ついつい陥りがち。気をつけたい…婚活中のNG行動!!
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
目次
- 理想を追い求めすぎることの落とし穴
- 自己アピールのつもりが逆効果になる行動
- 相手に「選ばれる」意識からの脱却
理想を追い求めすぎることの落とし穴
婚活を始めると、多くの人が「理想の相手像」を頭の中に描きます。身長や年収、学歴、ルックス、性格、価値観——条件を挙げればキリがありません。理想を持つことは決して悪いことではありませんが、それにこだわりすぎると、本来出会えるはずの相手すら見逃してしまう恐れがあります。実際、婚活市場で「理想が高すぎる」と言われる人は、出会いのチャンスを自ら狭めてしまっているケースが非常に多いのです。
たとえば、「年収は最低でも700万円以上」「身長は175cm以上」「イケメンで優しくて、家事もできて、親とも仲良くできる人」など、すべてを満たす相手は非常に希少ですし、もし存在しても、その人があなたを選んでくれるとは限りません。逆に、「条件はそこまで完璧ではないけれど、会話が楽しくて安心感がある」といった相手の良さに気づける人は、婚活で成果を上げやすい傾向にあります。
婚活は「条件のマッチングゲーム」ではなく、「お互いに歩み寄り、理解し合えるかどうか」のプロセスです。理想を追い求めることに固執せず、自分にとって本当に必要な条件は何かを見直してみることが、良いご縁を引き寄せる第一歩となるでしょう。
自己アピールのつもりが逆効果になる行動
婚活では、自分を知ってもらうために自己アピールが必要ですが、それが度を越すと逆効果になることがあります。たとえば、初対面の相手に対して自分の経歴や仕事の成功体験ばかりを話したり、「どれだけ自分がモテてきたか」「元カレ・元カノがどんなにすごかったか」などを語るのは、相手にとってはただの自慢話や過去の武勇伝に聞こえてしまう可能性があります。
また、婚活中にありがちなのが「質問攻め」にしてしまうこと。相手のことを知りたいという気持ちはわかりますが、まるで面接のように「趣味は?年収は?休日の過ごし方は?結婚後はどこに住むつもりですか?」と矢継ぎ早に聞いてしまうと、相手は疲れてしまい、警戒心を抱くことになります。会話はキャッチボールです。自分のことも適度に話しつつ、相手にもリラックスして話してもらえるような空気づくりを意識しましょう。
さらに注意したいのは、ネガティブな話題です。「最近全然出会いがなくて…」「いい人に騙されてばかりで…」「もう年齢的に厳しいですよね」などといった発言は、聞いている相手の気分を下げてしまいます。ネガティブな感情は無理に押し殺す必要はありませんが、初対面では控えめにし、前向きな印象を大切にしましょう。
相手に「選ばれる」意識からの脱却
婚活がうまくいかないと感じている人の多くが、「自分は選ばれる側だ」と無意識に思ってしまっています。しかしこの考え方は、自分を過小評価してしまうだけでなく、相手に対して過剰に気を使いすぎたり、言いたいことを言えずにストレスを抱え込んでしまう原因になります。
大切なのは、「自分も相手を選ぶ側である」という意識を持つことです。婚活は就職活動とは違います。会社に採用されるために自分を偽るような場ではなく、人生のパートナーを見つけるための、対等な関係の出会いです。相手の顔色ばかり伺っていては、本来の自分の魅力が伝わりませんし、仮にうまくいったとしても、無理をして作った関係は長続きしません。
また、「早く結婚しなければ」という焦りが、見極める力を鈍らせることもあります。「多少合わなくても、とにかく結婚したいから妥協しよう」と思ってしまうと、後々大きな後悔を招く可能性があります。婚活はゴールではなく、スタートです。結婚したその先に、幸せな生活があるかどうかを見極めるためには、自分の価値観や人生観をしっかり持ち、それを共有できる相手を探すことが大切なのです。
婚活は、時に自分自身と向き合う機会でもあります。「なぜ結婚したいのか」「どんな家庭を築きたいのか」を改めて考えることで、自分にとって本当に大切なものが見えてくるはずです。表面的な条件や周囲のプレッシャーに惑わされず、自分の心に正直に向き合いながら、一歩ずつ歩んでいくことが、幸せな結婚への道を開いてくれます。