「仮交際でチャンスを逃す女性」の共通点

〜国際結婚だからこそ、心に留めておきたいマナー〜

先日、ある韓国人男性と日本人女性の仮交際のご報告がありました。

彼はとても誠実な方で、仮交際が決まったその週末、わざわざ日本まで会いに来てくれたのです。飛行機に乗り、ホテルを取り、決して安くはない数日間の滞在です。費用にして少なくとも5万円以上。

最初のデートは居酒屋。和やかな雰囲気で、会話もはずんだとのこと。
お会計のとき、女性は一応お財布を出したそうですが、男性が「ここは僕が」と、気持ちよく支払いました。

ところが、2日目に少し空気が変わります。
女性が「帝国ホテルで食事したい」とリクエスト。
高級なレストランです。もちろん、男性は快く応じました。

しかし、そこで彼が違和感を覚えたのです。
女性はお財布を出す素振りもなく、支払いはすべて彼任せ。
その後のカフェでも、一切払う気配はありませんでした。

実はこの時点で、男性の気持ちは少しずつ冷め始めてしまっていたのです。

お金の問題ではなく「気持ち」の問題

彼の言葉がとても印象的でした。

「お金が惜しいわけではないんです。彼女が“全く払う気がない”と感じた時に、急に心の距離を感じたんです」

女性にしてみれば、特に悪気はなかったのかもしれません。
でも、男性にとっては、**「思いやりの欠如」**と受け取られてしまったのです。

モテる女性が自然にしている“心遣い”

例えば、お見合いで男性がコーヒー代を出してくれたら、
「ごちそうさまでした」の一言に加えて、百貨店で買ったコーヒー代同等くらいのちょっとしたお菓子を渡す。

そんな小さな気遣いが、実は男性の心を強く打ちます。

もちろん、マナーとして初お見合いの際のお飲み物代は男性が支払うのがルールです。
でも、「出してもらって当然」ではなく、「ありがとう」の気持ちをどう形にするか」が、仮交際へ、そして真剣交際へとつながる鍵なのです。

国際結婚だからこその配慮を

特に国際結婚相談所では、男性が海外から会いに来るケースも少なくありません。
飛行機代、宿泊費、移動費……それだけで数万円はかかります。

日本国内での交際のように、直前のドタキャンや予定変更が簡単にできるわけではありません。
「時間をかけて、自分のために来てくれた」というその事実に、もう少し想像力をもってほしいのです。

仮交際は「これからの可能性」を見つけるための大切なステップ。
それを一回の食事で台無しにしてしまうのは、本当にもったいないことです。

相手に合わせてお店を選ぶこと。
ごちそうになるなら、「ありがとう」を形にして返すこと。
お金ではなく、**「気持ちのやりとり」**を忘れないこと。

そんな女性は、自然と愛され、選ばれていきます。

デイリエ