【価値観で築く結婚 第2回】仕事熱心と家庭のバランス

「仕事を頑張る姿」は、安心？それとも…

「仕事に打ち込む姿がかっこよかった」

「家族のために頑張ってくれる人だと思った」

そんなふうに、仕事への姿勢に惹かれて結婚を決めたという声は少なくありません。

責任感や努力する姿は、信頼や安心感につながる大切な要素です。

でも、時が経つにつれて――

「仕事ばかりで、私との時間がない」

「いつも忙しそうで、話しかけるのも遠慮してしまう」

そんなふうに感じるようになることもあります。

同じ「仕事熱心」という特徴が、時にすれ違いのきっかけになることもあるのです。

大切なのは「働き方」より「向き合い方」

ここで大切なのは、仕事そのものではなく、

「仕事と家庭をどう両立したいか」という価値観です。

ある人にとっては、多少忙しくても「家族のために頑張ってくれている」と思えるかもしれません。

一方で、「一緒に過ごす時間が少ないのはつらい」と感じる人もいます。

どちらが正しいということではなく、お互いの考え方を理解し合えるかどうかが、関係を築くうえでの鍵になります。

「理想の働き方」を語り合える関係へ

婚活では、年収や職業といった「条件」に目が向きがちですが、

それ以上に大切なのは、「どんな働き方を理想とするか」を自然に話し合える関係です。

「忙しい時期は支え合おう」

「一緒に過ごす時間をどう確保するか考えよう」

そんなふうに、未来の暮らしを一緒に描ける相手と出会えたら、きっと安心して歩んでいけるはずです。

気づいた今が、動くとき。

あなたの人生を、誰かと共に歩み始める、その一歩を踏み出す時です。