自分らしく穏やかな結婚をするためのポイント3選
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目次
- 「涙が勝手に出てしまう」そんな全ての女性へ
- なぜ本音を言おうとすると”私”は泣いてしまうのか?
- ①自分が“本心から”求めるものを棚卸しする
- ②お相手の「穏やかさ」を最優先事項にする
- ③自分も“察してほしい”ではなく、意見を伝える練習をする
「涙が勝手に出てしまう」そんな全ての女性へ
こんにちは。
静岡市の結婚相談所【花咲マリッジ】代表カウンセラーの岡田です🌸
今回は「本音を言おうとすると涙が出てしまう」そんな女性が、自分らしく穏やかな結婚をするためのポイント3つをお伝えしていきます。
「本音を言おうとすると涙が出てしまうんです…」
これは私がカウンセリングの現場で何度も聞いてきた言葉であり、実は私自身も何度も経験してきたことです。
「ただ思っていることを話すだけなのに、胸が苦しくなる」
「こんなこと言ったら嫌われそうで怖い」
「話したいのに涙が止まらなくて話せない」
ーーそんな風に、本音を言うことが“怖い”と感じる方は少なくありません。
昔の私も同じ経験をしてきました。
相手の態度に怒って文句を言いたいのに、涙が勝手に出てきてしまい、言葉が出てこない。泣かれた相手はギョッとした顔で「泣けばいいと思うなよ」なんて言ってうやむやにされてしまう…
そんな悔しい経験ばかりしてきました。
この「涙が出てしまう癖」は当事者からすると本当に生きづらい癖なんですよね。
そんな女性にとって「自分らしく穏やかな結婚」って結婚に求めるイメージのひとつではないでしょうか?私も結婚前は、結婚に対して”穏やかな日常”を強く求めていました。そして、今実際に夫と娘と穏やかで幸せな日常を過ごしながら、自分らしく仕事も趣味も楽しんでいます。本当に幸せです。
今回は、結婚に携わる仲人として、そして自分自身も苦しんできた当事者の視点から、婚活も人生もガラッと変わる視点をお伝えしていきます。
「本音を言うのが怖い」あなたが、自分らしい穏やかな結婚を手に入れるために意識していただきたい3つのポイントをご紹介します。
なぜ本音を言おうとすると”私”は泣いてしまうのか?
まず、なぜ「本音を言おうとすると涙が出てしまう」のか。ここではその背景を簡単に説明していきます。
結論から言うと、本音を言おうとして涙が出てしまうのは【今まで自分の本音を抑え込んでいて、本音を伝える事に不慣れだから】です。
今までたくさん我慢をしてきた方、我慢せざるをえなかった方、いわゆる”いい子”さんにこの傾向が現れやすいです。
「私が我慢すれば、平和に済む」
「きっとこうしてほしいんだろうな」
「平和を優先すると自分のことは後回しになる…しょうがないや」
そんな風に無意識で自分の気持ちよりも周りを優先させてきたはずです。そうやって自分の本音を無視していくうちに、とっさに自分の意見を伝えなければいけない時(喧嘩や主張)に言葉が出てこない、代わりになぜか涙が出てきてしまう…そんな状態になってしまうのです。
涙が出てくるのは、本音を言うことに対するストレス反応です。本音を言うことに対して不慣れ・恐怖・忌避感等の様々な感情がストレスになり、その反応として涙が勝手に出てきてしまうのです。
この時に涙を止めようと意識すればするほど、涙がどんどん出てきてしまう経験はありませんか?それは「涙を止めよう」とする焦りや強迫観念がさらに自分自身にプレッシャーを与えることでストレスが強まってしまう反応です。
あくまで、この涙はストレスに対する反応なので「本音を言うことに慣れる」ことで涙の出やすさは軽くなっていきます。私も完全に0にはまだなりませんが、以前よりも格段に人に意見をしやすくなっています。その最大の要因が、やはり穏やかで安心できる家庭を築くことができたことです。家庭が心身の安全基地としてあってくれることで、自分でもびっくりするほど穏やかに満ち足りるようになりました。
この癖は改善していくものなので、気長に自分の気質として付き合ってきましょう。
次は、実際に「自分らしく穏やかな結婚をするためのポイント」について説明していきます。
①自分が“本心から”求めるものを棚卸しする
本音が言えない方の多くは、「相手にどう思われるか」を気にして自分の気持ちを抑えてきた経験が多くあります。
その結果、「自分は何を望んでいたのか」「本当は何が苦しかったのか」がわからなくなってしまうのです。
まずは、自分の人生・恋愛・結婚に対して自分がどんな価値観・感情・未来を求めているのかを、書き出してみましょう。
まずは、キーワードで構いません。「安心感」「穏やかさ」「パートナーシップ」「やさしさ」…
そこからその言葉をさらに深掘りしていきましょう。
・私はどんな夫婦・家族に「安心感」を感じるんだろう?
・「この人優しいな」と思えるのはどんな人だろう
出てきたキーワードに対して疑問を投げかけてみましょう。その疑問に自問自答することで、より自分の無意識の思考や視点がはっきりわかってきます。そうやってキーワードにさらにあなたの視点や感情を肉付けしていくことで、自分の本心が求めるものを棚卸しすることができます。
理想や違和感を言語化することが、本音を取り戻す第一歩になるのです。
②お相手の「穏やかさ」を最優先事項にする
「優しい人がいい」と言っていたのに、なぜかモラハラ気質の人を好きになってしまう――
実はこれ、「自分の気持ちを主張することに慣れていない人」にありがちな現象です。
要因のひとつとして、幼少期から感情が不安定な人との関係性ばかりを経験してきた場合、安心感に対して「退屈」「物足りなさ」を感じてしまうことがあります。
すると、むしろコントロールされるような刺激のある関係性のほうが「恋愛っぽく」感じてしまい、“安心”より“不安定さ”に惹かれるクセがついてしまい、モラハラ気質の人ばかり好きになってしまう…
だからこそ、婚活ではお相手の“穏やかさ”や”情緒の安定”をしっかり見極めてください。
・感情の起伏が激しくないか
・こちらの話を最後まで聞こうとしてくれるか
・気まずい雰囲気を投げ出さず、向き合おうとする姿勢があるか
このような“関係性の安全性”が確保できてはじめて、本音を言ってもいいんだ、という安心感が育っていきます。
そして、その安心感をベースにした関係を積み重ねていくことによる将来を想像してみてください。あなたが理想とする「自分らしく穏やかな結婚生活」の基板として、そこから関係構築の努力をしていきましょう。
③自分も“察してほしい”ではなく、意見を伝える練習をする
本音を言うのが怖いと、「わかってほしいのに、言えない」「察してほしい」という気持ちが強くなってしまいます。
でも、察してもらう関係性は長く続きません。
だからこそ、少しずつでも「自分の気持ちを言葉にする練習」をしていきましょう。
はじめは小さなこと・プラスの感情からで大丈夫です。
「お皿洗っておいてくれたの!?ありがとう!」
「このレストラン、落ち着けて好き」
そこからだんだんマイナスの感情(怒りや悲しみ)、主張もきちんと言葉にして伝えてみましょう。
「グラスの水滴はちゃんと拭いてほしいな」
「そんな風に言われるの、私イヤだ」
伝え方を相手が受け取りやすいようにしていけば、その主張が関係性を壊すことはありません。むしろ、あなたの意見の主張で関係性が悪くなるような男性とはさっさと別れましょう。
私も結婚当初は本音を話すことに対してまだ恐怖感があり「グラスの水滴拭いて欲しいニャン🐱((震え声」決死の覚悟でふざけたフリで主張していました。これは夫が怖いのではなく、昔からの経験の積み重ねで「私が我慢すればいいこと」をやって!と主張することがめちゃくちゃ怖いのです。そんな私の恐怖心を夫はつゆ知らず「あ、ごめ~ん」とそれからきちんと拭くようにしてくれました。
このようにコツコツと成功体験を積み重ねていくことで、少しずつ心は回復し、本音を伝える事に対する恐怖感もやわらいでいきます。
そして、この繰り返しが、自己表現の自信につながっていきます。
婚活スタート時から完璧にこれができる必要はありません。婚活ではたくさんの人と出会い、交流します。その中で自分の気持ちを伝える練習をしていきましょう。場数と経験に勝るものはありません。
婚活では、完璧な受け答えは必要ありません。「等身大の気持ちを素直に話せる人」が信頼され、選ばれていきます。
おわりに
“あなたの本音”を愛してくれる人と出会うために
結婚は、自分を取り繕う場ではありません。弱さも涙も受け止め合える関係こそが、長く穏やかに続いていくパートナーシップです。
「婚活がうまくいかない」
「自分の気持ちがうまく言えない」
「涙が出てしまう自分を責めてしまう」
そんな方こそ、花咲マリッジにご相談ください。
ここでは、あなたの“本音”を責めることも、否定することもありません。時間をかけて、少しずつ「本音を言っても大丈夫なんだ」という経験を積んでいきましょう。
静岡市で最も「会員と話す時間」を大切にしている結婚相談所として、あなたのペースに寄り添いながら、理想のパートナー探しをサポートします。
気になる方は、ぜひ無料カウンセリングをご利用ください🌸
あなたとお話しできる日を、心より楽しみにしています。