他人に興味が持てないあなたへ。心を開くための3ステップ
はじめに
こんにちは。
家族に悩む、我慢しすぎる“いい子さん”のための結婚相談所
花咲マリッジ代表・岡田です。
人と話していても心が動かない。
婚活しても相手に興味がわかない。
会話が表面的で深いところに入れない。
そんな悩みを抱える女性は、実はとても多いんです。
そして不思議なことに、こう言う方は決まってこうも言います。
「でも、人の顔色はすごく気になるんです」
──これ、矛盾しているようで矛盾ではありません。
他人に興味が持てないのに、他人の反応は気になってしまう。
そんな複雑な心理の裏には、
あなたが長い間、自分の心を守って生きてきた歴史があります。
このブログでは、
「なぜ他人に興味が持てないのか」
「どうすれば心を開く力が戻っていくのか」
その仕組みをわかりやすく解説し、
今日から実践できる3つのステップをご紹介していきます。
「興味が持てない」のは冷たいからではない
「他人に興味が持てない」
そう感じると自分を責めてしまいがちですが、
これは“性格の問題”ではありません。
実はほとんどの場合、それは “心の防御反応”。
たとえば過去にこんな経験があったかもしれません。
相手に合わせすぎて疲れた
自分の気持ちが理解されず苦しかった
裏切られた経験がある
表面的に合わせておく方がラクだった
本音を出すと損をする環境で育った
そんな積み重ねの中で、心が学習してしまったのです。
「人と深く関わると疲れる」
「傷つくくらいなら距離を置いたほうがいい」
その結果、
興味が消えたように感じてしまうだけ。
でも本当は違う。
興味を失ったのではなく、心が守りモードに入っただけ。
あなたの“興味を持つ力”は、ちゃんと眠っています。
そしてこの力は、生まれつきではなく、
あとから育てていけるスキルなんです。
心を開くための3ステップ
ここからは、心の防御反応をそっとゆるめ、
自然と人に興味が向くようになるための
3つのステップをお伝えします。
STEP1:まずは「自分の興味」を取り戻す
他人に興味が持てないときにやりがちなのが、
「婚活だから、相手に興味を持とうとしなきゃ!」
という“外側への努力”。
でも本当に必要なのは、
自分の心のアンテナを取り戻すこと。
最近、心が動いた出来事は?
ホッとした瞬間は?
なぜイラッとした?
そんな小さな“感情の揺れ”を言葉にしていくと、
少しずつ心の感度が戻ります。
他人に興味を持つ前に、
自分の感情と再びつながること。
これが最初のリハビリです。
STEP2:観察ではなく“感じ取る”ことを意識する
興味を持とうとすると、つい分析モードに入ってしまいます。
この人はどんな人?
この答えは正しい?
私と合ってる?
でも心が開くために必要なのは「理解」ではなく、
“感じ取る”姿勢。
ポイントは、相手に“疑問”を持つこと。
なんでこの人、こういう言い方するんだろう?
どうしてこういう価値観になったんだろう?
ちょっと変だけど、面白いな(笑)
これで十分です。
疑問はポジティブでなくても構いません。
差異を見つけ、共通点を探し、
そこに自分の感情をのせる。
この繰り返しが、
心のアンテナの再起動=興味が芽生える土台になります。
STEP3:“心地よさ”を最優先にする
興味は、安全な場所でしか育ちません。
婚活ではつい条件や正しさで判断しがちですが、
心を開きたいときこそ大切なのは
疲れない
無理して盛り上げなくていい
なんとなく安心する
この「心地よさ」。
心地よさは、興味の芽の保護シート。
無理にコミュニケーションを頑張る必要はありません。
人に興味が向くのは、
安心の上に心がゆるんだときなのです。
おわりに:“興味を持てない”のは優しさの証
あなたが他人に興味を持てないのは、
決して冷たいわけでも、欠陥でもありません。
それはあなたが
「これ以上傷つかないように」と自分を守ってきた証。
その優しさが、あなたを長い間救ってきたのです。
婚活とは、
「誰かに興味を持つ旅」ではなく、
「安心して心を開ける自分に戻る旅」。
花咲マリッジでは、
そんな“心の再起動”を、一人で頑張らなくていいように、
丁寧に伴走しています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたがもう一度、誰かと心を通わせられる未来を応援しています。