結婚相談所は「成婚まで」か「結婚後まで」か
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半年で100人以上と会っても決まらない人がいます。
婚活を続けているのに結果が出ない。その原因の多くは、相手ではなく「ゴール設定」にあります。
結婚相談所を選ぶとき、多くの方が料金・会員数・成婚率を比較します。それ自体は間違いではありません。ただ、その前に一つだけ確認してほしいことがあります。
「結婚後の生活」を、具体的にイメージしたことがありますか?
この問いに即答できる方は、どの相談所を選んでも婚活が進みやすい状態にあります。答えに詰まる方は、相談所選びの前に整理すべきことがあります。
「成婚がゴール」という前提が、婚活を止める
結婚相談所を「成婚すること」をゴールとして使うと、途中で必ず詰まります。
成婚はゴールではなく、スタートです。結婚相談所での活動が終わった後に、結婚生活が始まります。
「成婚できるかどうか」だけを基準に相手を選ぶと、その先の生活が見えていない状態で判断することになります。
実際に、結婚相談所で成婚退会したにもかかわらず、半年以内に婚約破棄をしたケースがあります。私自身がその一人です。
当時を振り返ると、「成婚退会できた」という達成感はありました。ただ、相手との結婚生活を本当に具体的にイメージできていたかというと、そうではありませんでした。
また、身近に成婚退会後1年以内に離婚した方もいます。条件面の確認はしていた。ただ、「この人と毎日どんな生活を送るか」を具体的にイメージしないまま進んでいた。結婚後に初めて、生活の中での違和感が積み重なっていきました。
条件を確認することと、結婚生活をイメージすることは、まったく別のことです。
「決め手がわからない」が続く人の共通点
仲人として多くの方の婚活を見てきた中で、よく聞く言葉があります。
「決め手がわからない」
この状態が続く人には共通点があります。判断基準がないまま婚活を進めていることです。
判断基準は何かというと、「自分がどんな結婚生活を送りたいか」です。これが明確になっていない状態では、誰と会っても「この人でいいのか」は解決しません。
「なんとなく合いそう」で進んでいく。「いい人なんですけど」で終わる。これを繰り返している場合、相手の問題ではなく自分の中に判断基準がないことが原因です。
結婚生活のイメージが婚活の軸になる
では何を考えればいいのか。難しく考える必要はありません。
「自分はどんな毎日を送りたいか」を言葉にしてみてください。
- 休日をどう過ごしたいか
- お金の使い方の価値観は合うか
- 将来子どもが生まれたとき、どう育てるか
- 老後をどこで誰と過ごしたいか
これらに答えられると、相手に求めるものが自然と見えてきます。「いい人かどうか」ではなく「この人と自分の生活が重なるかどうか」で判断できるようになります。
婚活は「いい人探し」ではありません。自分が望む結婚生活を明確にし、その生活が重なる相手を選ぶ活動です。
婚活は「何を伝えるか」ではなく「いつ・どう伝えるか」の設計で結果が変わります。判断基準が明確になっていれば、その設計も自然と見えてきます。
相談所選びで確認すべきこと
この前提を踏まえると、相談所選びの視点も変わります。
プロフィールの作り方や申し込み方法を教えてくれる相談所は多い。ただ、「自分がどんな結婚生活を送りたいか」から一緒に考えてくれる仲人がいるかどうかは、相談所によって大きく異なります。
成婚退会をゴールとして設計されている相談所と、その先の結婚生活まで見据えてサポートする相談所では、活動中の判断基準の作り方が変わります。
どちらを選ぶかは、婚活の結果だけでなく、結婚後の生活にも影響します。
まとめ
婚活で詰まる原因の多くは、相手ではなく判断基準の問題です。
「決め手がわからない」「いい人で終わる」が続いているなら、相手を変えても結果は変わりません。判断基準がない状態で婚活を続けても、結果は変わりません。自分の中に「どんな結婚生活を送りたいか」が明確になって初めて、婚活が動き出します。
相談所を選ぶ前に、まずここを整理することをおすすめします。
「何から考えればいいかわからない」という方は、初回面談でそこから一緒に整理できます。
執筆者
浅羽菜摘(Vi-tuber marriage 代表仲人)
オタク男性専門の結婚相談所「Vi-tuber marriage」を運営。
元データサイエンティストの視点から、婚活を構造的に分析し、再現性のある成婚支援を行っています。