【「人と比べる婚活」から抜け出す方法とは?】
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40代・50代に強い東京、埼玉、全国対応のWith Owl(ウィズ・アウル)結婚相談所、婚活カウンセラーの羽角(はすみ)です。
婚活をしていると、どうしても気になるものがあります。
それは、他の人の「成功事例」や「数字(平均お見合い成立数・成婚率など)」です。
「同じくらいの年齢の人が、もう成婚している…」
「自分より条件が厳しそうなのに、あの人はすぐに交際に進んでいる…」
「自分はなぜこんなにもうまくいかないのだろう…」
こんな気持ちになったことはありませんか?
結婚相談所という同じフィールドで活動しているからこそ比較しやすい環境であることもあるのですが、実は、婚活で人と比べてしまうことはごく自然なことなのです。なぜなら、人間には「比較して自分の立ち位置を知ろうとする」心理も働くからなんです(これを社会的比較理論といいます)。
いつもお伝えしていることですが、40代・50代の婚活では、「時間的な焦り」「人生経験の差」「条件の多様さ」など、若い世代とはまた違った要素が絡み合い、ただでさえ難しくなりがちなのです。
だからこそ、他人の進み具合や成功事例に過敏になってしまうのも、ある意味で当然のことなのです。
でも、ここで一つ、「つい人と比べてしまう」という方にしっかりと認識してただきたいことがあります。それは 他人と比べている限り、「あなたの婚活」は前に進みにくくなるということなのです。
婚活は他人や社会との競争ではなく「ご縁」を見つけ、育む、ご自身の幸せのための活動です。人と比べることに意識を奪われてしまうと、本当に大事な「自分と向き合う視点・時間」を失ってしまいます。
① なぜ人と比べてしまうのか?──その心理の正体
● 「社会的比較」は人間の本能
人が他人と自分を比べるのは、決して弱さではなく、自然な心理反応です。
社会的比較理論によれば、人は自分の能力や状況を評価するために、他人と比較する傾向があると言われています。
・他人と比べることで「自分は今どの位置にいるのか」を知る
・「安心したい」という欲求を満たす
・「同じようにすればうまくいくのでは」という希望を抱く
最初にもお伝えしましたが、特に結婚相談所での婚活という同じフィールド内で“GOALが明確に見える活動”では、比較の意識が強くなりやすいのです。
● SNS時代が「比較心」に拍車をかける
現代は、情報があふれる時代です。普通に調べたいキーワードを検索欄に入力するだけで、婚活ノウハウ・成功体験・平均データなど、あらゆる情報が検索結果として表示され、多くのことを知ることができます。
さらにYouTubeやInstagramやといったSNSも発達し、多くの人が利用するようになっています。視聴者数や評価数などの影響で、「うまくいった部分」や「面白く見せられる部分」だけが切り取られたコンテンツも多く、まるで“他の人はみんな順調に婚活を進めている”かのような錯覚に陥りやすい環境でもあると思います。
特に40代・50代になると「今からでも間に合うのだろうか」という焦りが生まれやすく、比較のストレスが増幅しやすいのです。
② 成功事例や平均値を「参考」にするのはOK。でも「真似」はNG
● 平均値は“あなた”の未来を保証しない
婚活の世界では、「平均お見合い成立率」や「成婚までの平均期間」などの数字を目にする機会が多くあります。でもその数字、実はあくまで「統計的な平均値」でしかありません。
つまり、平均は“全体の傾向”を示すものであり、“あなたの婚活”を決めるものではないということなのです。婚活をされて、短期で成婚できた人、長期間がんばっても成婚できなかった人など、様々な進み方をされる中、単に「全体のデータの総和を、データの個数で割った値」が平均値と言われているものなのです。
結婚相談所での婚活では、お相手に求める条件・お相手から求められる条件・価値観・マインド・タイミングなどにより「お一人お一人の進み方」は全く違うということ、そして皆さんのGOALである成婚へのハードルの高さや難易度なども個々人により全く異なるということなのです。
つまり、平均値に自分を当てはめようとすること、囚われてしまうこと自体が、間違った婚活のスタートラインになってしまうことも多く、私はいつももったいないな、と感じています。
● 成功事例は「結果」ではなく「考え方」を参考に
婚活で成功した人の話を聞くと、「やっぱり〇〇をしたからうまくいったんだ」と思いがちです。でも実際には、その人と全く違うこと、お相手も違うため、同じ行動をしても同じ結果にはなりません。
「成功事例」は結果に注目するのではなく、ご自身と照らし合わせながら、婚活の「考え方」や「向き合い方」を参考していただくことがポイントになります。
👉 例:
・「落ち込んでも行動を止めなかった」
・「自分の価値観をきちんと整理していた」
・「お相手への敬意を忘れなかった」
こういった“姿勢”は、誰でも応用できると思います。
単に「同じことを真似をする」のではなく、「ご自身に足りないこと・これまでできていなかったことは何か?」そのような視点で、ご自身と婚活課題と向き合う参考にしていただくことが良いのではないでしょうか(#^.^#)
③ 40代・50代の婚活は「唯一無二」。比較できるものではない
● 人生経験・背景・価値観が大きく異なる世代
20代・30代の婚活では、ある程度「似たようなライフステージ」の人が多いですが、40代・50代の婚活は違います。
・仕事のキャリアや立場
・家族構成(独身/離婚経験/子どもの有無/親・兄弟との同別居など)
・住環境(賃貸・持ち家戸建て・持ち家マンション・実家など)
・生活スタイル、習慣
・経済状況
・健康やライフプラン
・価値観の成熟度 etc.・・・
40代・50代は年齢を重ね、様々な人生経験を歩んできたからこそ、お一人お一人の違いも大きくなっており、そもそも“他人と同じ土台で比べること”に意味がないのです。
・・・(まだまだ続きます)
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