お節介おばさんがいなくなった今、結婚相談所は“当たり前”
- 婚活のお悩み
お見合いが日常だった時代
昭和初期から中期にかけて、地域には“お節介おばさん”と呼ばれる女性たちがいて、親戚やご近所の若者たちの縁を積極的に繋いでいた。
【参考データ】
・総務庁統計局「昭和30年代のお見合い結婚率は約60%」
・1960年の統計では、恋愛結婚が約28%、お見合い結婚が約69%(国立社会保障・人口問題研究所)
現代では“お節介おばさん”が消えた理由
「プライバシー」の概念が強くなったこと。
昔のように家族や親戚、近所の人が本人の恋愛や結婚に立ち入ることは“迷惑行為”とされるようになった。
また、ライフスタイルの多様化も大きな要因。
結婚は「するべきもの」から「したい人がするもの」へと価値観が変化。
それでも、自分で相手を見つけられる人は一握り
【参考データ】
・結婚に至った出会いのきっかけ:
友人・知人の紹介:27.5%
職場・学校:22.3%
婚活サービス全般(結婚相談所・マッチングアプリなど):25.4%
現代版“仲人”=結婚相談所
昔はご近所のお節介おばさん、今は「プロの仲人」が支える時代。
マッチングアプリも普及しているが、結婚相談所のニーズは年々高まっている。
・真剣な出会いが多い
恋愛目的ではなく「結婚したい人」が集まっている
・第三者による客観的なアドバイス
交際の進め方、相性の見極め、断り方までサポート
・出会いの母数が圧倒的
特にIBJのような連盟に加盟している相談所は、全国規模の出会いが可能
結婚相談所は“結婚するためのインフラ”に
今や、結婚相談所に登録することは「特別なこと」ではない。
むしろ、自力で出会えない人が大多数という現実を見たとき、それはとても“合理的な選択”だといえる。
まとめ
お見合いが主流だった時代と変わらない事実は、「誰かの力を借りないと結婚できない人が多い」ということ。
現代ではそれを担うのが、結婚相談所。
もはやそれは“当たり前”の時代なのだ。