お見合いで会話が途切れた時に役立つ話題5選
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お見合いの場で、会話が一瞬止まること自体は珍しいことではありません。
緊張している初対面同士で、60分という限られた時間の中、常に話題が自然に流れ続ける方がむしろ稀です。
問題になるのは、沈黙そのものではありません。
沈黙が生じたときに「何を振ればいいか分からない」「変なことを言って評価を下げたくない」と考え込んでしまい、空気が固まってしまうことです。
お見合いでうまくいっている方ほど、会話力が高いわけではありません。
共通しているのは、沈黙が生まれた瞬間に“安全に再開できる話題”をいくつか持っているという点です。
盛り上げる必要はありません。
気の利いたことを言う必要もありません。
大切なのは、その場にいる二人がすでに共有している事実や、今まさに目に入っている情報を使って、会話を「再スタート」させることです。
ここでは、お見合いの現場で実際によく使われ、失敗が起きにくい話題を5つに分けて整理します。
まずは、もっとも安全で、誰でも使いやすい話題から見ていきましょう。
天気・気温・移動など「会場に来るまでに共有している事実」
会話が止まったとき、最初に戻るべきなのは「すでに二人が体験している事実」です。
天気や気温、会場までの移動といった話題は、価値観や好みの違いが入り込む余地がほとんどありません。
今日が暑いのか寒いのか。
雨が降っていたのか、風が強かったのか。
電車が混んでいたのか、意外とスムーズだったのか。
これらは、どちらかが間違っている、評価が分かれるといったことが起きにくい話題です。
そのため、沈黙を破る「最初の一言」として非常に優秀です。
例えば、
「今日は思ったより暑かったですね」
「この時間帯、電車は結構混んでました?」
「駅からここまで、少し分かりにくかったですね」
こうした一言は、相手に考えさせる負担がほとんどありません。
感じたことをそのまま返すだけで会話が成立します。
ここで重要なのは、話を広げようとしすぎないことです。
あくまで目的は、沈黙を切り、会話を再び動かすことです。
相手が「そうですね」「今日は暑いですね」と返してくれたら、それで十分です。
そこから自然に移動手段や通勤の話につながれば尚良いですが、無理に深掘りする必要はありません。
お見合いの場では、共有事実に戻れる引き出しを持っているかどうかが、会話の安定感を大きく左右します。
今いる場所・会場で「目に見えている具体物」
次に使いやすいのが、「今この瞬間に目に見えているもの」を話題にする方法です。
会話が途切れたときに、時間を巻き戻す必要はありません。
今いる場所に目を向ければ、話題はいくらでも見つかります。
お店の雰囲気。
席の静かさ。
照明の明るさ。
周囲の音や空気感。
これらは、天気と同じく、その場にいる二人が同時に認識している情報です。
そのため、ズレが起きにくく、会話の再開点として非常に安定しています。
例えば、
「このお店、思ったより落ち着いてますね」
「この席、静かで話しやすいですね」
「この時間帯でも、意外と空いてますね」
こうした言葉は、評価を求める質問ではありません。
相手に意見を言わせるというより、「同じ空間を共有している感覚」を確認するためのものです。
ここでのポイントは、「良い・悪い」の判断を押し付けないことです。
あくまで事実や印象を軽く共有するだけで十分です。
相手が
「そうですね、落ち着いてますね」
「確かに静かですね」
と返してくれれば、会話は自然に再び動き出します。
この話題から、
「こういう雰囲気のお店、よく来られますか?」
とつなげれば、無理なく次の話題にも移れます。
沈黙が生まれたときほど、遠くの話を探す必要はありません。
今、目の前にある具体物に目を向けることが、もっとも安全で実用的な選択になります。
好きな食べ物や好きなお店など「食で共感度を高める」
会話がある程度進んだあと、再び間が空いたときに使いやすいのが「食」の話題です。
食の話は、好みや生活感が自然に出やすい一方で、重くなりにくく、評価を下げるリスクも低い領域です。
ここで重要なのは、「グルメな話」をしようとしないことです。
有名店やこだわりの話をする必要はありません。
あくまで目的は、共感度を少しだけ上げることです。
例えば、
「食べるのは、和食と洋食だとどちらが多いですか?」
「外で食べるなら、どんなお店が多いですか?」
「平日は自炊が多いですか?それとも外食ですか?」
これらは、相手に詳しい説明を求める質問ではありません。
選択肢を示すことで、答える側の負担を軽くしています。
相手が
「外食が多いです」
「家では簡単なものが多いです」
と答えてくれれば、それで十分です。
そこから、
「忙しいと、そうなりますよね」
「平日はどうしても簡単になりますよね」
と一言添えるだけで、会話は自然に続きます。
この話題が優れているのは、次につながりやすい点です。
好きなお店のタイプや食事の傾向は、生活リズムや休日の過ごし方、行動範囲といった話題へ無理なく移行できます。
無理に盛り上げようとせず、「食の傾向を軽く知る」この位置づけで使うのが、最も安定します。
最近よく見聞きする「誰でも触れられるライトな話題」
会話が一巡し、少し空気が緩んできたタイミングで使えるのが、ライトな話題です。
ただし、ここで扱う内容には明確な条件があります。
政治、思想、賛否が分かれるニュースは使いません。
専門知識が必要な話題も避けます。
目的は、意見交換ではなく「距離感の確認」です。
具体的には、季節に関する話題。
最近よく見かける広告やCM。
多くの人が耳にしている軽いトピック。
例えば、
「最近、○○のCMよく見かけますよね」
「この時期になると、○○の話題増えますよね」
「最近、周りで○○の話をよく聞きませんか?」
ここでのゴールは、盛り上がることではありません。
相手が
「知ってます」
「見ました」
「よく分からないです」
どの反応でも成立すれば十分です。
相手がどこまで反応するかで、情報への距離感や、話題に対する温度感が自然に見えてきます。
大切なのは、深掘りしないことです。
相手の反応を受け取ったら、そこで止める。
この軽さが、お見合いの場ではちょうど良いバランスになります。
仕事の後って何してますか「具体的な行動パターン」
最後に使いたいのが、仕事後の過ごし方という話題です。
これは、抽象的な「趣味」よりも、結婚後の生活をイメージしやすい質問です。
「趣味は何ですか?」と聞かれると、答えに困る方は意外と多くいます。
一方で、行動パターンの質問は事実ベースで答えやすいのが特徴です。
例えば、
「平日、仕事終わった後はどんな感じですか?」
「家に帰ってからは、わりとゆっくりされますか?」
「仕事の後に、外に出ることは多いですか?」
これらは、生活リズムや余白の感覚が自然に見える質問です。
インドアかアウトドアか。
平日は疲れているのか、まだ余裕があるのか。
相手が
「帰ってすぐ家で過ごすことが多いです」
「ジムに行ったり、買い物したりします」
と答えてくれれば、そのまま受け取れば十分です。
評価したり、共感を盛りすぎる必要はありません。
「そうなんですね」
「平日はそうなりますよね」
この一言で、会話は落ち着いて続きます。
この話題は、無理に広げなくても構いません。
生活の輪郭が少し見えれば、それで目的は達成されています。
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