なぜ縁結びの神様はご利益があるのか。。

縁結びといえば出雲大社

このお正月、縁結びの神社に初詣の方も多いことでしょうね

縁結びの神様で有名なのは島根の出雲大社ですね

正式には「いずもおおやしろ」と呼ぶそうです

出雲大社の神様といえば
「大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）」

なぜ、大国主大神が縁結びにご利益があるのか考えたことありますか？

ちょっと知っておくと、参拝するときの気持ちも違ってきますのでご紹介しますね

縁結びの神様は超モテ男！

大国主大神には妻や子供がたくさんいます

古代の神話ですから、浮気性なんてみないでくださいね(^^;

その昔は、通い婚なので、地方遠征の際に、土地の女神と恋仲になって180人もの子供ができたわけです

実際のところは、出雲族の強大な力を利用しようと、土地の支配者が娘を大国主大神と縁組する政略結婚のはしりだったのでしょうね

いずれにしても、モテモテの夫をもった妻は大変
昔も今も変わらないのが女性の嫉妬心です

夫が地方でたくさん子供を作ってくるわけですから
正妻は黙って見過ごすわけにいきません

正妻であるスセリヒメは強烈に嫉妬深い女神でした

姫の父親は暴れん坊の神様として有名な素戔嗚尊（スサノオノミコト）なので、血は争えないようです

スセリヒメの側室に対する攻撃は凄まじく
ヤガミヒメという女神は
スセリヒメのいじめに耐え切れず
子供を大国主大神に授けて逃げてしまいました

このような恐妻をもった大国主大神は
猛烈な嫉妬のスセリヒメに
和歌を詠んであげる優しさがあって
スセリヒメも機嫌を取り直して
夫婦仲をまた深めていったそうです

ここまで読んでいただいたらお分かりですよね

大国主大神はモテモテの神様なわけですから
縁結びにご利益があると言われているわけです

でもそれだけではありません

出雲大社は男女のご縁だけではなくて
世の中のありとあらゆる縁を結んでいます

旧暦の10月「神無月」
八百万の神々が出雲大社に集まって
縁結びの会議が開かれる話はご存知でしょう。

だから縁結びのご利益を授かれると
信仰を集めているわけですね


ところで、島根の出雲大社まで参拝するのは大変ですね

東京・神奈川でも大国主大神をお祀りしている神社はありますので、そちらを参拝すれば大丈夫です

❤神田明神

❤六本木の出雲大社東京分祠
❤府中の大國魂神社
❤秦野の出雲大社相模分祠

これらの神社はいずれも大国主大神が祀られている縁結びの神社です

お詣りして良縁をいただいてくださいね～

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