№1625「終戦の日」に思うこと
- カウンセラーの日常
目次
- 先の大戦は15年間続いた
- 平和であることに感謝
先の大戦は15年間続いた
こんにちは
町田駅前の結婚相談所「良縁コンシェルジュ町田」佐野です
ご存知のとおり、今日は「終戦の日」ですね
終戦から80年です
婚活されている30代以下の方々にとっては、良く分からない、遠い時代のことかもしれませんね
でも、先の大戦の時代を経験してきたご先祖様がいたからこそ、私たちが今生きているのですから、自分事であるはずです
私は幼い頃から、戦時中の話を聴かされて育ってきました
特に母は東京下町の出身で、東京大空襲で日本橋三越のあたりで、かろうじて難を逃れることができた体験談は何十回も聴かされてきました
リアリティーのある体験談から、いかに戦争が悲惨なのかを知らされました
ところで先の戦争は何年間だったと思いますか?
アメリカとの戦争の4年間と思われがちですが、実は15年近くになります
満州事変の1931年~1945年8月15日までだからです
朝ドラ「あんぱん」でも、そのことが分かるように描かれていました
ヒロインの妹の彼・原豪が満州出征で亡くなってしまったスートリーです
豪ちゃんが出征したのは日中戦争です
15年間も戦時中であったとは、改めてどのように感じるでしょうか
今から15年前と言えば2010年です
東日本大震災の前年です
とても長く感じますね
平和であることに感謝
そんな重い空気感の下、兵力・労働力強化のために1941年には「産めよ増やせよ」と、5人以上子供を産むように国策が打ち出されました
とても長い年月、いつ出征しなければならないかという不安な日々を過ごしながら、果たして結婚したい気持ち、子供を作りたい気持ちになったのでしょうか
その当時に生きた人々の思いを馳せると、何とも切ない気持ちになります
もしも、その当時に生きていたら、皆さんはどうしていたでしょうか
今の日本は平和ですが、世界では戦禍の国々地域があります
いみじくも明日は米ロ首脳会談開催
つくづく平和の有難さに感謝しながら、毎日を生きていきたいと思っています
そして、全国戦没者追悼式での天皇陛下のお言葉に「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぐ」ことが加えられたましたが、同世代の私もまったく同感だと思っています
リアリティーのある戦争体験者が少なくなってきている今日、私は親から聞かされたことを、これからも語り継いでいきたいと思います