「恋に必要なのは“期待”より信頼」

「なんでわかってくれへんのやろ…」

「こっちはこんなに頑張ってるのに…」

恋愛をすると、どうしても相手に期待してまう。

「きっとこうしてくれるはず」

「察してくれるはず」

「愛してくれるはず」

でもな、――

この“期待”ってやつ、実は恋愛を壊してしまう原因になることがあるんや。

期待して、叶わなかったとき、

人は悲しんだり、怒ったり、冷めたりする。

それが積み重なると、関係がギクシャクしてくる。

ほんまは、相手が悪いわけちゃうのに、

勝手に描いた理想に合わへんだけで「この人とは合わへん」って決めつけてまう。

そこで大事になってくるんが――

“信頼”やねん。

信頼っていうのは、

「この人なら、少しずつでも分かり合える」

「自分の気持ちをちゃんと受け止めてくれる」

って、**“相手の心を信じる姿勢”**や。

40代からの恋愛は、若い頃みたいにテンポよくいくことばかりやない。

だからこそ、相手を信じて、

不器用な部分も含めて受け入れることが何より大切。

完璧な人間なんておらん。

でも、信頼し合える関係は、何よりも強い。

それがあれば、たとえ喧嘩しても修復できる。

沈黙が続いても、安心していられる。

未来の話も、自然にできるようになる。

期待は、自分の理想を押し付けること。

信頼は、相手の心を信じて待つこと。

本当に愛されたいなら、期待より“信頼”を育てていこう。

その先にある恋は、穏やかで、あたたかくて、

あなたの心をやさしく包んでくれるで。