それ、アドバイス?それとも支配?
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それアドバイス?それとも支配?
⎯⎯自分を殺さず、対等なパートナーシップを築くための視点
婚活でも、その後の生活でも。
「相手の言うことは正しい気がする。でも、なぜか心が重い、モヤモヤする…」
そんな経験はありませんか?
相手を大切にしたいからこそ、つい自分を後回しにしてしまう。
それは、あなたが弱いからでも、間違っているからでもありません。
ただ、その優しさが、知らないうちに自分の首を絞めてしまうことがあるのです。
今日は心理学の視点から、
自分を殺さずに関係を続けるために、心地よい距離感をどう作るかを一緒に考えてみたいと思います。
1.相手へのイライラは「鏡」かもしれない
心理学には「投影(とうえい)」という考え方があります。
これは、自分が無意識に抑え込んでいる感情を、他人の姿を通じて見てしまう現象です。
もし相手に対して
「勝手すぎる」「もっと周りを考えてほしい」
と強いイライラを感じる時、それはあなた自身が
「もっと自由でいたい」「本音を大切にしたい」
という気持ちを、知らず知らず抑え込みすぎている可能性があります。
相手は敵なのではなく、
あなたの心の状態を映す『鏡』になっているのかもしれません。
2.自分を殺すことは、心に「時限爆弾」を置くこと
「私が我慢すれば丸く収まる」
そう考えるのは、とても大人で、優しい選択に見えます。
けれど心理学では、感情を押し殺すことを「抑圧」と呼びます。
押さえ込まれた感情は消えることなく、心の奥で少しずつ「怒り」として蓄積されていきます。
自分を殺し続けることは、いつか爆発するかもしれない感情の時限爆弾を、そっと心に置き続けるようなもの。
でもそれは同時に、
「今ここから、自分のトーンを取り戻せる」というサインでもあります。
3.自分の人生の「決定権」を取り戻す3つの視点
これは、相手を変えるための方法ではありません。
自分を殺さず、関係の中で自分の温度を保つためのトレーニングです。
①課題の分離を意識する
相手が不機嫌になるかどうかは、相手の課題です。
その期限を取るために自分が無理をすることは、人生のハンドルを相手に渡してしまうことでもあります。
②小さな「No」の筋トレをする
断っても、世界は壊れません。
「今はいいや」「今回はやめておくね」
そんな小さな選択を重ねることで、自分の輪郭が戻ってきます。
③「許可」ではなく「共有」にする
「これやっていい?」ではなく「これに決めたよ」と伝える。
最終決定権は自分にある、という姿勢を少しずつ取り戻していきましょう。
最後に
健全なパートナーシップに、上司も部下もありません。
お互いが自立した個人として、横に並んで歩くこと。
自分を殺さず、自分の人生のハンドルを自分で握り続けること。
それが、結果的に相手を尊重し、長く良い関係を築くための土台になるのだと思います。
私もまた、自分のトーンを取り戻しながら、皆さんと一緒に成長していきたいと思っています。