質問攻めは「職務質問」。
- 恋愛テクニック
- 自分磨き
- 男性向け
会話は「連想ゲーム」で広げろ
「ご趣味は?」
「映画鑑賞です」
「へえ、そうなんですね。じゃあ、好きな食べ物は?」
「イタリアンです」
「なるほど。出身はどこですか?」
もしあなたのデート会話が、このようになっているなら要注意です。
これは会話(キャッチボール)ではなく、**一問一答の「面接」**です。
40代男性は、沈黙を埋めようとするあまり、次から次へと新しい質問を投げかけがちです。
しかし、これでは相手は「情報を吸い上げられている」と感じ、情緒的な繋がりが生まれません。
モテる男の会話は、横に広げるのではなく、**縦に掘り下げます**。
今日は、相手が勝手に喋り出したくなる「魔法の掘り下げ術」をお教えします。
---
## 1. 「なるほど」禁止令
相手の答えに対して、「なるほど」「へえ〜」だけで終わらせて、次の質問に行っていませんか?
この「受け流し」が、会話を殺しています。
### 感情にリアクションせよ
「映画が好きなんです」と言われたら、
×「へえ、そうなんだ。(次の質問へ)」
○「映画いいよね! 最近観て**感動したやつ**とかある?」
事実(映画が好き)ではなく、**感情(感動した、ワクワクした)**にフォーカスして質問を返してください。
女性は「事実」よりも「感情」を共有したい生き物です。
---
## 2. 「連想ゲーム」で話題を繋げ
話題がコロコロ変わる人は、落ち着きがない印象を与えます。
一つのキーワードから、連想ゲームのように話を広げていきましょう。
例えば「イタリアンが好き」と言われたら……
* **深掘り:**「パスタ派? それともピザ派?」
* **場所:**「どこのお店が美味しかった?」
* **体験:**「俺もイタリアン好きなんだけど、この前行った店がすごくてさ……」
「イタリアン」という一つのネタで、5分でも10分でも盛り上がる。
これが大人の会話力です。
次々と新しいネタを探す必要はありません。目の前のネタを骨までしゃぶり尽くすのです。
---
## 3. 「5W1H」より「Why(なぜ)」と「How(どうやって)」
「いつ(When)」「どこで(Where)」といった事実確認の質問は、事務的になりがちです。
相手の人柄を知るために有効なのは、**「なぜ(Why)」**と**「どうやって(How)」**です。
* 「なんでその仕事をしようと思ったの?」
* 「どうやってその趣味を見つけたの?」
この質問は、相手の**「価値観」**や**「人生のストーリー」**を引き出します。
自分の内面について聞かれると、人は「私に興味を持ってくれている」と嬉しくなり、饒舌になるものです。
---
## 4. 自分のカードを先に切れ
質問ばかりする男が嫌われるのは、「自分の情報は明かさずに、相手の情報だけ取ろうとする」からです。
これはズルいのです。
### 自己開示の法則
何かを聞く前に、まず自分の話を少しだけ挟みましょう。
「俺、休日はずっとNetflix見てるんだけどさ、〇〇ちゃんは休みの日は何してる?」
先に自分の「ちょっとダメな部分」や「プライベート」をさらけ出す(自己開示)。
そうすると、相手も「あ、この人には本音を話しても大丈夫だ」と安心し、ガードを下げてくれます。
---
## 5. 最後に:目指すは「お喋りな彼女」
デートの後、「俺ばっかり喋ってたな」と思ったら失敗です。
逆に、「俺、ほとんど相槌打ってただけだな」と思えたら大成功です。
最高の聞き手とは、**「気持ちよく相手を喋らせる演出家」**のこと。
質問は、相手を尋問するためのものではなく、相手の「話したいこと」を引き出すための呼び水です。
「へえ!」「それから?」「すごいね!」
この3つの相槌と、少しの掘り下げ質問があれば、彼女は笑顔で話し続けます。
さあ、尋問官のバッジを外して、彼女のストーリーの「一番の読者」になりましょう。