40代は「聞く力」で落とせ
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自慢と説教は禁止。
デートの後、「今日は俺、たくさん喋って盛り上げたな!」と満足感に浸っていませんか?
もしそうなら、赤信号です。そのデート、失敗している可能性が高いです。
40代男性がやりがちな会話の失敗。それは**「俺の武勇伝(過去の栄光)」**と**「ありがたいアドバイス(説教)」**の二重奏です。
あなたにとっては「アピール」や「親切」でも、女性にとっては「退屈な自慢話」と「上から目線のマウンティング」でしかありません。
モテる40代は、面白い話ができる人ではありません。
**「女性に気持ちよく喋らせることができる人」**です。
今日は、あなたの口をチャックし、相手の心を開く「聞き上手」の極意をお伝えします。
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## 1. 「アドバイス」は求められるまで封印せよ
女性が「最近、仕事で上司と合わなくて……」と愚痴をこぼした時。
あなたの脳内コンピューターは即座に解決策を弾き出し、こう言っていませんか?
「それはね、君の伝え方にも問題があるよ。会社というのは……」
**ストップ! 今すぐその言葉を飲み込んでください。**
女性の会話の目的は「解決」ではなく**「共感」**です。
彼女は答えが欲しいのではなく、「大変だったね」「頑張ってるね」と言ってほしいだけなのです。
40代の経験値からくる正論は、ここではただの「お説教」。
「そうか、大変だったんだね」と頷くだけで、あなたの株は爆上がりします。
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## 2. 「昔の俺」より「今の彼女」に興味を持て
「俺が若い頃は徹夜なんて当たり前でさ〜」「昔、〇〇というプロジェクトを任されて〜」
お酒が入るとつい出てしまう「昔の俺すごかった話」。
ハッキリ言います。**誰も興味がありません。**
過去の栄光にすがる姿は、現在に自信がない証拠に見えてしまいます。
話すべきは「過去の自分」ではなく、目の前にいる**「今の彼女」**についてです。
「休日は何をしてる時が一番楽しい?」「そのネイル、秋っぽくて素敵だね」
矢印を自分ではなく、相手に向ける。それが大人の余裕です。
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## 3. 魔の「さしすせそ」を使いこなせ
合コンなどでよく使われる「さしすせそ」ですが、これは40代男性こそマスターすべき最強の武器です。
ただし、魂を込めて使ってください。
* **さ:さすがですね!**(承認欲求を満たす)
* **し:知らなかった!**(相手の知識を立てる)
* **す:すごいですね!**(純粋な驚き)
* **せ:センスいいですね!**(感性を褒める)
* **そ:そうなんですか!**(深い関心を示す)
特に**「知らなかった!」**は効果絶大です。
年上の男性に何かを教えてあげるという状況は、女性にとって優越感と喜びになります。
何でも知っている顔をせず、あえて「へえ、教えて?」と聞ける懐の深さを持ちましょう。
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## 4. リアクションは「3割増し」で
40代男性は、普段の仕事モードの癖で、表情が硬くなりがちです。
真剣に聞いているつもりでも、相手からは「怒ってる?」「つまらない?」と不安がられます。
デート中は、**リアクションをいつもの3割増し**にしてください。
大きく頷く、声を上げて笑う、身を乗り出して聞く。
「あなたの話を楽しんでいますよ」というサインを全身で送るのです。
笑顔で聞いてくれる人の前では、誰だって口が滑らかになります。
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## 5. 最後に:最高の会話とは「相手が主役」になること
あなたが目指すべきは、お笑い芸人のようなトーク力ではありません。
**「敏腕インタビュアー」**です。
相手が話しやすい雰囲気を作り、質問を投げかけ、気持ちよく話してもらう。
デートが終わった時、女性に「私ばっかり喋っちゃった! でも楽しかった!」と言わせたら、あなたの完全勝利です。
「沈黙が怖い」と焦る必要はありません。
静かに微笑んで、相手の言葉を待つ。
その「間」さえも楽しめるのが、40代の大人の魅力なのです。
さあ、次のデートでは、自分の話は2割、相手の話が8割。
聞き役に徹して、彼女の笑顔を引き出しましょう。