なぜ人は「相手の欠点」に目がいってしまうのか?
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婚活をしていると、相手のプロフィールや会話の中で「うーん…ここが気になるな」と感じる瞬間、ありますよね。
年収、身長、趣味、言葉遣い…。ほんの小さな欠点に目がいってしまい、せっかくの出会いが前に進まないことも。
では、なぜ人は欠点に敏感なのでしょうか?
実はこれには心理学的なメカニズムがあります。そして、婚活でうまくいく人は、この「欠点探し」を上手に乗り越えているのです。
1. 欠点に目がいく心理学的メカニズム
① ネガティビティ・バイアス
人間は「良いこと」より「悪いこと」に強く反応する傾向があります。
これは進化の過程で危険を避けるために身についた脳の習性。
👉 例:
・「10個の良い点」より「1つの悪い点」の方が記憶に残る
・初対面での小さな失言の方が、丁寧な対応より印象に残りやすい
・婚活でも、相手の魅力よりも「気になる点」の方が強調されてしまうのです。
② 完璧主義と理想化
「せっかく婚活しているのだから、条件に妥協したくない」
こうした思いが強すぎると、相手を“減点方式”で見てしまいます。
心理学者シュワルツの「選択のパラドックス」によれば、選択肢が多いほど人は不満を感じやすくなります。
マッチングアプリや相談所など出会いの場が広がった現代では、どうしても「もっといい人がいるかも」と考えてしまいやすいのです。
③ 自己防衛本能
「結婚で失敗したくない」という強い思いから、無意識に相手の欠点を探して“安全確認”をしているケースもあります。
しかし過剰になると、実際には問題ない相手まで「ナシ」と切り捨ててしまうのです。
2. 婚活あるある「欠点探し」
「年収は十分なのに、3cm身長が理想より低いからナシ」
「優しいけど、LINEの返信が遅いのが無理」
「話は合うけど、食べ方がちょっと気になる」
こうして“枝葉”ばかりを気にして、本質的に大事な部分を見落としてしまうことがあります。
3. 欠点探しを乗り越える心理学的アプローチ
① 加点方式に切り替える
「できないこと」を探すのではなく、「できること」「良いところ」を数える習慣を持つ。
👉 例:「気が利かない」ではなく「誠実で嘘をつかない」と捉える。
② “絶対条件”を2つに絞る
婚活が長引く人は、条件リストが膨大になりがちです。
心理学的にも、人は3〜5個以上の条件を同時に満たす相手を見つけるのは困難です。
自分にとって「譲れない2条件」を決め、それ以外は柔軟に考えるのがコツです。
③ 欠点を“未来の伸びしろ”と考える
結婚は“完成品を探すこと”ではなく、“一緒に成長すること”。
小さな欠点は「改善できる余地」や「補い合うポイント」と捉えると、相手をよりポジティブに見られます。
④ 心理的安全性を確認する
相手の欠点が気になっても、それを安心して話し合える関係なら大きな問題にはなりません。
「ここは気になるけど、伝えても受け止めてもらえる」と思える相手は、長期的に信頼できる存在です。
4. 欠点より大切なこと
結婚生活において大切なのは「相手の欠点が少ないこと」ではなく、
・欠点を補い合えること
・違いを受け入れられること
・本音を安心して伝えられること
です。
完璧な人はいません。大事なのは「不完全さをどう一緒に扱うか」です。
まとめ ― 欠点探しをやめて未来を描こう
なぜ人は相手の欠点に目がいってしまうのか?
それは人間の脳が持つバイアスや自己防衛本能によるもの。
でも婚活においては、この習性に振り回されると、大切な出会いを逃してしまいます。
婚活で大事なのは、欠点を探す目ではなく、未来を描く目を持つこと。
シロクロ結婚相所では、会員様の「欠点探しの癖」を一緒に見直し、加点方式での相手探しをサポートしています。
完璧な人を探すのではなく、一緒に幸せを育てていける相手との出会いをお手伝いします。