【価値観で築く結婚 第1回】惹かれた理由がすれ違いに
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「好きになった理由」が、すれ違いのきっかけになることも
「優しいところに惹かれた」
「仕事に真剣な姿が頼もしかった」
「家族を大切にする姿に安心した」
結婚を考えるとき、多くの人が相手の「良いところ」に心を動かされます。
けれど、ふと耳を傾けてみると――
その「良いところ」が、いつの間にかすれ違いの原因になっていたという声も少なくありません。
「優しすぎて頼りないと感じるようになった」
「仕事ばかりで、私との時間が減ってしまった」
「親に気を遣いすぎて、自分たちのことが後回しに…」
同じ特徴でも、受け止め方が変わると、印象も大きく変わってしまうのです。
違いを生むのは「性格」ではなく「価値観」
こうした変化は、相手の性格が変わったからではありません。
変わったのは、「その特徴をどう受け止めるか」という価値観のほう。
たとえば、ある人にとっては「頼りがいのある行動」でも、
別の人には「押しつけがましい」と感じられることもあります。
つまり、婚活で本当に大切なのは、相手の性格や行動そのものではなく、
それをどう解釈し、どう受け止め合えるか――
価値観のすり合わせなのです。
「違い」を恐れず、「歩み寄り」を選ぶ
結婚は、相手を変えることではありません。
お互いの違いを知り、どう歩み寄っていくかを考えること。
そのためには、まず自分自身の価値観を見つめ直すことが、婚活のスタートラインになります。
「どんな人と合うのか」ではなく、
「どんな価値観を大切にしたいのか」
そこに気づくことが、未来のパートナーとの出会いにつながっていくのです。
気づいた今が、動くとき。
あなたの人生を、誰かと共に歩み始める、その一歩を踏み出す時です。