【夫婦共通】誰もが結婚する相手に共通する点とは?
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結婚相手に本当に条件は必要なの?
婚活をしていると、多くの方が「理想の条件」を掲げます。
「年収は〇〇万円以上」「身長は〇cm以上」「趣味が合う人」「笑いのツボが一緒の人」…。
もちろん、理想を描くことは素晴らしいことですし、最初の出会いのきっかけには大切な要素になります。
しかし、結婚相談所で数多くの成婚を見届けてきた私からすると、最終的に「この人と結婚しよう」と決める理由は、意外とシンプルなのです。
今日は、IBJの現場で実際に見てきた「最後に結婚する相手の共通点」を、具体例とともにご紹介します。
1. 婚活で理想と現実のギャップが生まれる理由
婚活初期は、多くの方が「条件」で相手を選びます。
・見た目の雰囲気
・学歴や年収
・住んでいる場所
・趣味や価値観
もちろんこれらは大切ですが、条件が完璧に揃っている人が必ずしも「結婚したい人」になるとは限らないのです。
例えば…
💡30代女性会員のAさんは「高学歴・高収入・旅行好きの男性」を希望していました。実際に条件通りの男性と仮交際しましたが、デートの後に「疲れてしまう」とおっしゃいました。理由を伺うと、「相手に気を遣いすぎて自分らしくいられなかった」とのこと。
婚活の現場では、このように「条件は満たしているのに何か違う」という違和感がよく起こります。
では、最終的に皆さんが選ぶお相手とはどんな人なのでしょうか。
2. 多くの夫婦の皆さんが結婚する相手に共通している点
・情緒や感情がしっかりと安定している
婚活では「ときめき」や「ドキドキ」を求めがちですが、実際に結婚を決める方の多くは「安心感」を口にされます。
感情の波が激しい相手よりも、一緒にいて心が穏やかになる相手を選ぶのです。
📌 例:
30代女性Cさんは「LINEの既読がつかないだけで不安になる相手」とはうまくいきませんでした。次に出会った男性とは返信がマメではないけれど誠実で、会えばいつも穏やかに過ごせたため、結婚を決意されました。
・ 全体を通して、嫌いなところ、無理なところがない
「完璧に好き!」よりも「特に嫌じゃない」の積み重ねが大切です。
結婚生活は長いですから、「ここは無理!」という部分があると、それが少しずつ大きな不満に変わります。
📌 例:
ある女性会員は、見た目がドンピシャで好みの男性と交際しましたが「食べ方がどうしても受け入れられない」と悩み、破局しました。次に出会った男性は特別ドキドキはしないけれど「嫌なところがない」方で、そのまま自然に結婚を決められました。
・会話の仕方や喋り方が気にならない
意外と見落とされがちですが、声や話し方の相性は毎日の生活に直結します。
「声が耳に心地よい」「話し方が落ち着く」と感じるかどうかは、無意識に大きな影響を与えます。
📌 例:
「声が少し強すぎて疲れてしまう」とおっしゃった男性がいました。見た目も条件も理想的だったのに、声のトーンが合わず続きませんでした。逆に「安心感のある声で癒される」と思えた相手とは、穏やかに交際が進みました。
・何も話をしていない時も自然体でいられる
デートの途中、ふと会話が途切れる瞬間は誰にでもあります。
でも、その沈黙を気にすることなく「心地よい静けさ」に感じられる相手は、結婚生活において大きな安心を与えてくれます。
📌 例:
Bさん(30代男性)は以前「話題を探さないといけない相手」との交際に疲れてしまい、交際終了を選びました。次に出会った女性とは、車で2時間ドライブしても沈黙の時間を自然に楽しめ、「この人となら日常を過ごせそう」と感じて真剣交際へ進みました。
・必要以上に気を使わなくて済む
「これを言ったら嫌われるかも」「ちゃんと振る舞わなきゃ」と常に気を張る相手とは、長続きしません。
自然体でいられる相手こそ、結婚に向いている相手です。
📌 例:
40代男性は「初めて自分の弱音を言えた相手」と成婚されました。今までの交際相手には常に“頼られる自分”を演じていたそうですが、素の自分を出せる女性と出会えたことで一気に関係が進展しました。
・お互いの価値観の違いを受け入れられる
価値観は人それぞれ。完全一致を求めると、相手を減点方式で見てしまいます。
大切なのは「違っていても尊重できるか」「歩み寄れるかどうか」です。
📌 例:
旅行好きの男性と、家で過ごすのが好きな女性。最初は「合わないのでは」と思われましたが、結局は「旅行は年に1〜2回」「普段は家でゆっくり」というスタイルで落ち着きました。価値観の違いを「補い合える」と思えたからこそ結婚に至りました。
・人生で大事な話をする際にしっかりと向き合って話す事ができる
結婚生活では「お金」「親との関係」「子ども」など、デリケートなテーマを避けては通れません。
こうした話題を遠慮なく話せる相手は、信頼関係が築けている証拠です。
📌 例:
ある40代カップルは、仮交際の段階で「お互いの貯金額」や「老後の暮らし方」について正直に話し合いました。結果的に、価値観は完全には一致しないものの「歩み寄れる」と確信し、スムーズに成婚へつながりました。
3. 実際の婚活現場でのエピソード
(ここでは複数の会員様のケースをまとめて紹介します)
条件が完璧でも「気を遣う相手」とは続かず、逆に「自然体でいられる相手」と成婚に至った例
初対面ではピンと来なかったけれど、回数を重ねるうちに「安心できる存在」に変わった例
自分の弱さを見せられるようになった瞬間、交際が一気に進展した例
婚活の現場では「運命の人は最初からビビッと来る」というより、回数を重ねていく中で“安心できる人”が残ることがほとんどです。
4. 理想の条件よりも「安心感」が決め手になる理由
結婚は長い日常の連続です。
特別なイベントよりも、仕事から帰ってきて一緒に夕飯を食べたり、休日にのんびりテレビを見たりする時間の方が圧倒的に多いのです。
そんな日常を共にする相手に必要なのは、
・無理をしないでいられる
・小さな違いを受け入れられる
・感情が安定する
という「安心感」なのです。
まとめ
婚活ではつい条件に目を向けがちですが、**最終的に皆さんが「この人と結婚したい」と思うのは、“一緒にいて楽で安心できる人”**なのです。
もし今、出会った相手に強いときめきを感じていなくても、自然体でいられるなら大切にしてみてください。その人こそ、未来のパートナーかもしれません。