聞き上手になれる3つの方法 ~上手な会話の具体例付き~
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婚活中の皆さん、こんにちは!T&H(太郎と花子)結婚相談所の夫カウンセラーです。
「お見合いで何を話したらいいのかわからない」「いつも自分の話ばかりしてしまう」「会話が続かず、沈黙が気まずい」といったお悩みはありませんか?
実は、会話上手な人というのは、必ずしも話が面白い人だけではありません。それ以上に、相手に「また話したいな」と思わせる「聞き上手」な人が圧倒的に多いのです。
私自身も婚活カウンセラーとして、多くの方の面談に立ち会ってきましたが、話すことよりも聞くことの方がはるかに大切だと痛感しています。
以前の私は、初対面の人と話す時、場を盛り上げようと必死に面白い話をしたり、笑いを取ろうと冗談を言ったりすることがよくありました。その時は自分としては「うまく話せた!」と満足するのですが、後で振り返ると、相手がどんな人か、どんなことを考えているのか、ほとんど何も聞けていないことに気づくことが多々ありました。
この経験から、無理に場を盛り上げる必要はない、むしろ、相手の話に耳を傾けることで、自然と会話が弾むのだと学びました。
今回は、皆さんを「聞き上手」へと導くための3つの方法を具体的にお伝えします。
積極的な姿勢と好奇心
批判しない受容的な態度
適切なフィードバックと共感
この3つを実践すれば、きっとお見合いやデートでの会話がもっと楽しく、有意義な時間になるはずです。それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
1. 積極的な姿勢と好奇心
相手への興味が「聞く姿勢」をつくる
「聞き上手」になるための最初のステップは、相手への積極的な好奇心を持つことです。好奇心は、自然と「もっと知りたい」という気持ちを生み出し、それが相手の話に真剣に耳を傾ける姿勢につながります。
「この人はどんな仕事をしているんだろう?」「休日は何をして過ごすんだろう?」「どんな考え方を持っているんだろう?」といった素朴な疑問を持つことが大切です。
これは決して、相手を詮索するということではありません。相手の人間性や価値観を知ろうとする純粋な興味です。
婚活での実践例:すぐにできる3つのこと
① 質問は具体的に、そして「なぜ?」を意識する
たとえば、相手が「休日は趣味のゴルフを楽しんでいます」と話したとします。
NGな質問:「へえ、そうなんですね。ゴルフっていいですよね」
これでは会話が広がりません。
OKな質問:「ゴルフ、すごいですね!いつから始められたんですか?」「お休みの日はいつもゴルフ場に行かれるんですか?」
具体的な質問をすることで、相手は答えやすくなります。
さらに良い質問:「ゴルフのどんなところが楽しいですか?」「ゴルフを始めてから、何か変わったことはありますか?」
相手の感情や考えに踏み込む質問をすることで、会話に深みが生まれます。
② 相手の話の「キーワード」を拾う
相手の話の中に隠されたキーワードを見つけ、そこからさらに質問を広げましょう。
例:相手が「最近、実家の犬が病気で...」と話した場合
キーワード:「犬」「実家」「病気」
質問例:「お犬さん飼ってらっしゃるんですね!何という犬種ですか?」「小さい頃から犬が好きだったんですか?」
このように、相手が大切にしているであろう「犬」というキーワードから話を広げることで、「この人は私の話をよく聞いてくれている」と感じてもらえます。
③ 話すスピードや声のトーンを合わせる
ミラーリングという心理学のテクニックです。相手がゆっくり話すタイプなら、自分もゆっくりと。相手が少し早口なら、それに合わせて少しだけスピードを上げます。声のトーンも同様です。無意識のうちに相手と波長が合い、「話しやすい人」という印象を与えることができます。
2. 批判しない受容的な態度
「正しいか間違いか」ではなく「そうなんだ」という気持ちで聞く
人は誰でも、自分の話を受け入れてもらいたいという欲求を持っています。逆に、自分の考えを否定されたり、批判されたりすると、途端に心を開かなくなってしまいます。
「聞き上手」になるためには、相手の考えや価値観を「批判しない」という受容的な態度が不可欠です。
たとえ自分の価値観と違っても、「それは違う」とジャッジするのではなく、「ああ、そういう考え方もあるんだな」とまずは受け入れる姿勢をもちましょう。これは、相手の意見に全面的に賛成するということではありません。あくまで、一度は「そういう考え方がある」と認めるということです。
婚活での実践例:すぐにできる3つのこと
① 否定的な言葉を使わない
「でも」「いや」「それは違うんじゃないですか?」といった否定的な接続詞や言葉は極力避けましょう。
NG例:「でも、その仕事って大変じゃないですか?」
OK例:「そのお仕事、とてもやりがいがありそうですね!」
相手の仕事の大変さを心配する気持ちだとしても、否定的な言葉は相手を不快にさせる可能性があります。ポジティブな言葉に言い換える工夫をしましょう。
② 相手の言葉を言い換える
相手の話を、自分の言葉で要約して返すことで、「あなたの話を理解しようとしていますよ」というメッセージを伝えることができます。
例:相手が「仕事が忙しくて、なかなか友達と会えないんです」と話した場合
言い換え:「お仕事が本当に大変なんですね。お友達と過ごす時間がなかなか取れないと、少し寂しいですよね」
相手の感情を汲み取りながら言い換えることで、より深い共感が生まれます。
③ 笑顔と相槌は「リアクション」の基本
無理に面白い話をしようとしなくても、笑顔と相槌だけで会話は十分に盛り上がります。
「うんうん」「そうなんですね」「へえ、すごいですね!」といった相槌を適度に入れるだけで、相手は「自分の話を聞いてくれている」と安心感を覚えます。
この時、ただ頷くだけでなく、少し体を前に傾けたり、相手の目を見て笑顔で聞くなど、非言語的なサインも重要です。これは、あなたが相手の話に夢中になっていることを伝える強力なメッセージになります。
3. 適切なフィードバックと共感
感情を共有することが「心の距離」を縮める
「聞き上手」の最終段階は、相手の感情に共感し、適切なフィードバックを返すことです。
これは、ただ相槌を打つだけでなく、相手の言葉の背景にある感情を理解し、「あなたの気持ち、わかります」というメッセージを伝えることです。
人は、自分の感情を理解してくれる相手に、深い安心感と信頼感を覚えます。これが、お互いの心の距離をぐっと縮めることにつながります。
婚活での実践例:すぐにできる3つのこと
① 相手の感情に寄り添う
相手が「最近仕事で大きなプロジェクトを任されて、プレッシャーを感じていました」と話した場合。
NGな返し:「それは大変ですね」
事実を述べているだけなので、共感は生まれません。
OKな返し:「大きなプロジェクト、プレッシャーも大きかったでしょうね。でも、きっとそれだけ期待されている証拠ですね」
相手の感情に寄り添いつつ、ポジティブな側面も伝えています。
さらに良い返し:「プレッシャーを感じながらも、きっと一生懸命頑張ったんでしょうね。〇〇さんの努力が報われるといいなと心から思います」
相手の努力を認め、応援する気持ちを伝えることで、より深い共感が生まれます。
② 自分の体験を短く話す
相手の話に共感を示すために、自分の経験談を付け加えるのは効果的です。ただし、あくまで「短く」話すことがポイントです。
NG例:「私も昔、同じような経験があって...(自分の話が延々と続く)」
これは「自分の話がしたいだけ」になってしまい、相手は話す機会を失ってしまいます。
OK例:「私も以前、同じようなプレッシャーを感じたことがありました。そういう時って、すごく不安になりますよね」
短く自分の経験を共有することで、「私も同じ気持ちになったことがあるよ」と伝えることができ、相手は「この人は私の気持ちをわかってくれる」と感じます。
③ 話の最後に感謝を伝える
お見合いやデートの最後に、「今日は〇〇さんのお話をたくさん聞けて、とても楽しかったです。ありがとうございました」と伝えることで、相手は「自分の話に興味を持ってくれたんだ」と嬉しくなり、満足感を得ることができます。
これは、相手が「話したい」と思える空間をあなたが作ってくれたことへの感謝を伝えることでもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「聞き上手」になるための3つの方法をまとめます。
積極的な姿勢と好奇心:相手への純粋な興味が、真剣に聞く姿勢を生み出す。
批判しない受容的な態度:相手の考えを一度受け入れることで、安心感を与える。
適切なフィードバックと共感:相手の感情に寄り添い、心の距離を縮める。
これらは、特別な才能や話術が必要なことではありません。今日から誰でもすぐに始められる、小さな意識の積み重ねです。
無理に面白い話をしようとせず、まずは目の前の相手の話に耳を傾けてみてください。あなたの真剣な「聞く姿勢」と優しい「リアクション」は、きっと相手に伝わり、「この人とまた話したいな」と思ってもらえるはずです。
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