【男性向け】男性の婚活で重要なことは「安心感の提供」
- 婚活のコツ
- 結婚準備
- 男性向け
目次
- 女性が知りたいのは結婚後の「安心」
- どんなポイントを準備すべきか?
- 金銭感覚
- 住まい・ライフスタイル
- 働き方・生活スケジュール
女性が知りたいのは結婚後の「安心」
婚活は選び、選ばれる活動のため、活動が長期化すると選ばれるための目先の準備だけに意識が捕らわれがちです。
でも、結婚は結婚「生活」のこと。
お相手女性が知りたいことは、この人と一緒になることで「安定・安心できる」暮らしができるかどうか。
「安定・安心」は、幸せな結婚生活の必要条件といえます。
この感覚は、お互いに愛情や非日常的なロマンスを重視する恋愛の延長線上で考えてしまうと、結婚後が大変になります。
離婚理由の上位(性格の不一致53%、経済的理由30%)は、いわば安定・安心が失われた、とも取れます。
よって、お相手女性へのアピールとして、清潔感やコミュニケーションの他に、「安定・安心」を感じてもらうことが重要になります。
どんなポイントを準備すべきか?
重要なポイントとして、
・結婚後の生活を意識し、お相手と共に将来設計を考える意欲がある
・そのための具体的な行動(準備)をしている
・上記の「姿勢」と「行動」が相手にしっかりと伝わる
があげられます。
具体的な行動として、結婚後、二人にとって重要になる定番テーマがあります。
以下の3点は、どのカップルも共通して重要となるテーマです。
1.金銭感覚
2.住まい・ライフスタイル
3.働き方・生活スケジュール
金銭感覚
金銭感覚は、なかなか交際中に細かく知ることは難しく、結婚後でさえ把握しえないケースもあります。
デリケートな要素のため、お相手女性からもストレートに聞きにくいテーマでもあります。
例えば、年収額だけ伝えたとしても、実際の手取り額(可処分所得)や貯金額、保険や各種固定費(ローンなど)など、勝手なイメージで特定してしまいがちです。
よって、男性側としては、お相手に「安定・安心」を感じてもらうために、どんな情報を伝えるかをしっかり準備する必要があります。
例えば
・毎月の生活費をどれくらい使っているか
・住居費、食費、趣味、交際費など、大まかにお伝えする
・将来のために、こんな方法で、毎月これだけの額を貯金している、などの現状と結果(事実)を伝える
(貯金用の通帳やアプリ画面を見せる、など)
・「結婚後は二人で話し合って、最適な方法を一緒に決めていきたい」など、結婚後のスタンスを伝える
・特殊なお金の習慣がある場合には、「職業柄こういったところにお金をかける必要があるんです」という風に誠実にお伝えしておく
ここで注意すべき点は、金額の多さ云々ではない、という点です。
女性にとって、一番嫌悪されるのは「嘘」「配慮のなさ」です。離婚理由の多くは、プライドや後ろめたさにより嘘を重ね、信頼を失うことです。最初から相手を騙そうと思っているわけではなく、結果として「なんでいってくれなかったの」という結果に至るということです。
女性が安心できるのは、大切なことをちゃんと話してくれる男性。真摯に重要なことを話し合える関係。
こういった関係性に信頼が持てれば、お互いに習慣を修正することもできます。
婚活中の男性の多くが、ここまで誠実に結婚後のお金について伝えることはありません。
ただ、本当に大切にしたい女性なのであれば、しっかりと準備し、真剣にお伝えすべき情報ではないでしょうか。
住まい・ライフスタイル
次に住まいやライフスタイル。
お見合いやデート時にも、話はしているかと思いますが、現状や将来の夢ではなく、もし3ケ月後に結婚生活が始まるとすれば、という仮定で「希望」や「取れる選択肢」をしっかりとお伝えすることが大切です。
・現在の住まい、ライフスタイルについて
・二人で新居として住むならこうしたい、という希望
・希望以外の取れる選択肢
住まいやライフスタイルは、職業に影響されるケースが多いこともあるため、非常に重要です。
基本的にはお相手の希望をしっかりと汲み取った上で、どうやってそれを実現できるか、を考えていく姿勢を見せていくと良いかと思います。
お相手の夢を叶えたい。但し、仕事上大切な時期でもあるため、パフォーマンスの落ちる浮ついた選択を避け、しっかりと家庭を守るための最適解を一緒に考えていく姿勢を伝えるのが良いかと思います。
働き方・生活スケジュール
仕事・職業によって、生活スタイルや時間帯は多様です。
また、休日の過ごし方についても、「言わなくても、自分は普通だから」と考えずに、しっかりと伝えることが大切です。
この点もやはり、お相手の状況をしっかりとお聞きした上で、二人で生活するなら「こうすると、いいですよね」という最適解を探しながら、お伝えしていくことが大切です。
こうしたい!という希望ではなく、その裏にある「家庭のため」という部分までしっかりと伝えることが大切です。
男性の習性として、結論だけしか伝えないことで、お相手が自己中心的にとってしまうケースが多くあります。
女性は、ちゃんと理由を言って欲しい。
その理由が巡り巡って「家庭を守るため」であれば、我がままに思える行動も応援してくれるものです。
(特に趣味に多大な費用をかける方、毎月数十万円の書籍代に投資する方、資格取得、大学院、書斎必須、などの実例があります)
最後にまとめです。
婚活は選ばれるための準備(清潔感、コミュニケーション)以外にも、選ばれた先にお相手に「安定・安心」感を持ってもらうために伝えるべきポイントがある点。
そのポイントは以下
1.金銭感覚
2.住まい・ライフスタイル
3.働き方・生活スケジュール
伝え方は、あくまでも相手の希望をしっかりと聞く。その上で、「もし二人で結婚生活を送るとしたら、こうするのはどうでしょうか」といった最適解を擦り合わせていく姿勢で。
もし、希望をお伝えする場合には、「結論」+「理由」をちゃんと伝える。その「理由」=「相手の幸せのため」であるべき。
自分が何を、どうやって伝えるか、だけに注力するのではなく、相手がどう感じるか。何をどうお伝えすれば「安心感」ある結婚生活をイメージしてもらえるか、
こういった観点で、お相手女性が「一番聞きたい点なのにどうしても聞き難い」情報を誠実に自らお伝えしていってはいかがでしょうか。
ある意味、真剣に誠実に上記をお伝えすることはプロポーズ以上に相手を大切にする気持ちが伝わると思います。