm(__)m
ただし、男性の場合の注意として、
だからといって細部をおざなりにしていいということではない、ということ。
婚活中のお相手に対しては、結婚後の生活をイメージ、雰囲気の良いお相手を選ぶこと。
自分が感情的に幸せを感じられる雰囲気や感情を持たれる方を選んでいくこと。
この方だったら幸せにするために、どんな努力もしていきたい、と思える相手を選ぶこと。
但し、結婚後、妻がメルカリで買った素敵なワンピースを着ていたり、数センチ美容室で髪を切ってきたり、ちょっとメイクを変えたりした時に無視してはいけません。ノーメイクの際や髪が乱れている時に無神経にカシャカシャ写真撮ったりしたらダメです><
男性は大変です。
婚活で容姿の細部を気にせず、雰囲気の良い女性と結婚しつつも、結婚後は細部の「変化」に注視し続けなければなりません。
◆恋愛は相手を見つめ合いますが、結婚は二人が同じ目線で「お互いの理想を同じ目線で見る」ことだから
(要するに容姿そのものよりも、理想を達成し合える相性や能力が重要になる、といこと)
要するに、
決して動きのない静的な写真の美しさだけで選ばないこと。
結婚生活は動的なものだから、ということです。
恋愛はある意味、お互いの自己満足の世界です。双方、それぞれメリットがなくなったお別れという世界。
お互いの利害を思い切りぶつけ合って対立したり、燃え上がるのが恋愛です。
ただ、これは人が成長する上で大切な行為でもあります。
結婚は違います。
共同で人生の物語を作る相手です。
「愛情」+「生活能力」が重要です。
お互いの理想を一緒に叶えていく素敵な相手です。
理想や目標達成においては、叶えるための能力やパートナーとの相乗効果も必要です。
恋愛が双方が相手から幸せを得ようとテーブルをはさんで向かい合うのに対し、
結婚生活は二人で車の運転席と助手席に乗り、二人の目的地まで心地よいドライブを楽しむようなものです。
但し、理想や目標を追い求めるにも限りがあります。運転能力やガソリンの量、燃費、計画の質などが影響します。
また、人生のピークを迎えた後も生活は続きます。
夢や理想を諦めることもありますし、長い人生ですから思いもよらない悲しいことも起こるかもしれません。
大切なことは、人生のピーク後(老後)に残るものを想像してみること。
誰が傍にいて欲しいのか?
物欲や性欲、金銭欲、承認欲求や見栄など無くなった状態で求める幸せとは何なのか?
極めて精神世界で感じることが重要になるはずです。
人生の終わりを感じるとき、
愛する人がいる人生
精一杯生きた人生
ご縁を活かせた人生
「感情」だけが残りませんか?
人生の終盤で「感情」の価値観が異なるパートナーと一緒だったら大変です。
ちょっと大げさですが、結婚相手を考えるときに少しだけ「死生観」を持っておくことは大切です。
そして、結婚生活を長く線としてイメージした時に重要になるのが、「感情」やそれが生み出す「雰囲気」ということです。
まとめ
もちろんプロフィール選びの段階では、外見上好まないお相手をスルーしてしまうこともあるでしょう。
ただ、お見合い以降は容姿ではなく、「雰囲気」の良さ、「感情」に目を向けてコミュニケーションしていくことが大切ではないでしょうか。
特に男性へのアドバイス
・お食事デートなどの際、女性に笑顔はありますか?
・まわりのテーブルのカップルと比較してみて、二人の雰囲気はどうですか?
・お相手の全体をボーっと見て、どんな感じがしますか?
・お相手の声質や会話のリズムが心地よく感じますか?
・老後、容姿が衰えてもお相手の雰囲気を愛せますか?
・結婚後、目の前のパートナーを幸せにするために成長できそうですか?
・老後、二人で手を繋いでお散歩するだけでも幸せを感じられそうですか?
婚活は仕事ではありません。
市場価値のある最適解を目指すものでもありません。
コレクションや社会的承認(自慢)を目指すものでもありません。
劣等感を払拭するためのものでもありません。
婚活は、自分らしさを理解しつつも、幸せしたい相手を探し、二人称の新しい人生を創出する行為です。
苦しいこともありますが、敵を知り己を知れば百戦危うからず、です。
足元の活動だけではなく、どんな人生にしたいのか?
人生の最後にいて欲しいお相手はどんな方なのか?
男子足る者、大局を見据えた人生戦略を描くべきではないでしょうか。
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きずなコンシェルジュでは、一時の感情の盛り上がりでの結婚決意を推奨していません。
真にお互いが結婚後の生活を見据えた人生の「きずな」を築いていけるお相手探しをしつつ、自己と真剣に向き合っていただきます。
そのため、面談では本質的な内容を真摯にお尋ねすることを主にしております。
どうか、婚活という素敵な機会を通じて自己成長に繋げていただきたく、会員さまをご支援させていただいております。
お気軽にご相談くださいませ。