病気・発達特性・精神疾患を抱える婚活との向き合い方
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はじめに
こんにちは!我慢しすぎる”いい子”さんのための結婚相談所【花咲マリッジ】の代表:岡田です🌸
本日は
「病気・発達特性・精神疾患を抱える婚活との向き合い方」についてお話していきたいと思います。
最近花咲マリッジではこういったご事情を抱えているお客様からのご相談やカウンセリング以来を多くいただいております。
皆様大変思い悩まれてきたご様子で面談にいらっしゃいます。
このブログはそんな皆様が面談前に少しでも前向きに前進できるための記事になればと思い、緊急で書かせていただいております。
「病気・発達特性・精神疾患」これらをひとくくりで括れないことは承知ですが、ご自身の心身に抱えるもので幸せなご結婚を諦めてほしくないという思いから、あえて一括りでこのたび記事を書かせていただきます。
幸せな結婚へ向かうための一歩が踏み出せればと思い、センシティブではありますがこちらの記事を書こうと私自身も踏み出しました。
ご一読いただけますと幸いです🌸
自信と自己肯定感が削がれる
「私なんかが結婚して子どもを持っちゃいけないんじゃないんでしょうか・・・」
「こんな条件じゃ婚活なんてできませんよね・・・」
「実は別の相談所で入会取り消しにあって・・・」
どれも実際にあったご相談です。
皆様共通して、どこか申し訳なさそうにご事情をお話しされます。
その表情を見ると、カウンセリングをさせていただく私も胸がキュッとなります。
結婚相談所での婚活は条件が先行するため、自信や自己肯定感が削がれるお気持ち、非常によくわかります。
特に心身にご事情を抱えている方は婚活に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
けれども、ここで大事にしていただきたいのは
「婚活に向き合う時点で、あなたはすでに一歩を踏み出している」という事実です。
たとえ病気や特性があっても、それは「幸せな結婚を諦めなければならない理由」にはなりません。
むしろ、その経験を通して身につけた思考の深さや優しさは、人生のパートナーを求める上で大きな強みになります。
婚活では、つい「普通でなければならない」「人に迷惑をかけてはいけない」という思考に囚われがちです。ですが結婚は、減点方式で自分を削っていくものではなく、「自分らしさ」をそのまま受けとめてくれる相手を探す旅です。
完璧じゃないからこそ分かり合えるものがある
実は私自身もASDの傾向があります。
もっと言えば、結婚直前の私は、役者の夢に破れ、地元に帰ってきた「まともな職歴もないフリーター」でした。
至らない点だらけの人間だったのです。
そんな私が今こうして仲人をしているのは、不完全さを抱えながらも結婚という形にたどり着けたから。
自分の不完全を受け入れてからは、こう思えるようになりました。
「自分も不完全なんだから、相手の不完全も愛そう」
この気持ちが、夫婦としてお互いを尊重し合う土台になっています。
(うちの夫婦はお互いに「「この人についていけるのは自分くらいだ」」と思っています🤣)
そして、結婚相談所の代表として婚活に携わる上で大事にしている信条でもあります。
完璧でないからこそ、分かり合える部分があります。むしろ、弱さや未熟さを隠さずに共有できる相手こそが、真の「伴侶」なのだと今は実感しています。
婚活における大切な姿勢
だからこそ、病気や特性を持っている方にも伝えたいのです。
婚活は「条件の勝負」ではなく「理解し合える人を見つける場」。
無理に強がらず、隠しすぎず、自分らしさをそのまま伝えることでこそ、心から安心できる関係が築けます。
花咲マリッジでも、ご事情を抱えながら勇気を出して一歩踏み出し、穏やかで思いやりのあるパートナーと出会った方がたくさんいらっしゃいます。
「病気や特性があるから婚活は無理」と思う必要はまったくありません。
むしろそれを含めて、受け止めてくれる人が必ずいます。
結婚は、人生を補い合いながら歩んでいくもの。
あなたの「不完全さ」を、愛し愛されるご縁へとつなげていきましょう。
実際にどう婚活に向き合うか ― 戦略的なポイント
ここからは、病気や発達特性・精神疾患を抱えて婚活をする方にとって大切な“戦略”についてお話します。
① プロフィール作成は「強みに変える」
ご自身の事情をプロフィールにどこまで書くかは悩むところです。
ただ、最初から詳細を書きすぎる必要はありません。
大切なのは「相手に知ってほしい自分の特性を、どう伝えれば誤解されないか」。
例えば私自身を例にすると、「夢中になると会話が飛び飛びになってしまう」特徴があります。
学生の頃は「変な喋り方」とよく陰口を言われていました。
マイナスにもとらえられる特徴ですが
「好奇心が強く、大事な人と”楽しい”や”面白い”を共有できることに幸せを感じます。熱が入りすぎてしまったらすみません💦」と言い換えれば、魅力として伝わります。
花咲マリッジでは、インタビューを通じて特性や個性を多角的に見つめ、一緒に言葉を選び直し、“会いたくなるプロフィール”へと整えていきます。
② 開示のタイミングは重要!
一方で、ご病気のように強みとして変換しきれないものもあります。
そういったご病気や特性の詳細を伝えるのは、いきなり初回からでなくても構いません。
まずはお見合いや数回のデートで「この人なら安心して話せる」と感じられる関係を築くことが先です。
信頼が育ってきた時点で、自分から落ち着いて伝える方が、相手も冷静に受け止めやすいのです。
ですが、婚活市場において時間は男女ともに貴重です。
できるだけ早い段階で、遅くとも真剣交際に至るまでにお相手に伝えること。
そして、具体的にどんな状態で、パートナーのサポートが必要なのかどうかなどを説明する責任があります。
一方的に「受け入れてほしい」ではなく、「どうしたら理解を得られやすくなるのか」
お相手の視点に立って、相互理解と寄添いをギブしあえる関係性を構築していくことが理想です。
要所要所で仲人と相談しながら、戦略的に進めていきましょう。
③ 仲人を“味方”に使う
「どんなふうに伝えればいいか分からない」
「相手に拒絶されたら立ち直れない」
そう思うのは当然です。
ですが、そのために私たち”仲人”がいます。
事前に一緒に伝え方を練習したり、場合によっては仲人から相手相談所に橋渡しをすることも可能です。
一人で抱え込まず、“安心できるクッション役”を使うことが、婚活を続ける大きな力になります。
④ 活動のペースは「マイペース」で
病気や心の状態によっては、婚活にエネルギーを使いすぎて疲れてしまうこともあります。
そんなときは「休む」ことも大事な戦略です。
無理に予定を詰め込むより、自分のリズムで活動を調整しながら続けるほうが、良いご縁につながりやすくなります。
花咲マリッジは”会員様のペース第一主義”です。
婚活のセオリーは提示しますが、その上で会員様のご事情・お気持ちと照らし合わせながら、最適な方針をご一緒にたてていきます。
最後に
婚活は「欠点を隠す競争」ではなく、「人生を分かち合える人を探す旅」です。
完璧じゃなくてもいい。むしろ不完全さを理解し合える関係こそが、長く幸せに続いていく夫婦の形だと私は信じています。
一方で、きれいごとだけではいかない側面もあります。
無料カウンセリングでは、ご相談者様の状況を詳しく聞きながら婚活市場のリアルもお伝えさせていただきます。
どうか一人で抱え込まずに、仲人や周囲を頼ってください。
そして少しずつでいいので、自分らしい婚活を歩んでいきましょう。
🌸無料カウンセリングのご案内
花咲マリッジでは、ご病気や発達特性、精神的な不安を抱えながら婚活を考えている方に向けて、無料カウンセリングを行っています。
「私の状況でも婚活できるのかな?」
「どんなふうにプロフィールに書いたらいい?」
「相手にどう伝えれば理解してもらえる?」
そんな疑問や不安を、安心してご相談ください。
あなたのご事情やお気持ちに合わせて、無理のない活動プランを一緒に考えていきます。
一人で悩まなくて大丈夫です。
お互いを一緒に受け止め合えるご縁を、私と一緒に探していきましょう🌸